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2017年5月30日 (火)

警察官と消防士

Fireman 昨日、“古傷”について記していて、よく飲み会で話していたことを思い出したのでまとめてみた。

 「警察官と消防士」  主にトラブルが起きた時、人は2種類の対応をする。事実を確認した後、警察官型の人は犯人を捜し、原因追及を始める。犯人を捕らえることが解決だと信じているので、「犯人は捕まえました」という結論を持って謝罪なりの回答をしようとする。トラブルという炎はまだ燃えている。このタイプの人は火に油を注ぐことになる場合がよくある。また、「トラブルを起こすと罰が待っているぞ」という恐怖政治型で業務遂行するタイプ。

 消防士型の人は消火活動にあたる。まずは火を消して、現場検証はその後に行う。双方から事情を聴き、商取引であれば顧客側に立って、言いがかりや勘違いの可能性を探る。トラブルを火事に例えるなら、そのほとんどが失火だからだ。また、事後、火事が発生しない仕組みづくりを検討するタイプ。

 「エスカレーターとエレベーター」  主にプロジェクトの進行や仕事を分業・分担する場面で、人は2種類の対応をする。エスカレーター型の人は、一方通行が多く、なかなか降りてこようとしない。上りには乗るが、下りには乗らないか、下りのエスカレーターがあることを知らない。多くの場合、順番に乗るが、われ先にと駆け込む人もいる。

 エレベーター型の人は“昇降”する。自分の経験の中に、1階から10階のフロア行きのボタンがある。そのフロアを自由に昇降し、助言を与え、経験を語ることができる。経験談ほど当てにならないものはないが、降りてきて語ることほど励まされることはない。エレベーターは、集団で乗る。例え駆け込んでも、着くのは一緒だ。

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