急性声帯炎を案じる
1週間前の金曜日にメール配信された「浜田省吾ツアー 公演延期のお知らせ」に驚いた。「11月5日(土)、6日(日) マリンメッセ福岡にて予定しておりました『ON THE ROAD 2016 “Journey of a Songwriter” since 1976 』は、本人の急性声帯炎、急性咽頭喉頭炎の為、公演を延期させていただくこととなりました」というもの。
彼は1952年12月生まれ。来月には64歳になる。ライブ・ツアーを活動の根幹とし、少々のことではライブに穴を空けない。そのことは40年のキャリアが証明している。だからこそ、長年のファンは心配する。
彼が「ライブは一期一会」と口癖のように言うこと。昨年、“Journey of a Songwriter”のリリースがオリジナルアルバムとしては前作“MY FIRST LOVE”から10年経過していたことについて、「自分の音楽を記録するために必要な時間だった」と語ったこと。ファンに対し「僕の歌を人生のバックグラウンドミュージックに選んでくれてありがとう」と話すこと。「千里の馬」(下記リンク)のようなエピソードを記していること。
枚挙にいとまがないが、つまり、彼は“誠実”なのだ。
これまで、人生の様々なシーンで、彼と彼の歌に励まされたり、癒されたり、気づかされたりしてきたのは、彼がシンガーソングライターであり、詩人であり、更には“ジャーナリスティックな視線”を持っているから。
多くのファンが彼を想い、慕い、信じてきた。来週、横浜アリーナでのライブが予定されている。横浜で、あるいは次の名古屋で復帰することを願っています。しかし、「声帯、咽頭、喉頭」それぞれの炎症を軽く扱わないで欲しい。
私と同じように、多くのファンの人生の傍らには、常に、彼のレコードやCDがあった。これからもずっと、彼に存在し続けて欲しいから。
http://kasa.air-nifty.com/blog/2016/09/post-b87c.html
【追記】本日、延期された福岡公演の開催日程がメール配信された。「横浜で復帰」に前進している証拠と受けとめたい。
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