元旦休業の企業を支持したい
元旦営業を継続する企業は、消費者の利便性確保や休暇のレジャー施設としての役割を担っていると説明するが、売上・利益優先であることは隠せない事実だろう。そのことを責める気持ちはない。ある程度の集客はあるのだろうが、福袋などは「元旦に売っているから買いに行く」面がある。2日からであれば2日に出掛けていくだろう。
例えば、元旦営業のスーパーに勤める人がいる家庭は、どんな大晦日や元旦を過ごしただろう。旦那さんが酔い潰れても、明日、お母さんが仕事ならば、気持ちも切り替えなければならない。公共交通機関の運転手やタクシードライバーがいる家庭は、どんな大晦日や元旦を過ごしただろう。今日、すれ違ったバスの乗客は1名だった。いくら代休がある、交替で休みがあるといっても、大晦日は大晦日、元旦は元旦だ。家族と過ごす大晦日や元旦は、かけがえのないもののように思う。
そんなことで、2018年は元旦を休日とした企業を支持したい。
家電量販店では、ヤマダ電機、ケーズデンキなど。ドラッグストアでは、カワチ薬品など。ホームセンターでは、コメリ、ムサシなど。食品スーパーでは、ウオロク、チャレンジャー、ベイシアなど。
【写真】初日の出、とみせかけておいて夕日。それも、秋の夕日。
「西向きの窓辺」カテゴリの記事
- 雪の重さを知る者は(2022.11.18)
- 彼は「戦後レジーム」を抜け出せなかった(2022.08.13)
- 内橋克人氏の訃報(2021.09.01)
- 良心の踏み絵(2021.07.03)