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2018年4月 9日 (月)

追憶 / The Way We Were

The_way_we_were_2■追憶(The Way We Were) 1973年アメリカ 

 この映画には5つの美しさがある。物語、映像、主演、主題歌、そして題名。

 物語は美しいラブストーリー。

 映像は時には絵画、時にはドキュメンタリーフィルムのよう。

 主演のバーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand 1942年4月24日-)は誰も真似することができない個性を持っている。彼女だけが持つ個性的な美。この映画でロバート・レッドフォードは彼女の引き立て役に過ぎない。

 主題歌は本業は歌手であるバーブラが歌う「The Way We Were」。

 題名は「私たちのやり方」という直訳が「追憶」と意訳されている。日本で追憶という言葉を使う場合、「昔や過去の出来事や故人などを懐かしく思い出すこと」という言葉本来の意味よりも、映画「追憶」そのものを指すことが多いのではないか。

 映画は「もっと若い頃に観ていれば」とか「なぜもっと早く観なかったのか」ということがよく起こる。この「追憶」と自分が出会う年齢は、少し遅過ぎたかもしれないが、早すぎるよりも良かった。心の中を暖かすぎず冷たすぎない風が吹き抜けたのは、自分がこの映画を鑑賞する適正年齢だったからだろう。

 物語、映像、主演、主題歌、そして題名。5つの美が奇跡的に重なり合ったから、静かで激しく、穏やかで強い映画が生まれたのだと思う。

「The Way We Were」

 思い出が心の片隅を照らす 遠い日の思い出は霧がかった水彩画のよう 二人で過ごした日々

 散らばった写真には忘れてきた微笑と 見つめ合う二人が写っている 先の見えない二人が

 あんなに純粋にはしゃいでいたことは本当のことなの? それとも時が全てを書き換えてしまったの?

 ねえ私たちもう一度やり直すことが出来る? ねえできると思う?

 思い出は今も美しく輝いている 思い出すには辛すぎるもの 忘れないのはもっと辛い

 いつでも思い出せる あの頃の二人を あの頃の二人を

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