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2017年6月25日 (日)

踊るように髪を切る

20170621 日常生活の中で、多くの働く人たちと接する。しかし、実際に接していると言えるのはごく限られた場面だ。スーパーやコンビニで店員とやりとりするのは会計(事務手続き)で、サービスを受けているうちに入らない。最近は会計機に代金を投入したり、バーコードの読み取りまで自分でする完全なセルフレジも増えている。

 最も身近で、最も頻繁に技術サービスの提供を受けるのが散髪だと思う。一般的な人はそれ以外に見当たらないのではないか。

 「手先が器用な人」の典型的な職業で、真っ先に浮かぶのが理容師・美容師だ。器用という言葉は多くの意味を持っている。細かい仕事を巧みにやりとげること、要領よく立ち回ること、役に立つ才能があること。他にも、潔い・潔白という意味も持つらしい。

 先日、髪を切りに行ったのは“カットのみ”で1,080円の店「カットファクトリー」。合理化されたシステムで、精算機に代金を入れチケットを買い、順番を待つ。担当してくれたのは20歳代の若者。最初、しばらくは襟足や耳の回りなどを整える。そして本格的に髪を切り始めると、その若者は踊るように髪を切った。間違いなく、ステップを踏んでいる。頭皮と頭髪の厚み=距離感を瞬時にインプットし、左手で持つクシと右手に持つハサミの刃先が軽やかに螺旋状(のように感じた)に髪を切っていく。既に職人の域にあると感じた。

 昔は、鋏(ハサミ)1丁で生きる理容師や包丁1本で生きる料理人がいた。ITの時代でも職人はいなくならないだろう。むしろ、その価値は高まるのかもしれない。

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