右顧左眄から一転
スクープ報道から3週間。おそらく2017年の新潟県における最大のニュース。これまでは報道が先行していたが、「2018年に両行を傘下に収める持株会社を設立、2020年4月に合併へ」と公式に発表された。
「3年後に合併」の方針が示されたのは衝撃だ。統合メリットを最大限活用し、享受するということだろう。これまで右顧左眄(うこさべん)して来たが、そうと決まればということか。本社所在地を長岡市に、本社機能を新潟市にというのも落とし所だろう。
こうなってくると、言い訳が効かなくなる。1つは県内の他の金融機関。“ガリバー”を相手にどんなビジネスができるだろう。1つは行員。異文化を乗り越えられるだろうか。1つは県内企業。激震に堪えうるか。
もう、競合はない。あるのは共存のみだ。
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