見附市総合体育館
見附市月見台地区、刈谷田川に沿った地区に見附市の体育施設がある。見附市総合体育館は昭和46年6月に竣工。バスケットボールコート2面の体育館、2階には1周170mのランニングコース、卓球場、340席の観覧席を備えている。体育館と2階通路で結ばれた武道場、その隣には市民プール、道を挟んで相撲場と弓道場がある。ここから3キロほど北にある運動公園には、野球場、テニスコート、陸上競技場(多目的グラウンド)がある。2つの拠点が見附市の体育施設の中核になっている。保育園、小学校、中学校が建て替えられたり、移転した今となっては、総体周辺が少年時代の風景を残す、数少ない場所になった。
総合体育館は市民から総体と呼ばれ親しまれている。35年前には中学校の部活で週に2~3回は通っていた。ここに足を踏み入れたのは成人式以来、28年ぶり。外壁に浮かぶ錆や内装のあちこちに老朽化の跡は隠せないが、写真のとおりガラスを多用したエントランスのデザインは建設後45年経った今も古さを感じない。
いくつもの思い出が脳裏に浮かぶ。市民プールにもよく通った。親の付き添いなしで市民プールに入場するには学校の授業で行われる泳力検定に合格する必要があった。25メートル泳ぐと、生徒手帳に「泳力検定済」のハンコが押される。武道場、相撲場、卓球場にもそれぞれ思い出があるが、それはまた別の機会にしよう。
体育館の観覧席がある2階へ上がると、第47代横綱 柏戸が昭和38年9月場所で優勝した時の優勝額が掲示されている。だいぶ色彩が色あせてしまった優勝額だが、40年前から掲示されていた。明日に続く。
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