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2018年5月21日 (月)

権力と会食する芸人

20180513 日本を代表するお笑いコンビがいる。毎日のようにどこかのテレビに出演していて、ずつと長い間、帰宅すると彼らの笑いでストレスを発散するという日常が続いた。彼らの出演番組を録画して休日に見ることもあった。彼らが活躍し始めたのが、ちょうど自分が社会人になった頃と重なっていたから、もう四半世紀になる。

 テレビ越しの関係(つまり、ほとんど無関係)でしかないものの、1年ほど前から多少の違和感を感じ始め、彼らの出演番組を心待ちにすることがなくなった。現在ではひとつの番組を除いては自動録画の設定も解除してしまった。

 違和感を感じたのは、そのコンビの一人が「首相と会食した」と報じられ、そのことについて「食事代は割り勘した」(つまり「ごちそうになった訳ではない」)と発言したことがキッカケだ。彼は彼らから権力に寄って行ったのではなく、「向こうから誘われた」と話していた。

 権力側にすり寄られる権力になったという自覚が皆無。彼らはメディア操作の対象なのに。彼らのテレビを観ても笑えなくなってしまった。もちろん、笑えなくなった理由のほとんどは自分にある。彼らは成長し、肥大化し、今では権力側の人間になった。一方で、自分はこれからも歯車として働く。そんな僻(ひが)みや“やっかみ”が自分の心にあるのだろう。

 お笑いの本質は“権力的なもの(権威的あるいは「威張った奴」)への批判のこと”ではないのだろうか。

 時はモノを壊していく。時は人を壊す。

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