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2018年10月14日 (日)

ドン・キホーテ 4景

 ① 「ドン・キホーテ」(1605年・1615年)はスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説。「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」が冒険の旅に出かける物語。

 ② 1985年3月に発売された尾崎豊のセカンドアルバム「回帰線」。その2曲目に「Bow!」という曲が入っている。

  否が応でも社会に飲み込まれてしまうものさ 若さにまかせ挑んでくドンキホーテ達は 世の中のモラルをひとつ飲み込んだだけで ひとつ崩れひとつ崩れすべて壊れてしまうものなのさ

  あいつは言っていたねサラリーマンにはなりたかねえ 朝夕のラッシュアワー酒びたりの中年達 ちっぽけな金にしがみつきぶらさがってるだけじゃNO NO 救われないこれが俺達の明日ならば

  午後4時の工場のサイレンが鳴る心の中の狼が叫ぶよ 鉄を喰え飢えた狼よ死んでもブタには喰いつくな

  夢を語って過ごした夜が明けると逃げだせない渦が日の出と共にやってくる中卒・高卒・中退学歴がやけに目につく愛よりも夢よりも金で買える自由が欲しいのかい

  午後4時の工場のサイレンが鳴る心の中の狼が叫ぶよ 鉄を喰え飢えた狼よ死んでもブタには喰いつくな

 ③ 1990年頃、住んでいた街にディスカウントショップがあった。商品ラインナップはホームセンターとは違う。必要か必要でないかで区分すれば、必要のない物を多数陳列しているような店だった。新聞の折り込み広告も驚くほど簡素で、いくつかの目玉商品だけが掲載されたものだった。何度となく、その目玉商品だけを買いに出掛けたことがある。その店の名前は「ドンキホーテ」といった。

 ④ 10月11日 ディスカウントストアの「ドンキホーテホールディングス」(以下、ドンキホーテ)は、総合スーパー「ユニー」を子会社化すると発表した。ユニー、ファミリーマート、ドンキホーテをあわせた売上高は約4兆7千億円となり、イオン、セブン&アイに次ぐ国内3位の流通グループとなる。ドンキホーテの社長は「(ユニー系列店を)5年で100店舗をめどに業態転換する」とした。残る90店舗は「アピタ」などの店名を維持する。従業員の雇用は維持され、既存店閉鎖の予定はないとした。

 ①の時代から400年。日本では「ドンキホーテ」は大型小売店のことを指すようになった。②の時代、③の時代から30年~35年。ほとんど“がらくた”のようなものを売っていたドンキホーテは、凋落する長崎屋やユニーに代わって、小売業界の中心企業になった。

 30年は短いのか、長いのか。結果的には下剋上。物事を転換させていくのは人であり、時が物事を変えていくのではないが、「時の流れ」に抗(あらが)える人はいない。

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