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2018年7月 6日 (金)

高給で最低な仕事

 ネットニュースから2つ

①国内29の銀行で投資信託を買った個人客の半分近くが、運用損失を出していることがわかった。運用成績は銀行ごとに大きな差異がみられ、各行の販売・運用姿勢や商品の品揃えが、顧客の資産形成に影響を及ぼした可能性がある。金融庁が主要行9行と地方銀行20行で投信を買った客の今年3月末と購入時の投信の評価額を比べた。手数料を引き、実質的な手取り額で試算すると、46%の顧客の運用損益がマイナスだった。(株価が上昇基調で)比較的損をしにくい環境のなかで、多くの人が損をしていたことになる。金融庁によると、平均で10%以上の運用益を出している銀行が6行あった一方で、平均の運用損益がマイナスだった銀行も1行あった。(朝日新聞デジタルから抜粋して引用)

 投資信託という金融商品は「顧客が資産運用する商品」としてあるのではない。「金融機関が収益を獲得する商品」としてある。

 心ある者、志ある者の微かな声が、少しずつ、僅かに、狡猾な経営者やニセ・エリートたちを追い詰めて行くはずだ。

②スルガ銀行のシェアハウス向け不正融資問題で、当時の役員が書類の改ざんを主導した疑いが明らかになった。当該役員は販売業者と協力して融資手続きを進めるよう支店に指示。支店長らに預金高や年収を水増しすることを促し、審査担当役員には改ざんを見逃すよう強く要求した。営業部門の幹部は融資に難色を示す審査担当者を恫喝していたという。(毎日新聞から抜粋して引用)

 根元的な融資とは「顧客(個人や企業等)の生活・産業・社会の質の向上や基盤整備のために資金が融通されること」。しかし、現在、多くの金融機関で融資とは「業績を評定するための重要な指数」に過ぎない。その数字を伸ばした者が出世し、伸ばせなかった者が脱落する。

 確かに元・役員は逸脱し、暴走した。だが、その罪悪は本人だけが負うものではないだろう。組織の風土や“やった者勝ち”のレールはいつから、誰が、どうやって敷かれてきたのか。また、従わざるをえなかった者たちの罪は免罪されるだろうか。自分はそうは思わない。

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