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カテゴリー「雑感」の235件の記事

2019年7月 4日 (木)

NHKから国民を守る党

 第25回参議院議員選挙が公示された。年金問題や憲法改定などが争点と言われている。今回の選挙には既成政党に交じって、オリーブの木・幸福実現党・労働の解放をめざす労働者党・NHKから国民を守る党など新興・極小政党の立候補者がいる。

 中でも「NHKから国民を守る党」(N国)には相当数の得票があるのではないか。潜在的に反NHK、非NHKの考えを持つ人々は少なくない。

 新潟選挙区にもN国からの立候補者がいる。その主張が潔(いさぎよ)い。「NHKの受信料制度等の改革以外に県民に訴える主張はありません」。

 NHKは技術的には簡単なスクランブル方式に移行し、CNNのようなオピニオンチャンネルとかクオリティチャンネルになればいい。NHKという報道機関が、権益や既得権の塊であることが、この時代には通用しない。

 N国を率いる立花氏は、現代においては「稀有なジャーナリスト」、同時に岩盤を掘削しブレイクスルーする「突破者」と評価している。護憲勢力に死票を入れるなら、N国の選択もいいと思っている。

2019年7月 3日 (水)

青空

 窓を開けたまま寝たせいか、多少、風邪気味。

 ひと月ほど前に録画したテレビの懐メロ番組を観た。尾崎豊やTHE BLUE HEARTSの歌に心を洗われる。

 受験勉強もせずに、彼らの音楽を聴いていた。その時間が、無駄ではなかったことに気づかされる。

 「青空」 THE BLUE HEARTS

  ブラウン管の向う側 カッコつけた騎兵隊がインディアンを撃ち倒した
  ピカピカに光った銃で 出来れば僕の憂うつを 撃ち倒してくれればよかったのに
  神様にワイロを贈り 天国へのパスポートをねだるなんて本気なのか?
  誠実さのかけらもなく 笑っている奴がいるよ 隠しているその手を見せてみろよ
  生まれた所や皮膚や目の色で いったいこの僕の何がわかるというのだろう
  運転手さんそのバスに 僕も乗っけてくれないか 行き先ならどこでもいい
  こんなはずじゃなかっただろ? 歴史が僕を問いつめる まぶしいほど青い空の真下で

 彼らは決して健全な優等生の音楽家ではなかった。平成、令和を生きる若者たちは、彼らのような良質なロック・ミュージックに触れているのだろうか?と心配になる。

2019年6月30日 (日)

時代の節目

 時代はゆっくりと、ゆっくりと入れ替わる。普段なにげない日常の中では時間が時計通りに経過する。

 時代はいつの間にか変わっている。時代は場面転換する舞台が、時の裏側に用意されていたかのように変わる。長い時間の中では、滴る水の一滴一滴が、石に穴を開ける。

 MLBで投打二刀流の日本人が活躍し、NBAのドラフトで日本人が指名を受けた。100㍍を10秒を切って走る日本人が2人いる。

 時代は変わったのだ。

 今日は「板門店」で「アメリカ大統領」が「北朝鮮労働党委員長」と「会談」した。また、日本がIWC(国際捕鯨委員会)を脱退した。

 時代の場面転換には時間を要するが、今日のように節目となる日が必ずある。滴る水が石に穴を開ける瞬間があるように。

 時代はゆっくり、しかし、確実に入れ替わる。

 それは同時に登場人物が入れ替わることであり、それまでの秩序が入れ替わることでもある。

 北朝鮮労働党委員長は、数十年の後、「平和の象徴」として生涯を終えるかもしれない。歴史の評価も変わるだろう。

 IWCからの脱退も、単に「クジラを捕獲する取り決め」から脱退しただけなのだろうか。得体は知れないが、「もっと大きな、もっと重要な何かから、この国が抜け出した」ことにならないか。

2019年5月 7日 (火)

ねじれた正義感

 あるテレビ局の昼のワイドショーで司会を務める人物は、幼少からの芸歴が長いせいか、損得勘定の計算に長けている。

 皇室の婚姻・婚約の問題。「婚約の延期」から1年以上が過ぎた。

 彼が司会を務める番組では「どうしたら別れさせられるか」という意図・視点で取材された映像が流される。

 「どうすれば二人は結ばれるか」、「二人の想いをかなえる方策は」という方向に議論は進まない。

 たいへん失礼な話ではあるが、女性皇族は婚姻によって皇室・皇籍を離れる。もちろん相応の税金が諸々使われるだろうが、1億円(国民一人当たり1円のご祝儀)と考えれば、目くじらをたてる額でもない。その額が、一人当たり2円、3円となってもいいではないか。

 いずれ一般人になるプリンセスが、一般人・民間人となる覚悟を持って選んだ青年を、四面楚歌に追い詰めて何が得なのか。

 自分には、ワイドショージャーナリズムが、ねじれた正義感のように思えてならない。

2019年2月23日 (土)

霞始めて靆く

20190221 福島江沿いに変わった街灯が立っている。多くの街灯は左奥や右下に見えるように蛍光色の街灯なのだが、数本はガス灯のような滲んだ光を灯す街灯が置かれている。滲んだ光は淡い影をつくる。

 この街灯は、ある日は点いているが、ある日は点いていない。だから、明かりが灯っていると、少し得をした気分になる。

 明かりの向こうにある景色は、少し霞みがかって見える。暦は「雨水」の次候、「霞始めて靆(たなび)く」。もう、街灯の明かりのせいだけではないのだ。

2019年1月21日 (月)

生命力

20190120 殺風景な部屋に生命力があるものを置きたいと考えたのは1年ほど前だった。

 花は手がかかり、鑑賞期限も短い。以前、サボテンを置いたことがあったが、“彼”の姿は半年間、何一つ変化せず、同居の意識がない。適当なものを探していると、「多肉植物」というのがブームになっていると知った。

 多肉植物…肉厚な茎や葉に水を蓄えることのできる植物。表面がクチクラ層という水の蒸発を防ぐ層で覆われている。また、水の消費が少ない特殊な光合成を行う。

 サボテンも多肉植物の一種であるらしい。アロエもそう。確かに触った感触はヒヤッとしていて、肉厚の葉はアロエに似ている。猛暑に見舞われた昨夏、多肉植物の名は見聞きするようになった。

 2020年の東京オリンピックは夏季開催(7月24日~8月9日)。屋外競技では暑さ対策が急務になっている。競技時間の繰り上げや夜間開催等が検討される中、遮熱性道路舗装などと並んで植物の活用がクローズアップされた。「マラソンコースに多肉植物を植え、街路樹を育て、緑の木陰を増やす」というものだ。

 写真は1年間、ほぼ放置していただけの多肉植物。購入した時は葉が3~4枚で、とても葉を増やすとは思えなかったのに、今では丈も質量も100倍に育った。

 この生命力と成長力であれば、1年半後のマラソンコースにも充分間に合うだろう。

2019年1月20日 (日)

AJCCの時期に

 競馬の「AJCC(アメリカジョッキークラブカップ)」は、毎年、大寒の頃に行われる。レースのテレビ中継は、必ずと言っていいほど晴天の中山競馬場を映し出す。「新潟は雪に埋もれて生活しているのに…」。この感情がAJCC観戦時のいつもの感想だった。しかし、今年は長岡の街に雪がない。

 この冬はこれまでのところ、記録的な少雪だ。強い冬型の低気圧が何度か来ているが、降雪量につながっていない。雪が降り始めても、わずかな時間で雪が止む。

 雪は豪雪でも少雪でも困る人がいることが悩ましい。雪が降ること、雪があることで生計を立てる人たちがいる。この冬は、妙高や魚沼など雪を要する産業がある地域には、一定量が降っており、少雪による悲鳴は聞こえてこない。

 テクノロジーが発達し、マーケットの分析や科学的な管理が可能になった。しかし、天気予報、降雪予報は数日前にしかわからないし、日常的に外れることも多い。降雪が予報から予知に進化すれば、地震予知と同等かそれ以上に、人々の暮らしに役立つのではないか思う。世界の人口の半分は降雪地、雪国に住んでいる。

2019年1月19日 (土)

非常と異常

 最近は「非常時のために備えること」が流行のようになっている。それは企業や組織だけではなく、個人にも要請されている。

 しかし、なかなか非常時というのは訪れない。非常時がないというのは、それはそれで幸福なことではあるが、来るか来ないかわからないこと、確率的に低いことに、過度に時間と労力、予算を費やすのは効率が悪い。

 一方で、「異常なこと」に対しては、時間も労力も予算もかけないのはなぜだろう。多くの日常、多くの正常に「異常なこと」が頻発しているのに、組織や企業、そして個人も、その対策を講じない。

 日常が異常、正常が異常であることに誰も気づかない。あるいは、気づいていても気づかぬフリをしている。堕落した組織では、その際の「演技」の稚拙が、出世を左右する。

 ひとつだけ例を記しておく。毎日の残業が3時間であれば、それは勤務時間が11時間ということだろう。そのことに1,500人が気づいていながら、それを正常とする風土から抜け出せないでいる。だからその組織では、人が死ぬ。

 死には3種類ある。「命を失う死」、「職業を失う死」、そして、「精神の死」。

 高いリスクを持つ金融商品を資産家でもない老人や庶民に売りつけて生き延びている者たちは、すでに「精神の死」を迎えている。

2019年1月18日 (金)

爽快なニュース

 ネット上に爽快な配信ニュースがあった。以下、引用。

 イムケ・ヴェーベンホルスト氏は女性として初めてドイツ男子サッカーリーグの上位5カテゴリで指導者になった。彼女はドイツ5部リーグ「ニーダーザクセン・オーバーリーガ」で最下位に沈むクロッペンブルクの指揮官に就任した。監督がロッカールームに入室する際、選手が服を着た状態かはっきりとさせるため声をかけるのか?とウェルト紙の記者が冗談めかして尋ねると、30歳の監督は、「もちろんしない。私はプロ。男性器の大きさで起用する選手を選んでいる」と皮肉を込めて答えた。同監督は「自分が他の女性にとっての先駆者と見なされたくない」という。チーム公式サイトで監督は「この話題は私を悩ませている。私は自分の性別ではなく、その指導力で評価されたい」と語った。「リーグに残留するために、われわれには12試合しか残されていない。難しい仕事になる」、「何人かの仲間は、私の新しい仕事について自ら進んで死ぬようなものだと評し、なぜこんなことをするのかと聞いてきた。しかし、他のクラブが必ずしも私を求めているわけではない」、「今ある唯一の恐れは、私が女性であるという事実によって降格が批判されることだ」。

 素晴らしい。監督が指導力と成績以外の何で評価されるというのだろう。記者はお粗末だったが、老いぼれジャーナリストの批判などせずに、この監督が監督として成功することを祈ろう。

2019年1月16日 (水)

蜜柑と林檎

 コタツの上のカゴに盛られたミカンは冬の日常風景だった。昔は冬になるとスーパーの折り込みちらしには「ミカン1箱××円」という広告が必ず載っていた。ミカンは箱で買うものだったが、最近はそんな広告を見かけなくなった。その代わり、越冬用のリンゴを備える家庭が増えた。

 ミカンもリンゴもなぜか冬の果物。どちらも好きだが、どちらかといえばミカンよりもリンゴが好きだ。ミカンは南の果物で、リンゴは北の果物。ただそれだけの理由だ。

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