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カテゴリー「パン屋・ベーカリー」の13件の記事

2018年4月 5日 (木)

PICTO(見附市)

20180401 見附市は商店街の活性化策と創業支援策が充実しているのだろう。先週末、新町商店街に焼きたてパンとカフェの店 PICTO(ピクト) がオープンした。

 店のサインボード(写真)にはBoulangerie(ブーランジェリー)、Sandwicherie(サンドウィッチリー)と記されている。レジ脇に置かれたショップカードにはPatisserie(パティスリー)、Viennoiserie(ヴィエノワズリー)の文字もある。

 ブーランジェリーは「職人が小麦を選び、小麦粉をこね、パンを焼き、その場で売る店」のこと。フランスでは一種の称号にあたる。サンドウィッチリーというのは聞いたことがないが、おそらく「食材を選定し、アレンジし、その場で売る店」という意味なんだろう。店名の PICTO というのは Pictogram = 絵文字・視認記号の意味だろうか。

 寂れた商店街の“PICTO”になり、長い時間、市民と顧客に愛される店になるといい。

 PICTO(ピクト) 見附市新町1-17-25 ℡0258-86-8924 営業時間:8時~18時 定休日:水曜

2017年12月27日 (水)

米粉パン工房 じゃぱん(上越市)

20171219 「あるるんの杜」(上越市)のテナント「米粉パン工房 じゃぱん」に、オーダー制のコッペパン売り場「リ・コッペリア」がある。

 “パンの種類とクリームの種類の組み合わせで100通り以上のフレーバーを楽しむことができます”という店。コッペパンを3種類(玄米、ほうれん草、にんじん)の中から選んだうえで、ジャムやクリームを組み合わせる。200円。

 それにしても、この「あるるんの杜」。農産物加工品をベースとしつつも、洗練され、若々しく、瑞々しい印象を受ける店舗。運営母体はJAえちご上越。食糧県である今後の新潟県の農業のあり方や、農協、食糧・食料品産業の方向性をも提示している。コンセプトが時代やニーズにマッチしていて、おそらく都心などで営業しても成功すると思う。

   http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/02/post-92ab-1.html

 あるるんの杜 上越市大道福田621番地 TEL025-520-5515 営業時間:10時~19時(11月~3月は18時) 定休日:水曜

2017年11月16日 (木)

アトリエ ル・クール(村上市)

 鶴岡からの帰路、久しぶりに「アトリエ ル・クール」(村上市)に寄った。1年7ヶ月ぶりだった。

   http://kasa.air-nifty.com/blog/2016/10/post-c72a.html

 新潟県最北の都市・村上は歴史ある町で広大な面積を有するものの、人口規模は小さく、田舎町であることを否定できない。そんな小都市の休日、夕方。「アトリエ ル・クール」の店舗には来店客が絶えず、4段のショーケースに並んだケーキの数は、みるみるうちに少なくなっていった。

 多くのスイーツは、フォークやスプーンを挿し入れた瞬間から間もなく、感動は頂点に達し、その余韻に浸りながら徐々に甘美な喜びは低減していく。一方、ル・クールの特徴は、色彩豊かなキャンバス画のような美しさ、重厚で多層的な甘さ、抜かりのない演出、これらの要素によって最後のひと口まで感動が続く。

 新潟でスイーツ好きを自認するなら、ここのケーキを食べずに新潟スイーツを語る資格はない。

Img_20171103_165217  Img_20171104_193710_2

 アトリエ ル・クール 村上市山居町1-3-16-1 ℡0254-52-5529 定休日:月曜 営業時間:10時~19時

2017年9月 6日 (水)

ドルチェ小川(見附市)

Img_20170901_164727 日常的にケーキを食べるようになった現在とは違い、ケーキが家庭にあるのはクリスマスと誕生日くらいだった。

 山崎ベーカリー、ガトーベニヤ、そしてドルチェ小川。他にも大阪屋、ボンオーハシなどいくつかあったが、この3軒のケーキが定番だった。

 ドルチェ小川は新町のバス停近くにあった頃から、よく使っていた。何を食べても間違いないが、有名な「華クッキー」はちょっとした使い物、贈答品にぴったりで、しかも評判がいい。自分は仕事で異動になる度、新しい職場に必ず「ふっくらまんじゅう」を持参していた。三条、新潟、長岡、どこに持参しても、「美味しいですね」、「どこにあるお店ですか」と尋ねられ、話題になったものだった。手土産の評判は、多少、人物の評判にもつながることを知った。

 ドルチェ小川 見附市南本町2-9-33 定休日:水曜 営業時間:8:30~20:00

2017年4月14日 (金)

ダンファン(長岡市)

Dsc_0676 ようやく桜が開花したのに、天候のすぐれない日が続く。天気予報も雨や曇りが続いている。

 渡里町にある「ダンファン」は品のある街の洋菓子店。たいへん失礼ながら、この店を知ったのは最近になってから。大手通りに勤務していた頃、斜向かいにある金子屋本町店でよく昼飯を食べていたが、この店の存在に気づかなかった。

 テレビや雑誌等のメディアでこの店の物語が取り上げられたことから、イメージ先行で訪問した。ケーキやシュークリームは真摯に作られていて、実直に商売されていることを肌と味覚で感じる。「カスタードクリームに価値あり」とする伝聞に偽りはない。

 フランス菓子 ダンファン 長岡市渡里町2-1 営業時間:9時~19時 不定休

2017年4月10日 (月)

サフラン大形店(新潟市)

Dsc_0653 新潟市に行くと、必ず訪れるのが「石窯パン工房サフラン」。長岡から行くと、大形店は最も遠い場所になるが、バイパスに乗ったまま海老ヶ瀬ICまで向かい立ち寄ることもある。他の2つの店舗に比べてフロアやイートインスペースがゆったりとした造りになっている。

 20年前、駅南に住んでいた頃、東区のこの辺りは貯木場のイメージが強かった。市内のあちこちで進んだ宅地造成や都市化のスピードは、この周辺が最も速いように感じる。

 サフランの良さは、徹底して顧客志向であること。どの商売にも共通する当たり前のことかもしれないが、なかなかできることではない。

  大形店:東区大形本町2丁目(市立大形小学校近く)

  女池店:中央区女池6丁目(鳥屋野運動公園近く)

  青山店:西区青山1丁目(イオン新潟青山店近く)

2017年2月 2日 (木)

プレミアムトリプルチーズ(マルシャン)

Marcian_triplecheese_2 長岡の2月の風物詩は美松の39セールだが、マルシャンも工場売店でひっそりと感謝祭を開催するようだ。

 2017年2月3日(金)・4日(土) 9:00~16:00

 なかなか入手しづらい“プレミアムシリーズ”の「プレミアム・トリプルチーズ」(写真は同社HPから)や「プレミアム・アーモンドラテ」、「プレミアム・小倉マロン」、「プレミアム・ミルクレーズン&ホワイトチョコ」は感動的な美味しさ。

   http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/01/post-6d7a.html

2017年1月25日 (水)

ロンドレットバウム(長岡市)

 ロンドレットバウムがある千歳(せんざい)の防災公園付近(シビックコア※)は長岡市の中で変貌を遂げた地区のひとつ。宮原-千歳-南町-旭町と続く道は、1.5㎞程度で駅前につながる道であるにも関わらず、ほんの10年前までは消雪パイプもない閑散とした寂しい通りだった。

 開店当初、ロンドレットバウムは「バウムクーヘン専門店」のように顧客に浸透していたと思うが(もちろんそれがメインではあることに疑う余地がない)、ケーキのレベルも高く、小さな喫茶スペースもあり、ちょっとした高級感と品格を持っている。ショップカードや紙袋(写真)に記載があるとおり「オマージュ・ア・パリ(干場)」の姉妹店。

Dsc_0593 バウムクーヘンはいくつか種類があるが、全ての種類を食べたことはない。しかし、美味しさ・見た目・包装ともに間違いないため、最近は、土産や手土産にはここのバウムクーヘンかガトウ専科の「花火パイ」かに決めている。

 「シビックコア地区整備計画」に基づき、政府、行政、民間施設を都市計画に盛り込んで整備・形成された地域。整備計画が認可された都市を見ると、長岡市のほかでは、旭川市、鶴岡市、甲府市、高山市、浜松市、岡崎市など。一部県庁所在地を含むが、県内第2、第3の都市や県庁所在地と距離があり、地域の中核となっている都市名が並んでいる。

ロンドレットバウム 長岡市 千歳 3-2-3 防災公園向かい・英國屋並び

2017年1月11日 (水)

マルシャン工場売店(長岡市)

Dsc_0582 マルシャンは長岡市や近隣住民にとっては馴染みのパン・洋菓子店。

 30年以上前の話。高校入試を終えた後、おふくろにワガママを言った。「マルシャンのシュークリームを1箱(10個)丸ごと食べたい」と。

 おふくろがくれた硬貨を握りしめ、近所にあったマルシャンに買いに行った。テレビの高校入試解答速報を見ながら、全部たいらげた。マルシャンのシュークリームは生クリームとカスタードクリームが入った“ツイン・シュークリーム”が特徴。それは今も変わらない。

 前島にあるマルシャンの工場売店が金曜と土曜限定で営業している。シュークリームは売っていないが、市価よりも安くパンを売っていて、つい買いすぎてしまう。流行っているベーカリーのパンもいいが、マルシャンのパンが持っている安心感・安定感はなんだろう。

 マルシャン工場売店 長岡市上前島町36(長岡免許センターすぐ) 毎週金曜・土曜のみ営業 

 【追記】 毎年2月第1週末の「マルシャン大感謝祭」ではシュークリームが売られる。ブログ記事にアクセスが増えるので追記。

 2017年 2月4日(金) 5日(土) 9:00~16:00

 2018年 2月2日(金) 3日(土) 9:00~16:00

2017年1月 3日 (火)

ショップカード

Shopcard 若い頃、日記をつけていたことがあった。ブログは2008年7月まで、2年くらいやっていた。このブログは始めてから半年。

 日記は自分の内面と向き合い、心洗われる思いでつけていた。ブログは日記のようなものだが、インターネットに繋がっている以上、社会と繋がっている。「西向きの窓辺」というタイトルは気に入っていて、このタイトルには外気と内側の空気を入れ替えるようなイメージもある。

 趣味が多いわけではないが、パンが好きでパン屋やベーカリーのレジ脇に置いてある「ショップカード」は必ずもらってくる。新たな年を迎えたので、「パン屋・ベーカリー」のカテゴリーを追加した。月に2軒載せたら1年で24軒。手元のショップカードはそれ以上ありそうだ。