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今朝、障子戸を開けると窓ガラスがうっすらと結露していた。昨日は二四節季の霜降(そうこう)。霜が降りるには、ひと月以上早いが、霜月・11月まで1週間になった。
藤沢周平氏の短編集「霜の朝」。文庫本の初版は1987年となっている。掲載作品はそれ以前に書かれたもので30年以上経過しているが、古さを感じない。
藤沢氏が1997年に逝去されてから、来年1月で20年になる。1年、1月、1日、1時間。時の刻みは変わらないのに、時の流れは加速しているように思える。