2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 警察官と消防士 | トップページ | 投資適格国 1 »

2017年5月31日 (水)

谷信(見附市)

 今日は県内各地で真夏日になった。全国の観測地点での最高気温は新潟市の秋葉区で記録した。長岡も30度を超えた。5月中に夏日や真夏日を記録する地方も少なくない。明日から6月。“衣替え”だ。最近は5月中に衣替えするところが多くなった。実勢に合わせて対応するというように変わってきた。多くの企業が制服を廃止した。私服で勤務しているのであれば尚更だ。一部では企業の制服復活ブームもあるが、実勢に合わせてというのは後戻りしないだろう。

Dsc_0920 先日、信号待ちの車内から撮影した“見附市民のソウルフード”「アイスの谷信」。衣替え時期から本格的な稼ぎ時を迎える。もちろん自分にとっても大切な店。ここの「ひき茶アイス」、「白アイス」を何百回食べただろう。

 懐かしい話をいくつか。昔はお土産(持ち帰り)にすると、アイスの頭にコーンのフタをしてから、袋に入れてくれた。袋の中にはアイスのコーンを立てる穴が開いた厚紙が入っていて、倒れないようになっている。今もそうなのかな。昔は2階がイートインコーナーになっていた。部活の練習の帰りなど、よくそこでアイスを食べた。部活後のアイスは格別だった。昔は冬になると「アラモード焼き」という名のお菓子(お焼きの一種)を売っていた。夏だけでなく、冬も人気の店だった。

 “町のアイス屋さん”として様々なメディアにも取り上げられてきた。そんな時、決まって「昔ながらの味」とか「懐かしい味」などと表現される。もちろん、幼い頃から食べている身にしてみれば、思い出と繋がっている懐かしさはある。しかし、「昔ながらの」とか「懐かしい」という形容は実体を現していない。アイスの種類は定番のものも多いが、常に新しい味にチャレンジしている。小さな町でアイスや洋菓子を売って、50年近く商売を継続している裏には「新しいものを取り入れようとする姿勢」がある。研究熱心であることに加え、“アイスで生きる”という揺るぎない覚悟が、この店を支えている。

 谷信 見附市新町1-7-7 ℡0258-63-1360 営業時間:9時30分~20時 定休日:不定休

« 警察官と消防士 | トップページ | 投資適格国 1 »

見附市」カテゴリの記事

ソウルフード」カテゴリの記事

街の風景」カテゴリの記事