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2017年3月20日 (月)

千年こうじや/魚沼の里(南魚沼市)

Hakkaisan_amasake 八海山は新潟県南魚沼市にある標高1,778mの山。同じ南魚沼市にある越後駒ヶ岳、中之岳とともに越後三山の1つに数えられる。古くから霊山として信仰の対象となってきた。

 新潟を代表する銘酒「八海山」は、その名のとおり八海山の麓で醸造・製造されている。八海山の麓・長森地区に「魚沼の里」という施設がある。八海山を製造販売する八海醸造が運営し、端的に表すならば“魚沼の食と自然のテーマパーク”といったところだ。

 のどかな里山を背景に、八海山の醸造蔵(第二浩和蔵)、雪を活用した貯蔵庫と食品・雑貨等の販売所を兼ねる八海山雪室、雪室千年こうじや、そば屋長森、うどん屋武火文火、菓子処さとや、つつみや八蔵(包む・ラッピング)、菓子工房ブランドゥブラン、社員食堂を兼ねた食事処(みんなの社員食堂)、さとやベーカリー等が点在する。訪れる度に、新たな施設が出来ている印象だ。

 「千年こうじや」は雪深い魚沼の知恵と工夫で築かれ、受け継がれてきた独特の食文化、特に越冬食材とするために麹や酒粕、味噌などの発酵食品を使った食文化を伝えている。豪雪のひなびた農村で雪国人が生きるために加工していた食品が、現代の鮮やかなガラス瓶やモダンなデザインの容器に詰められ、彩り豊かに蘇っている。中でも、「麹だけでつくったあまさけ」は、供給が追いつかない状況が続いているという。

 駐車場には地元ナンバーの車にとどまらず、関東各地のナンバーをつけた車が並ぶ。関東から、関越トンネル通って至る南魚沼は、新潟県最大の玄関口と位置づけていいだろう。関東からは優に日帰り圏にある。冬は豪雪に見舞われる地域であるものの、実は玄関口として「地の利」がある。自然、水、米、酒。その地の利にいち早く気づき「八海山」という銘酒を背骨に、「魚沼の里」にみられる各種の事業を手足として展開した八海山グループの南雲社長は、雪国に障害がないことを証明して見せた。

 魚沼の里 南魚沼市長森 関越道六日町ICから10㌔程度 営業時間:10時~17時 定休日:なし

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