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2017年12月25日 (月)

世界は悲観的ではない

Christmaslogo_2017 人類の誕生から今まで、人間の数はどのくらいなのか。

 2011年にアメリカのNPO法人ポピュレーション・レファレンス・ビューロー(PRB)が推計した累計人口は約1080億人。現在の世界人口は約72億人で、累計人口に対する割合は6.6%程度。「地球はかつてないほど人間で溢れている」。

 「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」(講談社現代新書)がベストセラーになっている。「第1部 人口減少カレンダー」では、これから起こるであろう好ましくない現実が提示され、「第2部 日本を救う10の処方箋」では、それへの対応策が述べられている。著者は人口政策や社会保障政策のエキスパート

 第1部を抜粋してみる。 2016年 出生数が100万人を切った 2020年 女性の2人に1人が50歳以上に 2024年 3人に1人が65歳以上の超高齢者に 2025年 東京都も人口減少 2026年 認知症患者が700万人に 2033年 住宅の3戸に1戸が空き家に 2039年 深刻な火葬場不足に 2042年 高齢者人口が約4000万人に 2050年 世界的な食料争奪戦に 等 

 第2部「日本を救う10の処方箋」(抜粋) 24時間社会からの脱却 / 非居住エリアを明確化 / 都道府県合併 / 国際分業の徹底 / 中高年の地方移住 / 第3子以降に1000万円給付 等

 日本ではこれから“雪崩のように”人口が激減していく。高齢化が進み、超老人社会になる。しかし、世界では人口が爆発的に増えている。1秒に4.5人が生まれ、1.8人が亡くなる。1秒ごとに2.7人、年間で8600万人増加しているとされ、地球上の人口は記録更新を続けている。

 世界はこれからも成長し続ける。成長力とは労働力。労働力とは若者のことだろう。世界は悲観的ではない。世界の希望を共有したいのなら、労働市場を世界の若者に開放しなければならないだろう。日本が世界の一部になれば、悲観的な未来では無くなるはず。

     http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/06/2-b3ce.html

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