糸魚川大火を中継し続けたAbemaTV
12月22日午前10時半ごろ、新潟県糸魚川市の商店街から出火。火は強い南風にあおられ商店や住宅などに燃え広がり、延焼は約4万㎡、150棟以上に及ぶ大火災となった。
およそ火事の映像とは思えなかった。阪神大震災や東日本大震災のような映像だった。地上波テレビはニュースで取り上げていたが、やはり局地的なニュース扱いだったのに対し、インターネットテレビ「AbemaTV/AbemaNEWS」は提携するテレビ朝日とその系列局であるUX新潟テレビ21の映像を使いながら、ほぼ休みなくこの大火を中継し続けた。インターネットテレビの可能性を実感した。強風の影響を受けた延焼拡大などの状況は1976年の酒田大火に酷似するという。
㈱AbemaTV(アベマTV) ㈱サイバーエージェントと㈱テレビ朝日の出資(サ社60%・朝社40%)により設立されたパソコン・スマホ向けライブストリーミング形式によるインターネットテレビ局。
酒田大火 1976年(昭和51年)10月29日に山形県酒田市で発生した大火。日本海を進む低気圧の影響による強風によって火災が拡大、大量の飛び火で消火活動が進まず、酒田市中心部22万5千㎡を焼失した。
« 冬至と県民性 | トップページ | 1990年 有馬記念 »
「柏町9階」カテゴリの記事
- コロナ後の世界 1(2020.05.01)
- 「怒りの葡萄」の時代へ(2020.03.14)
- 辺野古(2018.12.14)