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2018年5月

2018年5月31日 (木)

夕景2つ

201805311201805312

 最近はケーキも夕方になると安くなる。5月の月末が終わったのでご褒美。

 夕立のような雨がザァ-ッと降った後、空気が澄んだ。

2018年5月30日 (水)

「帳消し」は難しい

20180529 通勤途上にあった植栽の花。一瞬、桔梗かと思ったが、違う。葉が7枚だったり8枚だったりする。葉の中央は鮮やかな紫で、星形の葉を縁取るように白くなっている。

 「帳消し」という言葉がある。元は経済や経理の用語と思われる。勘定が済んで帳面の金額を抹消すること、債務が消えることの意味。もうひとつ、「互いの損得をなくす」という意味がある。ある物事によって、それまでの損得の価値がなくなること。差し引いて(相殺されて)価値や意味がなくなること。

 スポーツの世界には帳消しがよくあった。「エラーを帳消しにするホームラン」などがいい例だ。企業においてもそれに似たことが許されてきたと思う。しかし、もうそれは古い悪習だろう。

 関東学生アメリカンフットボール連盟が悪質タックル問題の処分を発表した。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/05/post-4c95.html

 前監督と前コーチが選手に悪質なタックルを指示したと認定。前監督と前コーチを除名(事実上の永久追放)処分とした。選手は今シーズンの出場停止処分。チームは公式試合の資格剥奪処分が課された。

 前監督、前コーチによる悪質な反則指示があったことを認定した。前監督と前コーチは、昨年の大学選手権でチームを優勝に導き、これまでも名門を率いてきたアメフト界の功労者だ。

 この出来事を社会は他人事のように捉えている。今回の監督やコーチを擁護する気は毛頭ない。しかし、このような構図は、この社会には蔓延している。どれだけ目先の数字を作ることができても、部下や若者、人やその人格、そして何よりもルール違反を踏み台にした作られた数字は意味を持たない。

 現代では「帳消し」は難しい。未だ「帳消し」が横行する組織がある。その組織は衰退する組織だと断言できる。

2018年5月29日 (火)

亀の尾 再現の地(旧 和島村)

201805291201805292

 旧 和島村 県道69号沿いに、久須美酒蔵、住雲園、村の社(やしろ)然とした鹿嶋神社などがある。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/02/post-ea2c.html

2018年5月28日 (月)

2018年 オークス・ダービー 

20180527 週末は実家の泥上げとゴーヤ棚の設営、知事選の期日前投票、献血、飲料水の箱買い等々、雑用を済ませることができた。それもこれも日曜の15時前にはテレビの前でゆっくりしたかったから。2018年のオークスとダービーを振り返ってみる。

 5月20日 オークスはアーモンドアイ(父ロードカナロア)が桜花賞に続く勝利。新潟競馬場デビュー馬のオークス制覇はメジロドーベル以来、21年ぶり。馬券は人気馬の信頼性が高く、ヒモ荒れを狙った。欧州の重厚な長距離血統(母の父デインヒル)を持った11番人気の馬を組み合わせた3連複を買っていて、展開はほぼ狙いどおりになったが、結果は1着-3着-4着。

 アーモンドアイは昨年8月6日、ロックディスタウン、タイムフライヤーなどが出走した1800㍍の新馬戦(5R)の後、1400㍍の新馬戦(6R)でデビューした。フサイチパンドラの娘、ロードカナロアの初年度産駒ということで注目していたものの、減量騎手が乗る先行馬を捕らえることができなかった。当時の2着がこれまでで唯一の敗戦。牝馬2冠馬となった彼女は無事に出走さえできれば秋華賞の勝利は確実だろう。歴史に名を残す名牝のデビュー戦を目の前で観ながら、写真の1枚も残せていないのは残念。これは馬券が取れなかった以上に不覚であり失態だ。

 5月27日 ダービーはワグネリアン(父ディープインパクト)が勝利。福永騎手は19回目の騎乗でダービージョッキーになった。武豊騎手がスペシャルウィーク(父サンデーサイレンス)で初めてダービーを制した1998年(キングヘイロー)が初騎乗だった。今年のダービーは終わってみれば1着が皐月賞の1番人気馬、2着が皐月賞馬。それぞれディープインパクトとオルフェーヴルの仔。決して驚く結果ではないのに馬連7,950円は美味しい馬券。

 馬券はゴーフォザサミット(父ハーツクライ)を軸に“新潟競馬場デビュー馬”(12番人気、14番人気、15番人気)に流した。何十回もやられている悪魔の馬券だ。今年も返り討ちにあったわけだが、掲示板に載った5頭は5番人気→4番人気→16番人気→13番人気→2番人気。遠いようで近い馬券だった(と慰めたい)。しかも、軸馬は、こちらもダービー未勝利の蛯名騎手の馬だから、遠いようで近い馬券だった(と慰めたい)。

 ワグネリアンは2015年生まれのサラブレッド6,955頭の頂点に立った。来週からは2016年生まれの馬たちの新馬戦が始まる。夏の新潟では未来のアーモンドアイを見落とさないようにしたい。

2018年5月27日 (日)

大黒製パン(見附市)

201805261 見附市の商店街に新たな店舗の開店が相次いでいる。10日ほど前の地方紙に取り上げられていたので、その記事の表現を借りる。「本場のフランスパン屋」、「昔懐かしいコッペパン屋」、そして「アンティーク雑貨屋」の3店。

 このうち「昔懐かしいコッペパン屋」というのが「大黒製パン」。大黒様をあしらったロゴが目を引く。とてもキャッチーで老若男女に親しみやすい。電話番号にもこだわりが見える。 品揃えはコッペパンと食パンのみと聞いていたが、コッペパンの具材の種類は惣菜系を含めると10種類以上ある。どの種類も1度食べてみたくなる。王道のバタークリームは近隣にも有名店がいくつかあるが、それらに充分に太刀打ちできるもの。食パンは柔らかいだけのものではなく、旨味がある。そのままでも美味しいが、たっぷりとバターを塗って食べたくなる。野菜や卵やベーコンを挟む必要はない。

 既に人気店になっており、来店客の足が絶えないようだ。しかし、長く営業し続けることを願うばかり。今は寂れた商店街に、かつては「見附センター」や「ダイマゴ」、「ボン・オーハシ」、「しらさぎレコード」…などがあった。これらの店は市民全員が知っていたと言っていいだろう。商店街のバトンを繋ぎ、市民の認知度100%のパン屋を目指して欲しい。

 大黒製パン 見附市本町1-1-36 ℡0258-62-8808 営業時間:7時~18時半 定休日:水曜

2018年5月26日 (土)

新潟デビュー馬のダービー馬

 明日はダービー(東京優駿)。今年の出走馬には新潟競馬場でデビューした馬が3頭いる。タイムフライヤー(父ハーツクライ)、オウケンムーン(父オウケンブルースリ)、サンリヴァル(父ルーラーシップ)。

 タイムフライヤーはGⅠホープフルステークスを勝ち、オウケンムーンは近年、クラシックに直結すると言われるGⅢ共同通信杯を制した。サンリヴァルは前走のGⅠ皐月賞で2着と好走した。いずれも実績は申し分ないのだが、人気は順に12番人気、13番人気、14番人気(前日オッズ)。

 先週のオークスを勝ったアーモンドアイ(父ロードカナロア)は新潟競馬場デビュー馬。新潟デビュー馬のオークス制覇はメジロドーベル以来、21年ぶりだった。

 「新潟競馬場デビュー馬による同一年のオークス・ダービー制覇」という記録はあるのだろうか。直近の新潟デビューのダービー馬は3冠馬・オルフェーヴル(父ステイゴールド)。1番人気馬や最内枠(1枠1番)が強いダービーを、今年は1番人気のダノンプレミアム(父ハービンジャー)が1枠1番で迎える。データはこの馬が主役であることを裏付けているのだが。

 懲りもせず、新潟デビュー馬の馬券を買う。皐月賞同様、軸馬から3頭へ。

2018年5月25日 (金)

SNSが世の中を掃除している

 日本には1945年(昭和20年)を境に「戦前」、「戦後」と時代を区切る言葉がある。最近、それと同じ意味で「SNS前」、「SNS後」と区分されてもいいと考えるようになった。

 もちろん、SNS(social networking service)には功罪がある。しかし、圧倒的に「功」が勝っている。

 それまでの社会ではとうてい暴露され得なかった事実(悪事)が、白日のもとに晒される。それらは一瞬にして拡散され、圧倒的な世論が形成されることもある。

 様々な不祥事や不都合な事柄が露呈するようになったのは、社会が弛んでいるのではなく、それらの不祥事や不都合が、ずっと以前から存在したからだろう。

 SNSが世の中を掃除している。

2018年5月24日 (木)

旧知の人、2人

 旧知の人に会った。1人目は7年ぶり。

 汚い言葉(自分はそう捉えた。汚い言葉ではないのかもしれない)を修正して言うと、「組織が衰退したのは甘くて緩い人間が多くなったせいだ」。その言葉は「だから自分は北朝鮮の体制を敷く」と続く。

 人は弱い。独裁体制を敷く者は臆病者。そして「テイカー」だ。甘く、緩くても成績は伸びる。その成功体験を知らない。テイカーによって疲弊し、搾取される「ギバー」と「マッチャー」。

 本質的に強靱な組織は「しなやか」であることが多い。つまり、北朝鮮ではなくアメリカの体制ではないか。「多様なことが強いこと」と考えるようになったのは25歳の頃だが、今年50歳になる彼は「北朝鮮的なもの」が強さだと信じているようだった。

 旧知の人に会った。2人目は24年ぶり。

 子育てが終わり、働き出したという。送別会の後、近所で別れたのが最後。

 1人目の彼は北の凍土に立つ針葉樹のようで、2人目の彼女は南の島に立つ広葉樹のようだった。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/20180401.html

2018年5月23日 (水)

紙のカーネーション

 ちょうど10日前の5月13日は「母の日」だった。

 1970年代、「母の日」のひと月くらい前になると、小学校では「紙製のカーネーション」の募集があった。子どもがお小遣いで“疑似カーネーション”を買い、母の日に贈るという趣旨だ。記憶は定かではないが、ひとつ80円とか70円とか、そんな金額だったと思う。購入するのは自由だったが、幼心に違和感を感じることが二つあった。

 ひとつはお金の出所だ。当時、決まったお小遣いをもらっている子どもはいたが、うちにはお小遣いという仕組みがなかった。必要な時に必要な額を申告してもらっていた。それだから、そのカーネーションも「母の日のカーネーションを買うからお金ちょうだい」と言って、母からもらっていた。母は自分で自分のカーネーションを買っていたことになる。

 もうひとつの違和感は、疑似カーネーションには赤と白、2種類があったことだった。その選択基準は「母親には赤、父親には白」だった。母の日に父親…。つまり何らかの理由で「母親がいない子どもは白を購入する」という意味だった。

 現代の感覚では考えられない。わずか40年前の慣習は、下劣で野蛮。まるで原始人並みだ。感傷的な意味で「昔は良かった」ということはある。しかし、多くの場面で、「昔の方が良かった」などということはほとんどないといっていい。

2018年5月22日 (火)

遷都

 昨日は東京へ日帰り。なんだかんだ今年3回目の東京。仕事であれ、遊びであれ、この世界的都市の影響下から逃れることはできない … のだろうか。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/20170901.html

 「鳴くよ(794)ウグイス平安京」 794年 桓武天皇は寺院勢力の強い奈良を離れ、京都(平安京)に遷都した。

 それから398年後。「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」 1192年 源頼朝が鎌倉に幕府を開いた(最近では1185年を鎌倉幕府の成立年としている)。

 それから411年後。1603年 徳川家康が征夷大将軍に任命され、江戸幕府を開いた。

 それから415年後。2018年の日本に我々はいる。この国はおよそ400年周期で国の都を変えて来た。

 遷都という選択の経済的波及効果は計り知れない。400年着続けた東京という服を脱ぐことは、文字通り既得権益から脱皮することを意味する。

2018年5月21日 (月)

権力と会食する芸人

20180513 日本を代表するお笑いコンビがいる。毎日のようにどこかのテレビに出演していて、ずつと長い間、帰宅すると彼らの笑いでストレスを発散するという日常が続いた。彼らの出演番組を録画して休日に見ることもあった。彼らが活躍し始めたのが、ちょうど自分が社会人になった頃と重なっていたから、もう四半世紀になる。

 テレビ越しの関係(つまり、ほとんど無関係)でしかないものの、1年ほど前から多少の違和感を感じ始め、彼らの出演番組を心待ちにすることがなくなった。現在ではひとつの番組を除いては自動録画の設定も解除してしまった。

 違和感を感じたのは、そのコンビの一人が「首相と会食した」と報じられ、そのことについて「食事代は割り勘した」(つまり「ごちそうになった訳ではない」)と発言したことがキッカケだ。彼は彼らから権力に寄って行ったのではなく、「向こうから誘われた」と話していた。

 権力側にすり寄られる権力になったという自覚が皆無。彼らはメディア操作の対象なのに。彼らのテレビを観ても笑えなくなってしまった。もちろん、笑えなくなった理由のほとんどは自分にある。彼らは成長し、肥大化し、今では権力側の人間になった。一方で、自分はこれからも歯車として働く。そんな僻(ひが)みや“やっかみ”が自分の心にあるのだろう。

 お笑いの本質は“権力的なもの(権威的あるいは「威張った奴」)への批判のこと”ではないのだろうか。

 時はモノを壊していく。時は人を壊す。

2018年5月20日 (日)

古くて新しい財布

20180516 月曜日の帰宅途中に通勤カバンの中で水筒のお茶をこぼした。カバンの中は洪水になり、浸水被害が出た。床上浸水だった。手に馴染む感じが気に入って、2代続けて使っていた財布も浸水した。

 中身を取り出し、風に当てた。普段は何気なく使っているが、マジマジとながめるとみっともない。どうやら耐用年数を経過したらしい。

 いつか営業の仕事を卒業して、財布をがさつに扱うことがなくなった時に使おうと思い、とっておいた財布がある。いつだったか、関東のアウトレットで購入したものだ。本棚兼クローゼットの奥から引っ張り出した財布には保証書が付属していた。そこには2011年6月と記入されている。今から7年前だ。

 今週は通勤カバンを新調し、クールビズに衣替えした。相変わらず営業の仕事からは卒業できないが、この古くて新しい財布を使い始めることにした。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/05/post-49b0.html

2018年5月19日 (土)

訃報が続く

 今年は訃報が多いような気がする。星野仙一氏(1/4)、大杉漣氏(2/21)、高畑勲氏(4/5)、衣笠祥雄氏(4/23)…。ひとそれぞれに寿命があるのだが、平均寿命に満たない死を聞くと心が痛む。

 西城秀樹氏の訃報(5/16)がネットニュースとなって流れた後、会社のデスクでは50代の人たちが声をあげた。自分にとっても「こんなにかっこいい男性がいるんだ」と驚いた記憶がある。ものごころついた頃、初めて憧れたアイドルであり、スターだった。

 個人的には犬飼兵衛氏(1/16 朝日新聞阪神支局襲撃事件で重傷を負った記者)、西部邁氏(1/21 評論家)、野中広務氏(1/26 政治家)、石牟礼道子氏(2/10 作家)、金子兜太氏(2/20 俳人)、岸井成格氏(5/15 ジャーナリスト)ら、少なからず影響を受けた方々の死を重く受けとめている。

 昭和から平成に元号が変わったのは1989年。平成から新たな元号に変わるのが2019年。改元の前年という意味で、2018年は1988年と似た境遇にある。

 30年前。元号が昭和から平成に変わる頃。それまでの時代を代表する人物が世を去った。そして、バブル経済は破綻・崩壊した。アベノミクスの行く末も30年前の過去が教えてくれている。

2018年5月18日 (金)

いもり池(妙高市)

201805162 いもり池。ミズバショウの花は4月から5月にかけてだというから、2週間ほど遅かったようだ。妙高高原は何度も訪れているが、有名なこの池を訪れたのは初めて。いもり池のいもりはあの「いもり」が棲んでいるから。元々は沼だったものを池にしたと書かれていた。湖畔の喫茶ホンドリスも「本土のリス」のこと。飾りがないのは飾らなくても良いからだろう。

 「妙高山といもり池」は、写真や絵の素材になってきた。初めて池のほとりに立ち、その意味がわかると同時に「どこかで観たことがある」という気持ちになった。

 新緑や向夏の季節もいいが、やはり紅葉、あるいは冬の晴れ間も絶景だろう。

2018年5月17日 (木)

ごはん処食堂ミサ(妙高市)

201805161 7~8年ぶりに「食堂ニューミサ」の味噌ラーメンを食べたのが3月。まさか今年2度目のミサが訪れるとは思わなかった。

 http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/03/post-fe3e.html

 今回は「道の駅あらい」にある正式名「ごはん処食堂ミサ あらい道の駅店」。

 前回の経験があったので、並盛りではなく、「半麺+おにぎり」のセット(800円)を注文。旨いことに変わりはないのだが、やはの寒い時季に食べるのがこのラーメンには合っている。なお、セットのおにぎりはコンビニおにぎりの2個分はある。

 ごはん処食堂ミサ あらい道の駅店 妙高市大字猪野山120-8(上信越自動車道「新井PA ハイウェイオアシス」からも入店可能) ℡0255-72-1133 営業時間:平日11時~21時半(土日祝 10時半~) 定休日:木曜

2018年5月16日 (水)

組織的なタックル

 嫌な予感がしていた。図らずもその予感が当たっていたようだ。

 大学アメリカンフットボール界の名門同士の試合で行われた悪質タックル問題。タックルをしたディフェンスの選手は監督に「責任は俺が取る」と言われていたという情報がある(※)。選手はこの試合で反則を繰り返し退場処分となっていた。試合の反則場面を見て、“不自然さ”を感じた人は多いと思う。

 繰り返すが、試合はアメリカンフットボール界の名門校によるもの。このレベルの試合では、試合に出場すること自体が難しい。出場 = 大学アメフト界最高レベルの選手ということになる(後にわかったところではタックルした選手は大学日本代表候補)。

 プレー数秒後のタックル、度重なる反則。これが選手自身によるプレーであったなら、彼は次の試合に出場できないだろう。選手層が厚いチームに「代わりはいくらでもいる」からだ。にもかかわらずこの選手は、プレー数秒後にタックルを試み、その後も反則を繰り返した。それができたのは、そのラフプレーが“公認されたもの”だったからだろう。

 タックルを受けたのはアメフトの花形であるクォーターバックで、将来のエースと目される選手だった。当該大学のアメフト部監督は試合の後、公の場に姿を見せていない。日本のスポーツ界の嘘臭い部分が露わになった。これと似たような構図は社会と会社のあらゆる場面で起こっている。勝利至上主義は利益至上主義と同義語だ。監督個人だけの罪ではないことを肝に銘じたい。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/04/post-9c9b.html

※追記 タックルが監督のオーダーだったか否かの真偽は明確ではない。「フェイクニュース」に加担するつもりはないが、反則場面に“不自然さ”、“不可解さ”を感じたこと、日本のスポーツ界も社会の縮図のような様であることを記したので、記事はこのままにします。

2018年5月15日 (火)

訃報、そして悲報

20180515 毎日新聞社の岸井成格(きしい・しげただ)氏が死去した。73歳だった。

 晩年は数少ない良識派の政治コメンテーターとして活躍した。

 安倍政権と対峙する姿は、現在の政権が持つ欺瞞を見抜いていた。

 主義主張ではなく、“誤りを正す”という「ジャーナリスト」のバトンは誰が引き継ぐのか。

2018年5月14日 (月)

おろしたての悲劇

 昼休み。おろしたばかりのボタンダウンのワイシャツにコーヒーを垂らした。おかげで午後からは上着を着たままだった。こんな日に限ってデスクワーク。

 帰宅途中。おろしたばかりの通勤カバンの中で水筒のお茶がこぼれた。おかげでカバンの中は洪水になった。こんな日に限って書類が入っている。出張用の切符も濡れた。

 コーヒーは不注意、水筒も不注意。ワイシャツもコーヒーも上着もデスクワークも。カバンも水筒もお茶も書類も切符も。みんな悪くない。悪いのは自分自身。

 そういうことが、世の中には無数にある。

2018年5月13日 (日)

猟犬の宿命

 2018年3月期の決算発表がピークを迎えている。“衰退”あるいは“斜陽”産業である地方銀行では増益決算が目に付くのだが…

 ①福島銀行は社長(日本銀行出身)の後任に同じ福島県を営業エリアとする東邦銀行の元専務を招聘(しょうへい)する。会見では両行が将来的に経営統合する可能性を否定したようだが、そんな訳はないだろう。

 ②スルガ銀行は、女性向けのシェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営する㈱スマートデイズが破綻した問題で、審査書類の改ざんを知りながら融資したとする社内調査結果をまとめた。行員数十人が関与したとみられ、金融庁は「不正は組織的だった可能性が高い」と見て行政処分を検討している。行員の中には融資実行の見返りとして、業者から金銭を得たり、接待を受けていたケースもあるという。スマートデイズは代理店を介し、ほとんどの購入者に「横浜市内の同行支店で融資を受けるよう」指示していた。

 「猟犬」は自身に課せられた「獲物を捕獲する補助」の役割を持っている。猟師と獲物を仲介し、時には獲物と格闘し、返り血を浴びることもある。現代の銀行員はこの猟犬の存在に似ている。

 返り血を浴びた銀行員たちを、気の毒に、不憫に思う。しかし、このブログでは繰り返し何度も記しているように、それは自身が招いた結果であり、境遇であることを忘れてはならない。戦争では上官に殺せと命令されれば、人を殺さなければならない。日本人や銀行員の多くは、その命令に背けない。だからこそ、戦争をしてはならない。

 “スマートディズの戦場”で、組織の命令に従った者は被害者ではなく、明らかな加害者であることを忘れてはならない。そのことを飼い慣らされた猟犬たちは理解できるだろうか。

2018年5月12日 (土)

うどん屋の唐揚げ

 ブログ記事のカテゴリをいくつか分けている。その中に「街の風景」と「お気に入り」というカテゴリがある。「街の風景」は街・町の風景を撮影したり、切り取った場面を載せている。風景にとどまらず、例えば飲食店などもそのカテゴリに入れている。そんな飲食店の中でも、複数回訪れたり、リピーターになった店、あるいは味などに特色があり、惹かれた店については「お気に入り」のカテゴリに入れる。今日はこの店を「お気に入り」として記す。

201805111201805112

 原信宮内店の駐車場内にある「角中うどん店 宮内店」。複数回通っているうちに「お気に入りメニュー」ができてしまった。写真左が「たっぷり野菜の黒カレーうどん」(820円)、写真右が「唐揚げ定食」(780円)。

 訪れる度に、店内の客が増えている印象。そうだろう。美味しくて満腹になれる店。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/03/post-1c1c.html

 角中うどん店 宮内店 長岡市宮内町3254-1(原信宮内店駐車場敷地内) TEL 0258-86-7740 営業時間 :10時~23時LO

2018年5月11日 (金)

倹約の絨毯

 5月のこの時期は爽やかな天候が続くはずなのだが、今年は寒い。温暖というよりは冷涼で先週の北海道よりも肌寒い。

 今日は昭和11年(1936年)生まれの父の82歳の誕生日。

 父からは多くのことを学んだ。父から学んだ最大の教えが「倹約の思考」だ。

 「節約は美徳である」という考え方は日本人の心底に脈々と流れるいわば“民族思想”だと思う。その証拠という訳ではないが、節約には似たような言葉がたくさんある。倹約、節減、削減、縮減、軽減。使ったことはないが、節用、節倹、節略という類語もある。また、経済的という言葉も同じ意味で使われるが、こちらは若干スマートな印象になる。誰も節約を悪く扱えない。

 一方で過度な節約には「ケチ」という言葉が待ち受けている。行き過ぎた節約は悪とされる。そちらの言葉もたくさんある。例えば「吝嗇家(りんしょくか)」。金品を提供することをしぶる人のこと。他にも、しぶちん、しまりや、しみったれ、守銭奴…とキリがない。

 海外の映画祭でスター俳優たちが赤い絨毯(じゅうたん)の上を歩く姿を見ると、自分もある絨毯の上を歩いていることに気づく。それは「倹約の絨毯」だ。思春期の頃までは、父を行き過ぎた節約家と考えた時期があった。しかし、それは堅固な倹約であった。「倹約心が敷かれた人生を歩く」ことの意味を、父から教わり、父が敷いてくれた絨毯の上を歩いているように思う。

2018年5月10日 (木)

挑戦と忍耐

 映画監督の大林宣彦氏が、ほぼ3時間一人で語った「最後の講義」を視聴した。

 小津安二郎、黒澤明、淀川長治、山本嘉次郎、円谷英二、ジョン・フォード、フランソワ・トリュフォーら、映画界の先人や影響を受けた人々の名を挙げ、日本と世界の映画作品、映画が辿ってきた時代背景、そして自身が撮ってきた作品を織り交ぜながら語った“遺言”だ。

 「古い映画が新しい映画を生む」、「映画とドキュメンタリーに境界はない」、「撮らないというフィロソフィー」、「豆腐屋として映画を作る」、「平和孤児」、「プラカードを担がない」、「戦前を生きている」、「映画で過去と未来を結ぶ」、「映画とはメイク・フィロソフィー」…。

 大林氏の講義を聴いていて思ったこと。それは「語る者だけが道を拓く」ということだ。大林氏に当てはめれば「撮る者だけが道を拓く」。

 撮る者。それは「行動する者」と置き換えられ、更にそれは「挑戦する者」と言い換えられる。やはり、忍耐からは何も生まれない。いや、忍耐から繰り返し生産されるのは、必死に自己満足として消化しようと、心や精神に生ずる“胃酸”だけだろう。「挑戦」の対義語は「応戦」だというが、対になる“対極語”が「忍耐」だ。

 当地・長岡を舞台にした「この空の花 長岡花火物語」(2012年)が大林氏の「戦争3部作」の重要な位置を占めていることを知る。「戦争3部作」はおそらく氏にとって最後の監督作品になる。大林宣彦氏の「最後の講義」は「最後の抗議」であった。

2018年5月 9日 (水)

ある貧困ビジネス

 貧困ビジネスとは 「貧困層をターゲットにしつつも、貧困からの脱却に資することなく、貧困を固定化するビジネス」(Wikipedia)

 Wikipediaから更に抜粋 「ネットカフェ、労働者派遣、住み込み派遣、ゼロゼロ物件、無料・低額宿泊所、消費者金融、ヤミ金融などといった、経済的に困窮した社会的弱者を顧客として利益を上げる事業行為を指す。貧困ビジネスはビジネスモデルそれ自体が違法行為であるからだけではなく、そのシステムが非人間的なありかたを貧困層である当事者たちに強いる構造を持っている。また、貧困ビジネスを行う企業や団体の多くは社会的企業を装っている。社会的企業は、社会問題の解決を目指した社会変革を通じた社会貢献と企業の利益を両立させることを目的とするが、貧困ビジネスは社会問題の解決ではなく「社会問題の固定化」により利益を上げる、社会的企業の対極にある」

 NHK受信料と国民年金保険料の徴収は民間企業に委託されている。その請負企業が裏で繋がっている事実を、心あるジャーナリストは取り上げないのだろうか。

2018年5月 8日 (火)

再々訪・魚沼の里(南魚沼市)

20180507 清酒「八海山」の蔵元・八海醸造がプロデュースする「魚沼の里」。改革・革新と記すとおおげさになるが、新たな提案の手を弛めない。敷地の北側では地ビール施設の工事が進んでいた。

 「みんなの社員食堂」は「同じ釜の飯を食べる」という思想を原点にすべてのセクションの社員が利用する社員食堂。この施設は一般の来場客も利用できる。写真は「日替わり定食(800円)」。カレイの煮付けと塩麹漬けの越後豚がメイン。きのこと野菜具だくさんのみそ汁、魚沼こしひかり。大満足のランチだった。

 以前も記したように魚沼地方は「新潟県の表玄関」。この玄関よりも奥に「魚沼の里」以上に“観光客ファースト”の施設があるだろうか。あるとしたら、それはどこだろう。

  http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/03/post-7e96.html

  http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/05/post-ea5b.html

2018年5月 7日 (月)

機関車とアンパン

 「きかんしゃトーマス」(原題 Thomas and Friends )は英国の幼児向けテレビアニメ。原作はイギリスの牧師が1945年に発表した「汽車の絵本」。イギリスのアイリッシュ海に浮かぶ架空の島・ソドー島を走るソドー鉄道(正式名称ノース・ウェスタン鉄道)で働く、顔と意志を持った蒸気機関車などの様々な車両と、それに関わる人々を描いている。放送開始は1984年。

 「アンパンマン」は日本の幼児向けテレビアニメ。原作はやなせたかし氏が描く絵本。パン工場のある架空の町を舞台にパンの製造過程でアンパンに生命の星が入り誕生した正義のヒーロー「アンパンマン」とその仲間たちを描いている。原型は1969年に発表され、1975年に現在の姿になった。

 10年の時を置かず、イギリスでは蒸気機関車に、日本ではアンパンに、それぞれ正義や友情を語らせたのだな、と感心してしまう。

2018年5月 6日 (日)

北海道旅行 Ⅳ

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 写真左 「小樽運河」 旭岳温泉から小樽までの道中は前が見えなくなるほどの雨に見舞われたが、小樽は晴天だった。

 写真中 「すしざんまい」有名社長の等身大(?)フィギュアに釣られて昼食

 写真右 小樽の観光地にしてはリーズナブル、かつ、上質

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 写真左 小樽は何度も訪れているが、本格的に観光地を巡るのは初めて。外国人多数。「北一硝子」前の風景。

 写真中 「マリモッコリ」懐かしい。

 写真右 北海道最後の夜は「松尾ジンギスカン」と「サッポロ・クラシック」を空港のフードコートで。この後、雪印パーラーの「空港ソフト」で締め。

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 写真左 6人旅行で活躍してくれたレンタカーは「デリカD5」。ワンボックスカーの利便性と最新ナビの機能に感心

 写真右 千歳空港の看板。到着した人はテンションが上がる↑↑↑

2018年5月 5日 (土)

北海道旅行 Ⅲ

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 写真左 美瑛は悪天候  写真中 「セブンスターの木」も寂しい  写真右 秘湯を守る会の宿には暖炉が

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 写真左 夕食にはジビエ(鹿肉)もラインナップされていた。写真はあわびの塩釜蒸し。秘湯の宿限定のビールも。

 写真中 温泉は全般的にぬる湯。雰囲気のある浴室だった。

 写真右 スノーボードの竹内智香選手(2014年ソチ五輪で銀メダリスト)の実家が経営する宿

2018年5月 4日 (金)

北海道旅行 Ⅱ

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 写真左 サッポロビール園「トロンメルホール」外観。園内は桜が満開だった。サッポロビール園にはシニア料金の設定を望む。アジア系外国人観光客が多数。

 写真中 今回の旅行では「夕張メロン」を食べることが目的のひとつだったのだが…。やはり季節的に難しかった。

 写真右 夕張メロンソフトでガマン

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 写真左 夕張メロンのキャラクター「メロン熊」が暴れていた

 写真中 富良野チーズ工房2階の乳牛

 写真右 「青い池」 前日の雨と曇り空で乳緑色だった。昔はそれほど有名ではない場所だったが、いわゆる「インスタスポット」

2018年5月 3日 (木)

北海道旅行 Ⅰ

 ゴールデンウィークは北海道へ。北海道は2年連続、通算5回目。今回は両親と妻の両親を“引率”する旅行。行きはフェリーで18時間、帰りは飛行機で1時間。

【2日(水)】20時 長岡発 21時半 新潟港フェリーターミナル 23時 新日本海フェリー らいらっく 23時05分発

【3日(木)】17時半 苫小牧東港フェリーターミナル 18時 南千歳駅行きバス 19時 南千歳駅 タイムズレンタカー 20時 サッポロビール園 トロンメルホール 22時 ホテルサッポロメッツ

【4日(金)】8時 ホテル発 夕張観光 → 富良野観光 → 美瑛観光 17時 旭岳温泉 湯元湧駒荘

【5日(土)】8時 ホテル発 小樽観光 → 新千歳空港 エアターミナルホテル

【6日(日)】8時 ホテル発 9時半 新千歳空港発 10時半 新潟空港着 12時 長岡着

2018年5月 2日 (水)

FAIR -公平と公正-

Fair_2 明日は憲法記念日。だからという訳ではないが、「公平と公正について」。

 公平とは … 偏ることなく、すべてを同等に扱うこと。主観を交えないこと。

 公正とは … 公平で偏っていないこと。

 公正の説明で公平が出てきてしまう。自分なりの解釈はこうだ。

 「公平とは実現不可能なこと。公正とは実現可能なこと。」

 一律に同等などということはない。偏らないなどということはない。だから公平は諦めている。一方、公正は実現可能だと信じている。公正は「決まっていることに拠る」からだ。

 歴史上、多くの独裁者は政敵を投獄してきた。それは力を持った者が「自分で決めてきた」からだ。現代の社会から投獄が消えたかといえば、そうではない。サラリーマンの世界では未だ投獄が存在する。左遷、異動転勤、配置転換、業務の負荷、業務の閑散化、閑職、退職、出向、休養、パワハラ…。

 人や社会は公正に向けた歩みを止めてはならない。憲法はあるが、実現されていない。ルールはあっても守られていない。

 憲法を変えようとする動きがある。誰が得をして誰が損をするだろう。投獄されたり戦地に赴くことになるのは誰で、どんな層の子どもたちだろう。「決まっていること」の根幹。それが憲法だ。

2018年5月 1日 (火)

日本再興のカギを握る「ソニーのDNA」

20180430 辛口、あるいは激辛評論家と呼ばれる佐高信氏の著作はほぼ買い求める。近著「日本再興のカギを握る“ソニーのDNA”」はソニーからグーグルに転じた辻野晃一郎氏との対談をまとめたもの。

 辻野氏は1957年生まれ。1984年にソニーに入社。「VAIO」の事業責任者等を歴任後、2006年にソニー退社。翌年グーグルに入社し、日本法人代表取締役社長に就任。2010年グーグル退社。アレックス株式会社を創業。

 対談集の帯を引用して紹介する。

 ソニーはかつて“輝ける異端”だった。組織に従順で挑戦しない者が出世し、「個」を犠牲にする日本企業から創造性は生まれない。原子力災害で露(あらわ)になった東京電力の実態、東芝の粉飾決算と巨額損失、シャープの経営危機と外資による買収、三菱自動車や神戸製鋼の不祥事など、大企業病の症状が、いま日本に表出している。これら日本企業が抱える問題は、連続する政治スキャンダルとも決して無縁ではない。「日本病」ともいうべきこの病の進行を食い止めるためには、世間の常識に捉われず、異端であることを厭(いと)わず、自由闊達を標榜し、個を尊重して世界から尊敬され繁栄した、かつてのソニーが育んだDNAが参考になるのではないか。ソニーのカンパニープレジデントやグーグル日本法人社長を経て独立起業した実業家と、多くの企業トップに切り込んできた評論家が「株式会社日本」の病巣に迫る。

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