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2018年9月14日 (金)

広報部員

 スポーツ界のパワハラ問題が後を絶たない。アメフト、ボクシング、合気道、体操、大学駅伝、ウェイトリフティング、高校バレー、アイスホッケー…。これらの報道では、当事者(加害者・被害者)、関係者に加え、評論家などが問題を解説する。

 ある競技ではスポーツ報道に携わってきた記者が、一方的な報道に釘を刺す場面があった。記者は(当該競技では)自身の取材経験が最も長く、深い知識を有していることを自負している。自信に満ちた表情で「問題の根が深い場所にあること」や「加害者とされる競技団体の上層部が、これまでどれだけの苦労をしてきたか」を説いてみせた。

 その話を聞いていると、彼ら、彼女らは、すでに専門家や識者ではあっても、記者やジャーナリストではないことがわかった。

 ジャーナリストが“問題の根っこ”を告発して来なかったから、こういう事態に陥っていることに、彼らは気づいていないのだろう。

 権力者に「食い込み過ぎた」ジャーナリストは、「権力者の代弁者」か「権力の広報部員」でしかない。

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