7.13水害から12年
7.13水害から12年。「2004年(平成16年)7月新潟・福島豪雨」が正式名称。
平成16年7月12日夜から新潟県中越地方や福島県会津地方では非常に激しい雨が降り、記録的な雨量を観測した。信濃川水系の五十嵐川や刈谷田川、中之島川の堤防が11ヶ所で決壊し、五十嵐川流域の三条市と刈谷田川流域の中之島町を中心に、長岡市、見附市など、広範囲で浸水被害が発生した。
このうち、刈谷田川流域・中之島町の決壊は日蓮宗龍川山・妙栄寺の裏手で起こった。この決壊により、本堂、客殿、鐘楼堂、毘沙門堂、羅石堂、庫裡、そしてほとんどの墓石が流された。先祖が眠る墓も容赦なく濁流に呑み込まれた。妙栄寺の移転・復興にあたっては、父が尽力した。
決壊した土地の周辺は「道の駅・パティオにいがた 防災公園キズナの森」として整備されている。
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