豪雪にTシャツを想う
前回の寒波がこの冬の峠になると考えたのは経験則から。冬型で大型の寒波が居座っているため、北陸地方で豪雪になっている。昭和38年の「38豪雪」、昭和56年の「56豪雪」など“歴史的豪雪”との比較も聞かれ始めた。38は知らないが56は知っている。後にも先にも雪下ろしを3回やったのは56豪雪だけ。この程度で弱音を吐くのはよそう。
欲しいTシャツがある。それは広島県で売っている。通販もやっているようだが、いわゆるネット通販ではなく、現金書留でやりとりする昔流の通信販売。
広島に行ったのはいつだったろう。ある時期、「新潟空港-広島西空港」を結ぶ航路が運行されていた。J-AIRの小さなプロペラ機だったのでよく覚えている。調べてみると、「ボンバルディアCRJ200」(定員50名)という機材と「ハンドレページ ジェットストリーム」(定員19名)が使用されていたようだ。
搭乗したのは「ジェットストリーム」の方。ちょうど冬の今頃の時期だった。平日だったこともあって乗客は往復ともに10名以下だった。一般的な機内サービスは望めなかったが、2人並びの座席に1人で座り、プロペラ音を除けば快適なフライトだった。
新潟と広島を結ぶといってもアルビレックス新潟やサンフィレッチェ広島の選手が移動で使えたかというと、到底ムリ。あの頃、アルビレックスはまだJ2だった。そのアルビレックス新潟が14シーズン闘ったJ1から降格し、今シーズンはJ2を闘う。広島市民球場も現役で、新球場の建設計画がささやかれ始めた頃だった。そんなふうに記憶を辿ると、前回、広島に行ってから20年近く経過している。
「Tシャツを買いに広島へ」 そんなブログを書けるといい。今月下旬にはJ2リーグが開幕する。2ヶ月すれば桜が咲き、3ヶ月すればゴールデンウィークだ。明けない冬はない。
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