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2017年3月24日 (金)

じょんぎ買い

 「冠婚葬祭の取引、3割で独禁法違反の疑い」 公取委調査(朝日新聞から引用)

 「新郎新婦の写真入り商品を引き取らされたり、関係のないゴミの処分をさせられた」- 公正取引委員会が冠婚葬祭に関わる取引について調査したところ、約3割で独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の疑いがあった。結婚式の減少や葬儀の簡素化による市場縮小のしわ寄せが、立場の弱い納入業者に押しつけられている構図が浮かんだ。公取委は今年度、ブライダル業者や葬儀業者に3,500通、納入業者に7,000通の調査票を送り、それぞれ半数近い回答を得て独自に分析した。その結果、ブライダル業者に納入する業者からの回答のうち、38%で独禁法違反になりうる行為が見つかった。例えば、「新郎新婦の名前や写真が入った商品を、予定より出席者が少なかったことを理由に返品された」や「結婚式前日に人前式だったことを告げられ、牧師のキャンセル費用を負担させられた」などだ。

 新潟の方言で「じょんぎ」というのがある。義理とか礼儀とかおつきあいという意味だ。「じょんぎ買い」と言った場合、“おつきあいで買う”という意味になる。本来、必要ではないのだが、個人的なつきあい、会社とのつきあいなどで商取引が行われることを指す。

 記事の例は。とても「じょんぎ買い」の範疇ではない。商取引に名を借りた“弱い者いじめ”だろう。しかし、需要と供給に基づいた取引ではないという点で、構造は同じ、根っこは同じだと思う。顧客からの要請、上司からの指示で「じょんぎ買い」することは誰もが経験したことがあるだろう。

 日本の商取引から「じょんぎ買い」やそれに類するものが無くなったら、日本のGDPは10%下落するのではないか?大げさではなく、それほど商慣習化している。

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