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2017年8月24日 (木)

青春を直視できない

 昨日で夏の高校野球が閉幕した。近年は投手の逸材が多数輩出されて来たが、今大会は久しぶりに大型強打者の出現に沸いた。

 以前から、産業化している高校野球は好きではない。この夏はそういった現状を問題提起する報道が一部あったので溜飲を下げた。“本丸”は高野連。そこから下へ行くほど薄まっては行くが、野球部の高野連的体質、指導者や球児の特権的な意識は、本丸のそれを踏襲している。

 昨日は日本テレビ系で「鳥人間コンテスト」が放送されていた。今年で40回目の大会。それも納得する。小学生の頃に見ていた。当初は“馬鹿馬鹿しい番組”のひとつだったが、現在では夏の終わりの風物詩、超感動バラエティに様変わりした。

 自作した人力飛行機で飛行距離を競う大会であるものの、今ではバックグラウンドに重心が移り、事前に取材された参加チームや参加者個人が大会に賭ける熱い想いや隠されたストーリーなどが感動を過剰に演出する。事細かに批判するのは筋違いなので記さないが、自分はあの“青春”を直視できない。

 甲子園でも鳥人間でも高校生クイズでも、ある種の熱狂状態を見ると鳥肌が立ち、嫌悪感から寒気もする。彼らは健全で正常、自分がひねくれ者で異常なのだろう。彼らに問題があるのではなく、自分に問題がある。その通りだ。その評価で構わない。

 彼らが熱狂する姿は、確かに集中する姿には見える。集中する彼らは、大会が終わった翌日からは、身を反転させるように思えてしまう。熱狂する者は、良く言えば冷静、適切に言えば冷酷になれる者と言えないだろうか。

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