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2016年12月 8日 (木)

75周年を追悼

 12月8日は日米開戦、真珠湾攻撃の日。1941年12月8日から75周年の節目の年、安倍首相が日米開戦の舞台になった真珠湾を訪問するという。現職首相が真珠湾を訪れるのは初めてのこと。オバマ大統領は現職大統領として初めて、原爆を投下した広島市を訪問している。真珠湾訪問は、その返礼の意味合いがあるとみられ、戦後に終止符を打つとともに、同盟深化をアピールする狙いがあるという。自分はどちらかと言えばリベラル的な思考・思想に共感することが多いが、日米開戦75周年の年に首相が真珠湾を慰霊訪問することには何の違和感も持たない。

Nagumo ここ、長岡市は連合艦隊司令長官・山本五十六海軍大将の出身地。旧日本海軍による真珠湾奇襲攻撃の指揮を執った南雲忠一海軍大将は山形県米沢市の出身。上杉の時代から、上越・長岡と米沢は縁が深い。山本五十六が出身地でも尊敬の念を持って讃えられているのに対し、南雲忠一は出身地においてさえ、冷遇されている印象を持っている。南雲忠一海軍大将も追悼されるべき。Amazonで南雲忠一に関する古書を買い求め、75年前の戦争と軍人に敬意を表したい。

豊田穣 「波まくらいくたびぞ-悲劇の提督・南雲忠一中将」 (1973年) 著者豊田穣氏は海軍兵学校の出身。1971年(昭和46年)「長良川」で第64回直木賞を受賞。本書に記された南雲忠一海軍大将は海軍兵学校29期先輩に当たる。

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