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2018年1月25日 (木)

Before Sunday silence

 競走馬は圧倒的な成績を残さない限り、長く語り継がれることは難しい。後世に名を残す馬は、自身の競走成績よりも、むしろ種牡馬としての成功が名声を高める。

 競馬歴30年になるが、「Before Sunday silence」(サンデーサイレンス産駒出現前)の時代を数年しか知らない。

 1月22日 1994年のマイルGⅠを2勝したノースフライト(父トニービン)が亡くなった。1990年4月12日生まれの28歳だった。

 彼女が同一年のマイルGⅠを連勝する2年前、ダイタクヘリオス(父ビゼンニシキ)はマイルチャンピオンシップ(GⅠ)とマイラーズカップ(GⅡ)をそれぞれ連覇(1991年・1992年)した。マイル戦は9戦7連対の名マイラーだった。

 ダイタクヘリオスは種牡馬として2000年のスプリンターズステークスを勝ったダイタクヤマトを遺した。ダイタクヤマトはそのレースを出走16頭中16人気で勝利した。単勝倍率は257.5倍。2着はアグネスワールド(同2.1倍)、3着はブラックホーク(同4.2倍)で、両GⅠ馬を封じての勝利だった。

 競馬ファンは最低人気の馬が勝利する可能性があることを知っている。その単勝馬券を的中させる人は“ギャンブラー”かもしれないが、「ダイタクヤマトの可能性を排除しなかったこと」の見返りに高配当を手にする。

 あれから17年が経ち、GⅠ馬ダイタクヤマトの行方は知られていない。サンデーサイレンスの血脈は隆盛し、父系にヘリオスやヤマトの名を見つけることは困難になっている。

    人気のない者が勝利する可能性を知っている  人気のない者が勝利する喜びも知っている

    勝者は勝者のまま人生を終えるとは限らない  人生に必要な知恵はすべて競馬場で学んだ

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