2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
無料ブログはココログ

« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »

2018年11月

2018年11月30日 (金)

本の帯

 芸人には多才な才能に恵まれた人が多い。企画力、着想・発想力、構成力、演技力、体力、コミュニケーション能力…多くの才能を兼備していなければ、“売れっ子”になることは難しい。

 あるバラエティ番組で見た彼は、活躍の場をテレビや演芸場から、芸術分野やインターネットを活用したビジネスの分野などに拡げている。そういった活躍を続ける中で、彼が記した本が異例の売り上げを記録したという。

 彼の本の「帯」には、日本を代表する大物プロデューサー、IT企業の社長、有名な実業家や出版社社長等が推薦文を寄せている。彼には多少興味を持ったのだが、帯の面々を見聞きして、購入をとりやめた。

 多読家でない自分は、本選びには慎重になる。可能な限り、(読後感の悪い)失敗の数を少なくしたい。自分が好きな作家やジャンルだけを読むことや嫌いな物は避ける傾向は、もしかすると読書の本質から逸脱し、醍醐味を味わえないでいるのかもしれない。気分や大げさなにいえば、自分が置かれている境遇で、これまで手に取らなかった作家や分野の本を購入することがある。自分にも何度かそのように高揚した気分の時があった。しかし、そんな時に“挑戦”した本では、失敗した経験しかない。

 「帯の文などはオマケ。本や作者の本質は本の中にある」というのはその通りだろう。では、何故「帯」があり、その帯に超大物人物たちの名が並ぶのだろう。冒頭の帯に名のある人たちは、いずれも「壁を突破してきた人たち」という印象だ。既存の枠組みを乗り越え、新たな価値や新たな仕組みを創造した人たち。尊敬に値する。しかし、彼らは既に「権威的な領域に入ってきた人たち」でもある。

 彼はその臭いを嗅ぎ分けられていない。芸人の彼が自身の領域を拡大していく過程で、権威的な人々にサポートを受けていることが、1冊の本の帯に明示されているように思う。

 そのことは、残念ながら彼自身が突破者ではなく、彼らの「コンテンツ」であることの証だと思う。曲解だろうか。

 「一流ミュージシャンが奏でる“ファンファーレ”では“革命”は起きないだろう」というのが、自分の考えだ。

2018年11月29日 (木)

貞観堂(柏崎市)

 仕事で訪れた柏崎市高柳町(旧刈羽郡高柳町)。そこで何度かUターンを繰り返しているうちに、見事な庭園の前に出た。

201811261201811262

201811263

 貞観園は江戸時代中期に造園された京風庭園で、江戸幕府の庭師・九段仁右衛門、茶人・松村宗悦らが造園にかかわったとされる。中心となる貞観堂は築200年を超え、庭園に広がる苔が見事だという。

 当日は月曜で定休日。しかも今シーズンは明日で閉園となる模様。苔は庭園内にとどまらず、庭の前を流れる小川に架かる橋や石塀にも(写真)。

 柏崎市高柳町岡野町593 ℡0257-41-2100 開園期間・時間:6月1日~11月30日 9時~17時 定休日:月曜 入場料:大人500円 子・中学生250円 詳細はHP http://teikanen.jp/ 

2018年11月28日 (水)

七転び八起き

 昨日は高崎へ。わずか10日の間に2度目の高崎。縁あって「高崎だるま」にふれ合う機会を得た。製造現場はこの時期が最盛期。

201811271201811272

 以下は「群馬県達磨製造協同組合」HPから抜粋して引用

 高崎市豊岡・八幡地域を中心に、だるまづくりが始まったのは、今から200年以上も前のこと。群馬県(上州)は昔から、養蚕が盛んな地域。蚕(かいこ)は繭(まゆ)を作るまでに4回脱皮を繰り返す。その蚕が殻を割って出てくることを「起きる」といい、養蚕農家ではその言葉にかけて“七転び八起き”のだるまを守り神として奉り続けてきた。また、上州は紙を張る、色を塗るというだるま作りの行程で、上州名物の“からっ風”と乾いた空気が、だるま作りに適していた。高崎だるまは、職人の技と上州の風土が生み出した芸術作品といえる。

 良く見るとだるまの顔は「眉毛が鶴、鼻から口ヒゲは亀」を模している。だるまは転がしてもすぐに起き上がる「七転び八起き」。重心の安定は心の持ち方を示し、どんな困難にも対処できる落ち着いた心と忍耐力を表しているという。「だるまの文化」は大切にしたい心の文化でもある。

 高崎だるま市 平成31年1月1日・2日 10時~16時 高崎駅西口駅前通り

2018年11月27日 (火)

朔風

20181127 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

 朔(さく)は北の方角という意味で、朔風(さくふう)は北風のこと。木枯らしが吹き、木の葉を払う頃。

 この時期、街を歩いていると、木の葉だまり、落ち葉だまりになっている場所がある。地形や町の造り、家屋の並び、その季節の風向きなどで、どうしても落ち葉などが吹き溜まってしまう。収集車などで清掃している姿を見かけるが、とてもすべては手が回らない。

 あの落ち葉はどこへ行くのだろう。落ち葉の行方は北風の行方。

 入管難民法などの改正案が自民党、公明党、日本維新の会などの賛成多数で可決され、衆議院を通過した。入管難民法の改正は産業界の人手不足に対応するため、外国人労働者の受入拡大を推し進めるもの。単純労働者の受入、実質的に「永住」に道を開く等、日本社会の一大転換点となる重要法案だ。

 あまりにも拙速な議論。日程ありきの審議。産業界への賃上げ要請とバーター取引であることは容易に想像できる。

 野党もメディアも、朔風に吹き飛ばされてしまった。

2018年11月26日 (月)

歴史的な名馬

20181125 アーモンドアイ(父ロードカナロア)は夏の新潟競馬場でデビューしている。アーモンドアイの戦績は6戦5勝だが、唯一の敗戦がそのデビュー戦だった。先行した馬を捕らえきれなかった。

 3歳牝馬の彼女は昨日のジャパンカップ(GⅠ東京競馬場 芝2,400㍍)を日本レコード 2分20秒6 で駆け抜けた(世界レコードという報道もある)。

 2017年8月6日の6レース(芝1,400㍍)でデビューした彼女について、自分のブログでは一言も触れていない。

   http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/08/2017-f55a.html

 2010年8月14日に同じ新潟競馬場でオルフェーヴル(父ステイゴールド)がデビュー戦に勝利した日、競馬サイトに「未来のダービー馬を目指せ」と投稿し、後に彼が“新潟デビュー馬の3冠馬”となったことを誇らしく思ったことがあった。今回のアーモンドアイに関しては、彼女に失礼なことをしたと思っている。

 このブログでは競馬のことを記すことが多いが、自分が新潟競馬場デビュー馬や初勝利馬の“新潟馬券”を買うこと、応援していることも記している。同じ日の別のレースでデビューしたロックディスタウンやタイムフライヤーを応援して来たのに、この面でも彼女には悪いことをしたと思う。

 ジャパンカップの勝利と記録は歴史的な1勝。レイデオロ(父キングカメハメハ)が勝った天皇賞を今年のベストレースと記したが、ジャパンカップはそれを上回る衝撃的なレース。これで彼女の戦績は7戦6勝になった。来年は凱旋門賞挑戦だろうか。彼女は世界的な名牝から、歴史的名馬への道を歩き出した。

 しかし、牝馬である彼女は既に競走馬としての折り返し点は過ぎたと言っていい。これからも能力・走力・体力はまだまだ伸長しても、彼女の勇姿を見られるのは多くてもあと5戦というところだろう。あと1年だ。

 2019年は“新潟デビューの世界最強牝馬”、いや、“世界最強馬は新潟デビュー”という夢に酔いしれたい。

2018年11月25日 (日)

ぶらり途中下車のラーメン

 テレビ新潟(TeNY)で毎週日曜11時40分から放送されている「新潟一番サンデープラス」。この番組で定期的に特集・放送されるシリーズ「ぶらり途中下車のラーメン」を楽しみにしている。

 県内のローカル線を丹念に巡り(本当に乗車しているかは不明)、土地土地(駅々)のラーメン店を紹介していく。これまで信越本線編や弥彦線編が放送され、今日は飯山線の3回目だった。

 ラーメンの紹介は各地のミニコミ紙や雑誌、ラーメンを特集した本やクーポン券が付属しているもの等、様々ある。しかし、ラーメンの温度、店や店主の雰囲気などの情報は映像でなければなかなか伝わらない。

 番組で取り上げられる店、ラーメンは誰もが知っているような有名店ばかりではない。家族経営の零細店舗、地道な料理人、“ラーメン職人”たちの姿などが映され、ラーメンを取り上げているようで、実は「人」を描き出している。

 全てのラーメンには、土地の食文化があり、食べてもらうためのアイデアがあり、作り手の歴史と想いがある。少々大げさだが、このシリーズを見ていると食欲よりも幸福感を感じる。

    番組のHP https://www.teny.co.jp/1ban/

2018年11月24日 (土)

ネットリテラシー

 インターネット上にはあることないことが話題に上り、フェイクニュースの類も絶えない。冷静さを欠いたヒステリックな書き込みのほとんどは、自らは姿を現さず、その言葉は闇から放たれる。

 しかし、そんな過剰な意見にも、同意を意味する数万の「いいね」がカウントされている。その数は同意しない数の100倍だ。もちろん、すべての書き込みやコメントに100倍差がつくわけではない。逆に常に拮抗するわけではない。

 生まれた時からパソコンがあり、インターネットに触れ、物心ついた時からスマートフォンがあり、インターネットを利用した買い物、ゲーム、コミニュケーション・ツールに馴染んだ世代が社会を構成している。

 「ネットリテラシー」は「インターネット・リテラシー」の省略で和製英語。リテラシー(literacy)は読み書きの能力のこと。昔(大昔?)は、“読み・書き・そろばん”がリテラシーだったとすれば、これに外国語とパソコン、そしてネットリテラシーが加わったものが現代の“読み・書き・そろばん”という時代だろう。

 しかし、日常生活でインターネットを何気なく使っているだけでは、それらを会得していくのは難しい。つまり、家庭では難しいだろう。その能力の不足は、思わぬ形で、自らを被害者や加害者にすることがある。社会が、大人達が“悪いお手本”になってはいけない。

2018年11月23日 (金)

偶合か

 企業のガバナンスやコンプライアンスが問われる事件へと発展した日産自動車の外国人会長による巨額の報酬隠蔽事件。

 数ある報道の中で、ある“指摘”に唸らざるを得なかった。

 日本航空、オリンパス、カネボウ、東芝、スルガ銀行、そして日産自動車

 これら過去に粉飾決算等による事件を起こしたことがある企業が、同一の監査法人を使っているという指摘。

 当該監査法人は、「4大監査法人」の中で、上場企業のうち最も多くのクライアントを有しているというから、確率的にそうなることはやむを得ないのだが…。

2018年11月22日 (木)

新井総合公園(妙高市)

201811213201811214

 昨日から続く。「道の駅あらい」からわずか1㌔ほどの場所に「新井総合公園」がある。以下、HPから引用。

 「ナイター照明付きの野球場、テニスコート4面(ハードコート)のほか、全天候型ウレタン舗装の日本陸連公認の4種陸上競技場(400㍍・9レーン)、陸上競技場外周には、ローラースキーコースが舗装されており、屋外球技場(全天候型人工芝グラウンド)とスポーツ施設が充実しています」

 仕事の休憩に駐車場を利用しただけ。とても立派な施設で驚いた。平日の昼のせいか、利用者は散歩している老人が数人。存分に若者に使って欲しいが、その若者がいない。

 全国の野球場や陸上競技場、テニスコートなどは、将来どうなるんだろうかと、心配になってしまった。

 新井総合公園 妙高市錦町2丁目2091 管理棟℡0255-73-7500

2018年11月21日 (水)

道の駅 あらい(妙高市)

201811212「道の駅あらい」(以下、「あらい」)は少なくとも新潟県内の道の駅で商業的に最も成功した施設。

 国道18号と上信越自動車道新井スマートICが接する立地、新井PAからも徒歩で利用できる利便性など、この施設が大成功に至る下地としてあった。

 観光地や地方自治体は、目的地となることを望み、通過点となることを良しとしたがらない。もちろんこの施設は目的地としての役割も担っているし、充分にその責任を果たしているが、自分のようなよそ者から見ると、「通過点に徹していること」が最大の成功要因だと思う。

 「あらい」は国道18号は北信と呼ばれる長野県北部と、新潟県西部の上越を繋ぐ、中間に位置する。また、長野県や中部各県から北陸へ抜ける、あるいはその逆でも、「あらい」は中間に位置している。

 「あらい」に立地する飲食店や物販・土産物屋等のバランスも良い。日本酒があり、日本海の海鮮があり、農産品が溢れている。飲食店では寿司店があり、上越を代表するラーメン店がある。もちろん蕎麦処もある。この種の施設にありがちな地域の情報発信施設もあるにはあるが、完全に脇役。脇役に徹している。

 国道18号線を挟んだ東側で大規模な造成工事が進んでいる。「あらい」の施設拡大となるようだ。当然だろう。

 道の駅あらい 妙高市大字猪野山58-1 ℡0255-70-1021 営業時間・定休日は施設により異なる

2018年11月20日 (火)

コストカッターの末路

 2012年頃、仕事で武蔵村山市を訪れる機会があった。西武拝島線・武蔵砂川駅から2㌔ほど離れたところにある企業に向かう途中に、広大な空き地が広がっていることに驚いた。「日産の村山工場の跡地ですよ。今は宗教法人が所有しています」。タクシーの運転手がそう教えてくれた。

 ルノー(フランス)、日産自動車、三菱自動車工業の会長で、ルノー・日産・三菱アライアンスの最高経営責任者 カルロス・ゴーン氏(64)が有価証券報告書虚偽記載等の容疑で逮捕された。偽った報酬は巨額で、かつ、その手法が悪質だったとされている。他にも企業を私物化していたことによる複数の容疑がかけられている。

 彼の登場は衝撃的だった。業績不振に陥った日産自動車を再建するため、フランス・ルノー社から送り込まれた彼は、「日産リバイバルプラン」という再建計画を策定し、実行した。冒頭の村山工場は、その計画の中で閉鎖された。

 リバイバルプランは成功した。日産は世界各国で人員を削減し、下請け企業を半減させる等、購買コストを圧縮。2兆円以上あった有利子負債をわずか4年で完済した。結果、彼は「カリスマ経営者」となり、同時に「コストカッター」という異名がついた。

 事件の発覚には内部告発があったとされる。また、捜査には日産の社員が協力し、司法取引制度が適用されたという。例えそうであっても、日本を代表する世界的企業で、不正が「素通り」したことに寒気を覚える。

 彼は21世紀初頭を代表する歴史的経営者だった。が、既に過去形だ。彼には税金が「コスト」だったのだろう。

 もうひとつ。彼の後を追った「ミニ・コストカッター」たちは、この機会に“切られる側の人々”に思いを馳せるべきだ。コストカッターは他者を切ることで、自らの報酬を上げる。ほとんどのコストカッターたちは、自らの身を削らない。

2018年11月19日 (月)

高崎市

 20181118昨日は所用で高崎市へ。

 群馬県は「海なし県」だが、海があるから良いということはない。海の近くに住めば、その「ありがたみ」よりも、その不便性に気づく。海の近くでは行動半径が内陸の半分になる。

 内陸県の気候は少し気になるところはあるが、とても住み良い街のように思えた。

 雪が降らない。関東各地が日帰り圏内。そして、新潟にも近い。

2018年11月18日 (日)

千載一遇

 今週はロシアとの領土返還交渉がニュースになった。日本は北方領土の返還交渉で「四島一括返還」を標榜してきた。「標」はしるし。「榜」は立て看板。町の中でも唐突にそのスローガンを目にしてきた。山は動くだろうか。

 先週末、帰宅する路上で意気揚々と歩く人に会った。旧知の人だったので、名刺交換とわずかな時間、立ち話をした。1分に満たない立ち話の間、自分はほぼ一方的に喋り続けた。その理由はいくつかあるが、そうした最大の理由は、彼の話を聞きたくないからだった。名刺を見て、彼は滅多にない業務に携わっていることを知った。

 千載一遇という言葉は「千年に一度しかめぐりあえないほどまれな機会」という意味。1000年を生きる人はいないから、この言葉を使うときは「一生に一度、生涯に一度の稀な機会」ということになる。  

 彼が携わる仕事は「地域と共に」というもの。相当に使い古されている。「地域の企業、地域による、地域のための」…聞いていて嘘臭く、真実味に欠ける。日本において「地域」は衰退する。少なくとも中期的には。 

 企業に必要なのは経営者と実務家だ。しかし、起業に必要なのは夢想家と思想家ではないか。

 利益を最大する施策や究極の合理化・効率化施策はこれからでも間に合うし、第一、これまでも散々検討されてきたことだ。

 新たな企業文化、企業風土・風習、組織内の価値観…これらを構築する千載一遇の機会を得ていることに、彼や彼らは気づいているだろうか。

2018年11月17日 (土)

金盞香/インディアンサマー

 天候が安定せず、崩れがちな10月と比べて、新潟の11月は穏やかに晴れる日が多い。

 11月17日 七十二候の「金盞香」(きんせんかさく)は立冬の末候。しかし、キンセンカは寒さを感じさせない。金盞は金盞花(キンセンカ ≒ マリーゴールド)とは違い、水仙のことを指す。水仙は冬の花。

 晩秋から初冬にかけて、穏やかで暖かい日が続くことを「小春日和」という。また、欧米圏でも「インディアンサマー」という。日本では春に、(語源となった)北米では夏に例えた違いはあるが、穏やかな日が続く。

 浜田省吾の「MIND SCREEN」(1979年)に「インディアン・サマー」という曲がある。このレコードは様々な理由・経緯から複数の女性作詞家が起用されている。この曲もその中の1曲。

 詞の世界は確かに言葉選びなどに多少の違和感がある「かもしれない」。だがそれは、様々な理由や経緯を知ってから感じたこと。貸しレコード屋の「えるぴい」で借りて聴いていた頃から、その違和感を感じていたかといえば、自信がない。

 詞は「真夏の恋の想い出を、波が押し寄せる渚で回想する」曲。

 しかし、彼のメロディで、彼が歌うことで、「その恋がたったひとつの夏ではなく、最も熱く恋をした人生の夏だったこと」も想起させる。

2018年11月16日 (金)

長岡市場食堂(長岡市)

20181110 「長岡市場食堂」は長岡市新産の長岡中央水産㈱の駐車場内にある食堂。

 食券方式。土曜日は混雑。昼時間を避けた方が無難。写真は「まぐろ盛り合わせ定食」(1,100円)。「寺泊まで行かなくてもいいな」となる。メニューは日替わり、焼き魚、煮魚、フライ、おでん…。運営会社や出入り業者の食堂としても機能している模様。「鶏の唐揚げ定食」が気になった。次回はそれを。

 長岡市場食堂 長岡市新産1-1-3 ℡0258-46-8905 営業時間:9時~15時 定休日:日曜・祝日・市場休業日

2018年11月15日 (木)

駄々っ子

 2週間前に光回線の引き込み工事が完了した後から、インターネットが不調になった。

 原因を特定するための電話で4名、故障対応で1名の担当者とやりとりした。幸いなことにすべての人が真摯な対応をしてくれた。

 技術的なこと以外に気になったことがひとつだけあった。それは担当者の多くがある特殊な表現を用いたことだ。

 その表現は「悪さをしているから」、「悪さをしていたから」というもの。恐らく、「不具合は見当たらないが、機器の相性やマッチング不良が原因で」というようなニュアンスで使っていたのだと思う。

 パソコンの中、ルーターの中、あるいは光回線の中、または、建物内の配電室に、“いたずらっ子”か“駄々っ子”が潜んでいるのが原因のようだった。

2018年11月14日 (水)

強行軍

20181114 今日は強行軍だった。1日の走行距離は300㌔、うち8割が一般道。

 長岡市から南魚沼市。次の目的地は妙高高原。カーナビは高速道に乗り、長岡JCTを経由したルートを示したが、一般道ルートを選択。

 十日町市へは「上沼道」(上越魚沼地域振興快速道路)、津南町→飯山市→斑尾高原→妙高高原というルート。

 高原の紅葉は最盛期を超えていた。途中、小雨に降られたが、妙高市に入る頃には快晴になった(写真)。

2018年11月13日 (火)

帰宅

 夕暮れの空は先月までの力強いオレンジ色から、色が抜けたような浅い黄色に変わっている。

 郊外へ延びるなだらかな坂道の先から、薄暮の空と同じ色をした車のヘッドライトが、雫のように滴り落ちてくる。

 東の空から上る朝陽が人々を吸い上げ、西の空に沈む夕陽が人々を解放する。

2018年11月12日 (月)

カレーブーム

201811091 今月初め、カレーチェーンとして事業拡大を続ける㈱ゴーゴーカレーグループが、後継者不在に悩むカレーの名店を募集し、その味を未来へつなげる「承継公募サービス」を開始すると発表した。

 このサービスが一般的なM&Aと異なるのは承継した店の味を守るということ。若い経営者だけあって、アイデアと柔軟性に長け、地域の食文化としての店と味を成長戦略に取り込んでいる。

 市内に「ゴーゴーカレー長岡東スタジアム」が出店したのは夏だった。以前ブログに記した「インド料理ニサン」がアクロスプラザにも出店した。蔵王橋の西側にある「ナンハウス長岡店」はイオンのフードコートに「インドキッチンナン カレーハウス」、駅前に「ナンカレーハウス駅前店」をオープンさせた。

 「オーシャンテラス」をカレー店に分類するのは微妙だが、カレーメニューは充実している。大島の「バンヤン」は本格的カレー店。なんといっても老舗は「ナカタ」ということになる。また、大手通の一角にできた「Lemy」は持ち帰りカレーと、市内のカレー店はバラエティ豊か。

 気がつけばカレーブームだ。写真は「Lemy」。各掲載店の情報は省略。

2018年11月11日 (日)

立花登青春手控え3 1

 “ 人を知らずして医はその技を揮(ふる)えず 心を知らずしてその道を歩めず ”

 NHKBSプレミアムで「立花登青春手控え3」の放送が始まった(毎週金曜 20時)。2016年(8回)、2017年(8回)に続く、シリーズ最終作(7回)とされている。

 藤沢周平氏の「獄医 立花登手控え」を原作とする時代劇。

 「立花登は小伝馬町にある牢獄で医者として経験を積む。牢屋に出入りする人間たちに関わる事件や人情に触れ、持ち前の正義感と柔術の力で事件を解決していく。過去2つのシリーズでは人として目ざましく成長する登の姿が描かれた。最後のシリーズでは、登の将来に関わる新たな出来事が巻き起こる。医者としての仕事、従妹・ちえとの恋、そして事件。登が颯爽と活躍する姿を描く青春時代劇の最終章」(番組HPを抜粋引用・加筆)

 立花登を演じているのは溝端淳平。清廉なイメージは立花登を演じるに相応しい。見事なキャスティング。

2018年11月10日 (土)

搾取され続ける地方

 2回ともトップニュースにならなかったのはなぜなのか。

 11月1日 柏崎刈羽原子力発電所内で火災が発生した。火災は「非常用の電気ケーブル」だった。

 11月8日 1日に発生した柏崎刈羽原発地下通路内の非常用電気ケーブル火災で、東京電力からの通報を受けた消防は、およそ2時間にわたって誤った地点で火元を探していた。つまり、消火活動に着手できていなかったということ。

 いずれのニュースも報道各社はトップニュースとしては扱わなかった。なぜなのか。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/09/post-33cf.html

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/03/2017311.html

 原子力発電という制御できないシステムに対する不信感は1㍉も拭えていない。それにも増して東京電力という胡散臭い集団に対する不信感は、もはや北朝鮮に対するものの比ではない。そして、それを報道するメディアも、スポンサーに忖度しているのだろう。「ほぼ敵」と考えていい。

 原子力発電が安全ならば、東京湾を埋め立てて造ったらいい。

 地方は東京に搾取され続ける。地方で生まれ育った若者を、地方でコツコツと貯蓄されて来た老人の金を、そして、安全を。

2018年11月 9日 (金)

越後富士

 妙高山(2,454㍍)が美しい山であることに異論の余地はない。ただ、別名“越後富士”だというのは、新潟県民でも知る人は少数なのでは…?。

201811081201811082

2018年11月 8日 (木)

シャンパンファイト

 先週、プロ野球日本シリーズが終わった。野球に興味がないので、ブログで記す機会もない。

 日本シリーズは近年、リーグのチャンピオン(ペナントレースの勝者)同士が闘うのではなく、クライマックスシリーズを制したチームが闘うことになった。今年もパ・リーグ2位のチームがシリーズを制した。対戦成績はセ・リーグの35勝、パ・リーグの34勝となり、最近10年に限るとセ・リーグの2勝、パ・リーグの8勝。ペナントレース中に行われるリーグ交流戦の対戦成績が同じ傾向を示すとおり、チーム力はパ・リーグ上位が顕著になっている。

 理由はいくつか考えられるが、個人的には経営層の質、特に親会社の業種が大きな要因であるように思う。

 【球団経営する親会社の業種】

  セ・リーグ 新聞社(2球団) 鉄道 飲料 自動車(実質) IT(ソフト開発)

  パ・リーグ IT(2球団) 鉄道 食品(2球団) 金融

 これ以上は深く掘り下げない。今日、記そうと思ったことは「ビールかけ」のこと。「ビールがもったいない」とか野暮なことを言いたいのではない。半年に及ぶ長いペナントレースの勝者にはビールかけくらい許されていい。世界中の多くのスポーツで“シャンパン・ファイト”の類が慣習的に行われているように、勝者の特権を奪うつもりもない。

 しかし、それを見せられる方には、多少の嫌悪感が残るのは事実だろう。「ビールかけ」を見せて欲しくない、見たくない人が一定数存在する。なぜなら、「ビールかけは見苦しい」からだ。

 ①メディア取材のあるビールかけは日本シリーズ優勝球団に限定する。 ②ペナントシリーズやクライマックスシリーズの勝者、その他の場面で行うことは構わないが、その場合は「球団内でのみ行うこととし、メディア開放は行わない」としたらどうだろう。

2018年11月 7日 (水)

切り札 vs ジョーカー

 トランプ大統領のトランプ(Trump)という名を奇妙に感じるのは日本人だけのようだ。日本でトランプといえば、スペード・ダイヤ・クラブ・ハートのマークがついたカードゲームのことを指す。しかし、英語でトランプは playing cards と言うそうだ。 Trump は「切り札」という意味で、勝利や征服を意味する triumph が語源だという。

 アメリカの中間選挙が投開票された。上院は共和党が多数派を維持し、下院は民主党が多数派を奪還した。今後の世界情勢について、早速、アナリストらの分析が始まっている。トランプ大統領は、自分が先鋭的とか急進的であってこそトランプであることを理解している。彼が穏健派に転じることはない。多数派であれば更に自身のやり方を推し進め、少数派であればより過激に振る舞うだけだろう。

 アメリカの社会が微妙に民主党を勝たせたことは、アメリカの底力だと思う。一方に傾斜し、雪崩を起こすことがない。それでも世界の潮流は右傾化であり、自国第一主義だ。

 “Trump”が切り札ならば、“トランプ”ではジョーカー(Joker)、つまり道化師がゲームを逆転する。

 次の世代に道化師が現れるとすれば、彼は年寄りではないだろう。45歳前後の若き道化師(リーダー)が出現すれば、30歳年上の老経営者(プレジデント)はひとたまりもないはずだ。

2018年11月 6日 (火)

亀よさらば

 亀は長寿の代表格のような動物。これには「細胞の代謝が遅い」という生物学的な裏付けがある。亀は「浦島太郎」の伝説や昔話で、主人公を竜宮城に連れて行く。「鶴は千年、亀は万年」のことわざでは、長寿の象徴として扱われ、吉兆の意味を持つ。一方、「のろま」の象徴として扱われ、いくつか亀を用いた侮蔑表現がある。

 人は時に、長寿に肖(あやか)りたいと亀を崇(あが)めてきた。人は時に、のろまな亀を馬鹿にしてきた。

 亀は長寿ゆえ、のろまだからゆえに、常に人の隣にいたのだと思う。

 亀は亀として生きる。亀以上でも、亀以下でもなく。

2018年11月 5日 (月)

螺旋状の循環 2

  27年前、国際文化論の授業では「外国人労働者をどう受け入れるか?」を議論した。労働市場の開放は、一定数の日本人労働者の職業を奪うことが想定された。しかし、その議論も含めて、大きな問題にや社会的な課題には発展しなかった。バブルの後始末に負われた日本の人手不足は、やがて“人余り”となったからだ。

 しかし、今回は経済や景気の波が解決しはしないだろう。少子高齢化の日本では慢性的な人手不足が続くからだ。出入国管理法の改正案を同じ産業界でも温度差があるように感じる。デフレ業種といわれるチェーン展開業種や新業態・新店舗の出店を積極的に進めたい業種、そして、建設業の深夜労働、ホテル業の客室清掃、交代制のシフトを組む製造業などは外国人労働者に頼らざるを得ない現状がある。これまでの「外国人技能実習生」の制度が黒に近いグレーだったことは、自分も目の当たりにしてきた。改正案では受入れ拡大業種として14分野が検討され、これに含まれないコンビニエンスストア業界は追加を希望しているという。一方、労働組合は「進め方が拙速」と懸念を示している。

 「クズネッツの波」が15年~20年で起こるとすれば、バブルの後遺症に悩まされた時間をプラス10年した現在。「コンドラチェフの波」として48年~60年で起こるとすれば、IOT、AIの大規模な技術革新でマイナス10年した現在が景気循環の節目に当たっているように思う。

 時間が経過し、時代が変わり、歴史が繰り返されている。それはまるで螺旋状に。

 但し、その螺旋が「上向き」なのか、「下向き」なのかの判断は“微妙”と言わざるを得ない。

2018年11月 4日 (日)

螺旋状の循環 1

 景気循環には「キチンの波」、「ジュグラーの波」、「クズネッツの波」、「コンドラチェフの波」がある(とされている)。「キチンの波」は在庫投資による40ヶ月の周期、「ジュグラーの波」は設備投資による7年~10年の周期、「クズネッツの波」は建設投資による15年~20年の周期、「コンドラチェフの波」は技術革新による48年から60年の周期とされる。

 11月2日 出入国管理法の改正案が閣議決定。外国人労働者の受け入れ拡大に向け、新しい在留資格を創設する。政府は新制度を来年4月にスタートさせる考え。これに対し野党は「事実上の移民政策だ」として反対する姿勢。制度改革が議論される背景には深刻化する人手不足がある。

 現在の状況が27年前と瓜二つ。そっくりだ。

 27年前。大学4年の秋。就職活動を終えた自分は人生で最も自由な時間を満喫していた。経済上のバブルは崩壊していたが、バブルの余熱は世の中を覆い、蔓延していた。

 アルバイト先の配送センターでは外国人留学生と並んで働いた。全てのアルバイトの中で、最も長く勤務していた“古株”は中国人留学生だった。中東からの留学生は体臭がキツく、それを察知した部門長は、彼に別の仕事を与えた。そのアルバイト先は早朝を除き、ほぼ24時間稼働しているようだった。同じ仕事をいくつかの時間帯で別々の人間が担当していた。夕方、迎えのマイクロバスが最寄り駅に着くと、バスからは勤務を終えたパートの女性たちが降りて来た。その仕事を昼は女性パート、夜間は自分たちのような学生や留学生、そして深夜は外国人労働者が担っていた。

 そんなアルバイト明けの授業に「国際文化論」という時間があった。所属していたゼミでは常に違和感を感じ、居心地が悪かったが、その授業の時間では、大学という存在、大学生という環境に感謝することがあった。担当は専門知識を有する若い講師だった。自由な議論、アカデミックな時間。そこでの議論に結論はなかった。多数派が存在しないのだ。 <続く>

2018年11月 3日 (土)

イタリア食堂 amico (長岡市栃尾)

201811031201811032

201811033201811034

 イタリア食堂amico(アミコ) 地域に愛される名店。隣席は70代の夫婦。斜向かいも70代の夫婦。窓際の席では3世代の親子が食事会をしていた。

 イタリア食堂 amico 長岡市栃尾大町2-5 ℡0258-52-1323 定休日:水曜・第2木曜 営業時間:11時半~21時半(L.O) 昼休憩14時半~17時半

2018年11月 2日 (金)

公共放送(仮)

 最近、にわかに「4K」・「8K」という言葉を見聞きするようになった。4K・8Kは現行の映像規格を超える超高画質映像のこと。現在の4倍から16倍の画素数により、立体感・臨場感ある映像を体感できるようになるという。

 NHKはこの4K・8Kをスーパーハイビジョンと称し、今年12月1日からNHK4K、NHK8Kの放送を開始する。現在の放送が4K・8K規格の映像に変わるわけではない。4K・8K規格の「チャンネル」が増える。

 前回の東京オリンピック時にカラーテレビが国民生活の中に大きく浸透したように、今回の東京オリンピックがこれらの普及に“活用”される。

 NHKの年間受信料は24,770円(最も安価なプラン)。この費用を捻出するために、時給800円の人は31時間働かなければならない。31時間働くということは、1日8時間で4日間を要する。一方でNHK職員の平均給与は1,500万円を超えるという報道もある。

 次世代超高画質映像の開発や放送にかかる設備の費用はこれらの“血税”ならぬ“血受信料”から拠出されている。非正規雇用で年収120万の貧困家庭も、年収1,500万円のNHK職員も、年収1億円の富裕層も、同じ負担を強いられるのが受信料。民間事業者では当たり前になっている放送のスクランブル化は着手される気配がない。

 市民感覚や国民感情、そして生活者の目線を持たない「公共放送(仮)」。超高画質映像がどれほど立体感や臨場感を写し出そうと、「公共放送(仮)」の実態は不透明で、その内実は独自の財源を持った単なる「放送省」だろう。省益、既得権益の塊(かたまり)でしかない。

2018年11月 1日 (木)

近くて遠い心

201811013 2017年8月 韓国の文大統領が日本の植民地時代の「徴用工問題」について、「個人請求権が存続する」との見解を示した。文氏は弁護士時代に元徴用工の人々の支援を続けた人物。

 2018年10月 韓国最高裁は第二次大戦中の日本で強制労働させられたとする元徴用工の訴えを認め、日韓の戦後補償問題で初めて日本企業に対する賠償命令を下した。

 日本と韓国は1965年に日韓請求権協定を締結。韓国は当時の国家予算の2倍に当たる5億ドルの経済協力金を日本から受け取っている。また、韓国政府は1998年までに日本から贈与無償資金協力を200億円以上、技術協力を900億円以上受け取り、政府貸与支出総額は3,601億円に上るという記録もある。

 この感情は、痛みであり、傷みであり、悼みでもある。それは限りなく悲しみに近く、哀れみに似て、諦めの寸前。

 韓国は隣国。それでも「近くて遠い国」だと感じる。その理由は、心の距離が遙か彼方にあるからだろう。

« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »