追記・この新しい朝に
この歌を聴き、この場所にコメントを残す多くの良識ある方々と同じように、私の人生も浜田さんとともにありました。もう40年近く前、14歳の時に「愛の世代の前に」や「僕と彼女と週末に」などを聴いていました。
「愛の世代とは何なのか」、「約束の地とは何処か」、「一瞬の閃光とは何か」、そして、「なぜ数えきれないほどの魚が打ち上げられていたのか」。14歳の自分には重い宿題のように感じたものでした。
今の若者たちも、私たちと同じように、お気に入りの音楽を聴き、歌い、それに癒され、励まされているのでしょう。ですが、おそらく、浜田さんのような存在のアーティストには出会えていないのではないか。
パソコンもスマートフォンも、インターネットもCDさえもなかった。だけど、浜田省吾がいたことで、私たちは恵まれていたと思えるのです。
「この新しい朝に」を毎日聴いています。毎日口ずさんでいます。朝、歯磨きしながら。昼、パソコン打ちながら。車を運転しながら。夜、お風呂の中で。
長い坂道の向こうで自分が会いたいのは、浜田さんと浜田さんのライブで盛り上がる浜省ファンの姿です。