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2018年12月14日 (金)

辺野古

 辺野古。なかなか「へのこ」とは読めなかったはずだが、今では大多数の日本人がこの地名を知っている。

 14日、在日アメリカ軍普天間飛行場を沖縄県名護市辺野古へ移設するため、政府が建設地となる海への土砂投入を開始した。

 安倍政権によって数々の生煮え案件が強権的に執行されることに、日本人は慣れてしまった。インターネットで多数の支持「いいね」を受けている代表的なコメントを抜粋・引用してみる。

 ①米軍基地は国民の要請で配置されているわけではない。敗戦により民主主義の防波堤になっているに過ぎない。それ故に沖縄が中国に侵略されていない。中国に乗っ取られたら、観光資源の海は汚染され、沖縄で商売できなくなる。沖縄の税金で建設されているわけではない。基地負担に対する補助金も国民の血税が投入されている。無駄にするわけにいくもんか。

 ②安倍氏の地元・山口県には岩国基地、菅氏の地元・神奈川県には横須賀基地や厚木基地がある。米軍基地の負担は何も沖縄だけが背負っている訳じゃない。沖縄だけが犠牲者ヅラしないで欲しい。

 ③沖縄の人達の気持ちは察します。鳩山政権時に希望を見せられ裏切られた形。責任が取れない国家運営する能力がない政党が政権を取ると問題を修復するのが大変です。

 ④自然破壊が反対の理由であれば那覇空港の新滑走路建設にも同様の熱量をもって反対すべきではないか。地政学的観点からも沖縄から基地を無くすことは不可能でしょう。沖縄の負担を軽減して分散することは必要でしょうけど。

 ⑤民意が反対ならば、国からの振興費を断ってからでないと違うように思います。反対だけど金をくれ?って矛盾を感じます。県民投票で賛成多数になったら知事はそれに従うのですか?

 ⑥沖縄県が国地方係争処理委員会の設置と審査の申出をしているようですが、設置要件に及ばない蓋然性が高い。時間と税の無駄使いをしているならば、国の特別補助金を受け入れ、県民の社会福祉・地域振興に行政の矛先を向けた方が沖縄県のためになるのではないのでしょうか。沖縄は地政学的に基地設置せざるを得ない現状に間違いはなく、沖縄の統治をするものがどこであれ安全保障において基地設置を免れることはない。

 これらのコメントは、いずれも「暴論」なのに、ネット記事閲覧者の大多数から支持を受けている。

 このように「沖縄」は何度も埋め立てられる。「沖縄」は戦場であり続ける。

 自国民の多数派が沖縄の味方ではないという現実。

 「辺野古」の地名は知っていても、辺野古が沖縄のどこなのか、指をさせる日本人は少ないだろう。

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