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2018年10月30日 (火)

「光」という名のもとに

 もう15年近く前、「ADSL」、「ブロードバンド」と呼ばれるインターネット接続サービスが始まった頃、部内で真っ先に導入し、同僚から羨ましがられたことがあった。それ以来、新たな通信サービスには可能な限り対応してきた。それは羨ましがられる優越感からではなく、技術や機器の進歩、つまり、イノベーションを実感できるからだった。

 しかし、その後、フレッツ光の時代から、光コラボレーションの時代になり、ドコモ光を利用、と通信サービスの名称は変わっても、通信面の技術進化を感じることはなくなっていた。長い間、日々のインターネット利用で、不便さ・不快さを感じていた。

 集合住宅のフレッツ光の配線は「共同利用方式」の場合、①光配線方式 ②VDSL方式 ③LAN配線方式という3つの方式がある。誤解を恐れず言えば①の光配線方式以外は「なんちゃて光回線」だ。①光配線方式とは純粋に「光ファイバーを用いて」各戸まで接続する。一方、②VDSL方式は「電話配線を用いて」接続する。③LAN配線方式は構内の「LAN配線を用いて」接続する。

 ようやく光回線工事が完了した。通信環境は大きく改善した。特に大容量の動画をダウンロードするスピードが大幅に改善した。集合住宅の既存設備が「ひと昔前」だったことが、これまで不便さ・不快さを感じてきた最大の要因ではある。しかし、「光」という名のもとに「なんちゃって光」環境を甘受せざるを得なかったことは、通信会社にも責任の一端があるように思う。理由は簡単。「光回線」も「なんちゃって光」も、料金が変わらないからだ。

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