道の駅 漢学の里 しただ(三条市下田)
「道の駅 漢学の里 しただ」をカーナビで検索したが、ヒットしない。データが10年経過したカーナビではこんなことが珍しくない。次に「諸橋轍次記念館」に設定すると、30キロと表示された。意外と近い。
諸橋轍次(てつじ) … 諸橋轍次博士は、1883年(明治16年)6月4日、三条市(旧下田村)生まれ。東京高師卒業後、大学教授を経て、戦後は都留文科大学学長に就任。この間50余年にわたり儒学研究、大漢和辞典編纂という偉業を成し遂げた。昭和40年に文化勲章を受賞。1982年(昭和57年)12月8日、100歳で逝去。生涯を通じて、漢学研究に情熱を傾けた。文学を愛し、郷里を愛した博士は、今なお地域の人に深く敬慕されている。博士の生家を含む小高い丘に記念館などが建設され、一帯を「漢学の里」と呼んでいる(記念館の紹介文を抜粋引用)。
諸橋轍次記念館を訪れたのは、まだ開館間もない1993年5月だった。現在では、記念館周辺が「道の駅 漢学の里 しただ」として整備されている。農産物直売所や農家レストランなどがある。ここを目的地としても十分楽しめる。更に奥には人気の日帰り温泉「いい湯らてい」、越後長野温泉嵐渓荘、笠堀ダム、大谷ダムがある。道も平坦で適度なドライブコース。写真は道の駅駐車場から名勝“八木ヶ鼻”を望む。
道の駅 漢学の里 しただ 三条市庭月451-1 ℡0256-47-2230