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2018年4月20日 (金)

汚れた雑巾 など

20180421 最近、身近に起こったことがいくつかある。それら全てが根っこで繋がっているような気がするので記す。

 ①汚れた雑巾  毎日毎日、机の上を拭き続けている人がいる。おそらくもう何年も続いている習慣だ。1日の仕事を気持ちよくスタートさせるための好ましい習慣ではある。しかし、毎日手に取る雑巾はひどく汚れている。これまで何年もの間、机上のホコリを拭き取ってきた雑巾は灰色に変色している。その変色は汚れと呼ぶのではなく、疵(キズ)と呼んだ方が相応しい。「名誉の負傷」。

 ②捨てられる銀行  ブックオフで「捨てられる銀行」という新書を買った。2年前、2016年の発売当時はかなり売れた本だ。銀行は完全崩壊とまでは行かないものの、それに近い業種になるはずだ。特に地方において。溶け始めた巨大な氷壁は、自身の塊(かたまり)を維持することができない。氷壁は一見すると頑強な岩のように見える。しかし、実態は水が固まっているだけに過ぎない。溶け出した氷は、意外なほど早くその姿を消すものだ。

 ③車検専門店  妻の軽自動車の車検費用に15万円を要した。もちろん多くの部品交換があったのは事実だが。車検専門店というビジネスが浸透し始めてから20年ほど経つ。車検専門店というビジネスモデルがどういうニーズから産まれてきたのかを、肝心の車検専門店が忘れている。

 ④怒鳴る社長  商談の場面で怒鳴る社長に遭遇した。ビジネスの席上て声を荒げる社長が「いまだにいる」ことに驚いた。化石だ。

 どんな立場であれ、個人が「あたりまえ」と考えていることが、世の中とは遥か遠く離れていることがある。「あたりまえの船」に乗っている人は、その船の位置を測ることができない。大切なのは「悪いのは方向を見失った船だ」と考えないことだろう。この国では、たいていの組織が好ましくない方向に向けて舵を切っている。組織の責任ではなく、個人が「自分自身の位置」を確認することを怠ると、あたりまえの船を全速力で漕いでいるのが、その人自身である、ということになりかねない。

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