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紅葉は峠を越して、色づいた葉の色が抜け始めている。葉は風もないのにカサカサと音を立てて散っていた。枝から蜘蛛が降りて来た。足を登って来たのも蜘蛛だった。そういう訳で、写真の佇まいほど、ゆっくりさせてはくれないベンチだった。
落葉した範囲だけ、周囲とは違う色をしていた。葉は土に還り、やがて養分となって未来の自分を作る。