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2021年1月

2021年1月31日 (日)

言葉と刃物

 人間の社会は、長い間、暴力に支配されていた。現在、そこから解き放たれたと仮定して、そこから解放後の時間は、あまりにも短い。

 人間の歴史、人類のほとんどの時間は、暴力・武力によって支配されてきた。

 暴力が支配していた時代が、ついこの前まであった。それは暴力が肯定されていた時代。

 やがて、暴力が否定される時代になり、言葉が力を持つ時代へと変わった。その文明的な世界では、暴力は肯定されず、正当化もされない。暴力は何も解決しない。

 しかし、世界はどうか。依然として、紛争地では暴力と武力が人々を支配し続けている。力を持たないはずの、何も解決しない、意味がないはずの暴力が、そこでは意味を持っている。

 我々の国では「きれいごと」が通用しているに過ぎない。 

 言葉はどうか。ようやく社会では、パワハラ・セクハラ・モラハラと、多数のハラスメントが犯罪として認定されるようになった。力を持った言葉が、言葉の暴力という力を持った。言葉によって人は傷つき、死を選択する人もいる。

 人は武器を言葉に替えたはずだが、人は言葉を武器に変えた。

 さて、およそ民主的な方法で選出されたとは言い難い現在の首相に対し、国会で野党の女性議員が投げかけた言葉が「失礼だ」と批判・避難されている。首相自身も女性議員の言動に対し「失礼だ」と答弁した。

 今国会は与党議員の無責任な行動を問いただす場だった。議論が白熱し、論調がヒートアップすることは当然ではないか。

 なぜなら、その言葉は「異議申立ての言葉」だったからだ。

 異議申立ての言葉が、刃物のような鋭さや重さ、そして強さを持たなければ、何も変わらないのではないか。

 パワハラ・セクハラ・モラハラ等々、言葉は暴力だと認定されている。

 言葉は暴力であり、刃物だということに疑いの余地はない。言葉は紛れもない武器なのだ。

2021年1月26日 (火)

人が人にできるたったひとつのこと

 それは「とことんつきあうこと」、「ずっと寄り添うこと」。それだけと思う。

2021年1月23日 (土)

僕が僕であるために

 最近、テレビコマーシャルで尾崎豊の「僕が僕であるために」が流れている。少し、複雑な気持ちになる。

 彼が、尾崎豊がもし生きていたら、彼は自分の歌がテレビコマーシャルで歌われることに同意しただろうか。同意しないとも言い切れないし、同意するとも言い切れない。

 彼の歌の版権は家族が持っているだろうから、家族がそう判断したということになる。きっと、彼の歌を歌い継いでいくために、という思いで判断したのだと推測する。

 尾崎豊は「僕が僕であるために」は「勝ち続けなきゃならない」と歌った。

 彼の死から30年近くが経過した現在でも、彼の歌がテレビコマーシャル(つまり、スポンサーや消費者に)のニーズがあるということは、彼の歌が勝ち続け、歌い継がれていることを示している。

 たった26歳で逝った彼は、彼は彼のまま、つまり、僕は僕のままで在(あ)り続けている。

2021年1月 1日 (金)

2つの新銀行誕生

 2021年1月1日 新潟県に2つの新銀行が誕生した。

 ひとつは新潟市に本社を置き、地方銀行として最古の歴史を持つ第四銀行(だいしぎんこう)と、長岡市に本社を置き、県内2位の北越銀行(ほくえつぎんこう)が経営統合して誕生した第四北越銀行。

 既にFG(金融持株会社)として経営統合されているが、傘下銀行を統合して新銀行となった。

 ここからは事実誤認のおそれがあるが、「実質的に」もうひとつの新銀行が新潟県に誕生した。大光銀行(たいこうぎんこう)だ。

 大光銀行は統合した2つの地方銀行とは異なり、第二地銀だ。金融機関が乱立する新潟県には、新潟中央銀行という第二地銀もあった(つまり、地銀・第二地銀計4行が存在した)が、バブル期の過剰な不動産向け融資が不良債権化し、1999年に経営破綻した。

 形式的・実質的に第四北越銀行が誕生したことで、実質的に新たな大光銀行が誕生した。「対抗銀行」として。

 これまで同行は、県内3番目の銀行という立場が続いたが、役割や存在意義が大きく変化し、増大したといえる。

 圧倒的シェアを持つ地銀の対抗銀行として。長岡市に本社を置く地銀として。第四北越に弾かれた(あるいはそこから「名誉ある撤退」を選択した)中小・零細企業の受け皿として。

 天の邪鬼で判官びいきな自分は、大光銀行 ≒ 対抗銀行 を応援しない訳にはいかないと思っている。

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