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2018年6月 2日 (土)

野茂と大谷

20180530 「凄い」という言葉は都合が良いので、ついつい使ってしまう。「素晴らしい」とか「良いですね」なども同じ。たいていの場合、「何が」、「どう」という部分が抜け落ちてしまう。

 「凄い」というのは「人の心に強く迫る感覚のこと」。迫力があること、威圧的であること、圧迫されること、抑圧的であること、気迫や殺気があること、衝撃的であることなど。

 大谷翔平選手がMLBデビューしておよそ2ヶ月が経った。自分自身の中では野茂英雄こそ唯一無二の日本人メジャーリーガーという思いが強い。全てを投げ出し、退路を断ってメジャーに挑戦した野茂と大谷は時代・世代、様々な環境の違いがあるが、どこか共通点があるように映る。

 「Shohei」と「show」を捩(もじ)った「Sho-time」(ショータイム)という造語はロサンゼルス・エンゼルスのスーパースター マイク・トラウト選手が作ったものと伝わっている。「お眼鏡にかなった」ということだろう。

 大谷選手の「何が」、「どう」、「凄い」のか。野球選手として具体的な技術の凄さはわからない。自分が彼から「強く迫る感覚」として受け取るものは、これまで長く続いてきた価値観をひっくり返したことだと思う。彼は「分業制が進化し、それこそが合理的だと考えてきたMLBの価値観」をひっくり返した。既成概念、固定概念を転覆させた。

 打つだけの人がいて、投げるだけの人がいた。しかし、彼はホームランを打ち、三振を取る。大谷の出現によって「打って投げること」 = 二刀流 が当たり前になる可能性すらある。ローテーションピッチャーの5人は、そのままチームの1番バッターから5番バッター。さすがにそれはゲームの世界だろうが、そんな妄想を抱かせる。

 野茂と大谷。何かが重なるのだが、具体的な表現に結びつかない。二人に共通するのは、ともに屈託のない無邪気な笑顔を見せることだ。

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