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2018年12月 4日 (火)

罪刑法定主義

 師走としては記録的な暖かさを記録した今日、お昼のワイドショーでは各局が「東名あおり事故」の裁判員裁判を取り上げていた。

 東名あおり事故 … 2017年6月、神奈川県の東名高速道路上で、あおり運転で停車させた車に大型トラックが追突。停車させられた車から降り、路上にいた夫婦を死なせたとして、26歳の男が危険運転致死傷罪などに問われている。

 ワイドショーの司会を務めるテレビタレントは被害者や遺族側に立ち、被告を厳罰に処すべきと世論を誘導している。世論もそちら側になびいている。

 「罪刑法定主義」 どのような行為が犯罪であるか、その犯罪に対してどのような刑が科せられるかは、あらかじめ法律によって定められることを要するとする原則。これには4つの派生原則 ① 慣習刑法の排除 ② 遡及処罰の禁止 ③ 絶対的不定期刑の禁止 ④ 類推解釈の禁止 がある。

 被告には厳罰を望む。しかし、それは「予め定められた法律の範囲内」で。

 感情で刑罰が決められる世の中は、恐ろしい世の中だ。

 被告は刑務所ではなく、実社会で罪を償うという道がある。そう考える理由は、被告にとってむしろその方が厳罰だと思うからだ。

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