「半世紀」の「半生記」
「半生」は、文字どおり「一生の半分」の意味。ほかに「ある時まで送ってきた生涯」、「今までの人生」という意味もある。
「半生記」というのは後半の意味で、ほとんどの半生記は「生涯記」であり、「全生記」であり、つまるところ「人生記」だ。
藤沢周平氏(1927年-1997年 没年齢69歳)は1994年、67歳の時に「半生の記」を、松本清張氏(1909年-1992年 没年齢82歳)は1966年、55歳の時に同じく「半生の記」を出版している。
このブログは日々の雑感を書いている。しかし、日々の雑感の中には、物事の見方、捉え方といった価値観や人生観が混在する。
自分は50歳。つまりこのブログは「半世紀」の「半生記」のようなものだと、最近は思っている。
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