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2018年12月 6日 (木)

競馬を愛する人々

 今年の有馬記念(12月23日)ファン投票の結果が発表された。ファン投票の得票上位10頭には有馬記念への優先出走権が与えられる。

 1位はレイデオロ(2017 ダービー、2018 天皇賞・秋)、2位はアーモンドアイ(2018 牝馬3冠馬、2018 ジャパンカップ)。これに続く3位にオジュウチョウサン(2016~2018 障害GⅠ5勝)が選出された。上位3頭だけが10万票を超え、得票数でオジュウチョウサンは3強を形成した。

 このようなことは競馬では度々起こる。

 オジュウチョウサン(父ステイゴールド)は障害競走の絶対王者。しかし、平地では1000万条件勝ちの実績しかない。彼は有馬記念の前日に行われる中山大障害(1着賞金6600万円)に出走すれば、勝つ確率が高い。少なくとも有馬記念を勝利する確率よりはかなり高い。それでも、彼のオーナーや厩舎は彼を有馬記念に出走させる。もちろん、競馬はギャンブルなので “胴元” = JRA の思惑もあるだろう。

 競馬を愛する人々の多くは「夢や浪漫を抱く人々」で構成されている。だからファン投票で票を投じる。実際に馬券を買う。出走頭数にもよるが、上位人気に推されても何ら不思議ではない。

 最近10年間の有馬記念でオジュウチョウサンの父、ステイゴールドの産駒は4勝している。彼は有馬記念が行われる中山競馬場で実施された障害GⅠを5連勝している。これらのことを競馬ファンは知っている。そして、「奇跡的な出来事が少なからず起こるのが競馬」だということを競馬ファンは知っている。そして、「ギャンブラーは自ら穴を掘り、その穴に落ちるような特性がある」ことも、競馬ファンは知っている。

 競馬を愛する人々はロマンチスト。憎めない、愛すべき人々。

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