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2018年5月 2日 (水)

FAIR -公平と公正-

Fair_2 明日は憲法記念日。だからという訳ではないが、「公平と公正について」。

 公平とは … 偏ることなく、すべてを同等に扱うこと。主観を交えないこと。

 公正とは … 公平で偏っていないこと。

 公正の説明で公平が出てきてしまう。自分なりの解釈はこうだ。

 「公平とは実現不可能なこと。公正とは実現可能なこと。」

 一律に同等などということはない。偏らないなどということはない。だから公平は諦めている。一方、公正は実現可能だと信じている。公正は「決まっていることに拠る」からだ。

 歴史上、多くの独裁者は政敵を投獄してきた。それは力を持った者が「自分で決めてきた」からだ。現代の社会から投獄が消えたかといえば、そうではない。サラリーマンの世界では未だ投獄が存在する。左遷、異動転勤、配置転換、業務の負荷、業務の閑散化、閑職、退職、出向、休養、パワハラ…。

 人や社会は公正に向けた歩みを止めてはならない。憲法はあるが、実現されていない。ルールはあっても守られていない。

 憲法を変えようとする動きがある。誰が得をして誰が損をするだろう。投獄されたり戦地に赴くことになるのは誰で、どんな層の子どもたちだろう。「決まっていること」の根幹。それが憲法だ。

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