コインランドリー
「まだ寒い夜もあるだろう」と、離せないでいた毛布。さすがに昨日の真夏日を経て、寝具の洗濯に出た。天候のせいもあるが、利用者が途切れることはなく、目当ての大型洗濯機&乾燥機は順番待ち。仕方なく、洗濯機のち乾燥機を選択。今日は、単身者風の男性がひとり。あとは若い夫婦、主婦、初老の女性。近隣の住人構成や時間帯にもよるが、学生の姿はなかった。
そもそもコインランドリーなんてものは、昔は存在しなかった。根元的な需用者は、学生と単身赴任者だったが、今は時間のない主婦や共働き世帯が多数のようだ。
年代にもよるだろうが、一人暮らしの学生には、二層式洗濯機が必需品だった。単身赴任については、単身赴任という勤務形態自体が少なかったと思う。お父さんの転勤・異動には家族が合わせることが主流だった。その町に住み、その町か近隣で働くことが多数を占めていた。
コインランドリー事業はビジネスモデル変革期を迎えている。旧三洋電機のコインランドリー事業を引き継いだ㈱アクアの「ITランドリー」は全国1200店舗以上に拡大。料金はプリペイドカード方式。ポイントも貯まる。ホームページで空き状況を確認でき、洗濯・乾燥終了をメールで通知してくれる。
「コインランドリーブルース」 http://www.uta-net.com/movie/6251/
柳ジョージの歌。調べてみると1991年の発売。そっか。我ながら大人っぽい歌を聴いてた。アルバム「TOBACCO ROAD」はジャケットに見覚えがない。レンタルCDか。「ハロー・カリフォルニア・デイズ」という爽快な歌が、何かのCMに使われていて、その歌を目当てに聞いた。最後の服を洗い終わったら、この街を出て行こう。
「コインランドリーブルース」で歌われた風景は、どこに見あたらない、そんな風景は、日本から、消えた。