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2018年8月14日 (火)

過小評価

20180814 1週間前の8月7日、全国高校総合体育大会(インターハイ)のバスケットボール男子で新潟県の開志国際高校が初優勝した。

 開志国際は今回のインターハイを創部5年目で優勝した。決勝までの道のりも福岡大附属大濠、北陸、明成という名門・強豪校との対戦を制し、決勝で中部大第一に勝利した。この対戦成績は「完全優勝」といってもいい。

 このニュースは翌日の地元新聞で社会面のトップ扱いだったが、一面は政治経済の記事が載っていた。中学のバスケ界で実績を残したコーチの存在、開校間もないスポーツ高校(失礼か)の強化施策が背景にあるといっても、マスコミの反応も含め地元の反応は過小評価過ぎるのではないか。

 過小評価と考える理由はいくつかあるが、最大の理由が帝京長岡高校の存在。開始国際の快挙(優勝)の要因についてコーチは「正直、帝京長岡の存在です」と答えている。帝京長岡と切磋琢磨し、「県代表になることは全国トップレベルに位置すること」という環境を創出したことが最大の功績だろう。

 これが夏の甲子園大会優勝だったら、どんな報道がされただろう。

 数日後。女子ソフトボール世界選手権で日本代表チームが準優勝した記事は見つけるのが難しいくらい。スポーツのトップはプロ野球とインターハイ。ニュースバリューは新聞社の判断なのでアレコレ言っても仕方ないのだが、チグハグ感が残る。経済的・産業的な側面(というか経済や産業そのもの)を持つものだけが、ずっと勝ち続けるのだなと思う。

2018年8月13日 (月)

飼い慣らされた犬

 勝ち目のない自民党総裁選挙に石破茂氏が立候補することを表明した。

 立候補が取り沙汰されたもう1人の政治家は腰が引けたように見えた。宏池会の流れを汲む派閥はそういう人が多い。宏池会は池田勇人が安部首相の祖父・岸信介の兄・佐藤栄作と袂を分かって旗揚げした穏健保守の派閥。このまま憲法改正にも加担するのだろうか。

 「政治は権力闘争。石破氏支持者は選挙後に干される」と政治コメンテーターが解説していた。「この政権はおかしい」と異議を唱える政治家が与党内にいたことを政治解説に携わる者は「光明」として捉えるべきではないか。

 これまでの政権なら2度か3度は引責辞任しなければならない副総理が石破氏の派閥力学・派閥政治への言行不一致を批判していた。この恥知らずな政治家には呆れるばかり。

 石破氏は少数の支持議員、党内無派閥議員、そして党員票による批判票をどれだけ積み上げられるだろう。結果はKO負けかもしれないが、強烈なストレートパンチが総裁のアゴにヒットする可能性は高いと思っている。

 それにしても政治ジャーナリストの腰砕け具合が酷い。犬は餌をもらって飼い慣らされるが、彼らが飼い慣らされるのはなぜだろう。飼い慣らされた政治家を批判できないのは自身の首に鎖が巻かれているからだろう。

2018年8月12日 (日)

餓鬼

 ①東京商工リサーチは銀行の年間平均給与を発表した。トップは5年連続で三井住友銀行(810万円)。2位はスルガ銀行(800万円)だった。スルガ銀行は前年3位から順位を上げた。

 「大手行の給与を超える地方銀行」というのは誰かの金融小説のようで聞こえはいいが、歪(イビツ)なグラフは疑ってみる必要がある。

 ②スルガ銀行のシェアハウス関連融資問題で、行員がダミー会社を次々に設立して融資を拡大させていた実態が明らかになった。ある不動産業者が販売するシェアハウス向け融資を当時の役員が禁じたものの、ある支店長の指示により、実際にはこの業者が販売したシェアハウス案件なのに、ダミー会社を使って別会社の案件と偽って融資を再開。審査部門に見つかると、新しいダミー会社を次々作って、関連融資を続けたという。

 「餓鬼(ガキ)」という言葉が浮かぶ。

 「餓鬼」は常に渇き、常に飢えている。

 彼、彼らは、なぜ渇き、何に飢えていたのか。

 この構図はオウム真理教が犯罪集団に変貌して行った構図と何ら変わらない。

2018年8月11日 (土)

「山の日」に

20180729 写真は先日、久しぶりに訪れた石地海岸。

 夕方だったせいもあるが、人は疎(まば)らだった。数少ない海水浴客も、子供は水着を着ていなかった。ビーチパラソルはひとつも見なかった。浜茶屋・海の家、民宿の大半が営業していない。花火や焚き火の燃えカス、兄や姉が弟や妹を、子供たちが父親を埋めて遊んだ砂山の跡もない。海岸が昔より綺麗に見えたのは、関係者の努力や客のマナーが向上した理由だけではない。 

 夏の休日、「海の日」と「山の日」は経済的な理由から制定されたと思い込んでいる。決して的外れではないだろう。この国ではあらゆる物事が経済的な理由で検討され、決定されるが、必ずしも狙いどおり上手くいくとは限らない。

 元気な中高年層が増えたことで「山」レジャーは盛況。一方で「海」レジャーの衰退が著しい。海水浴場自体の数が激減し、海水浴客も減少の一途だという。少子化の影響が海レジャーを直撃し、高齢化は効果となって山レジャーに恩恵をもたらしている。

2018年8月10日 (金)

ラーメンのろし長岡店(長岡市)

20180728 遠くから見る狼煙(のろし)のように、その存在だけは知っていた。ながめていただけの「ラーメンのろし」に行って来た。

 お昼よりも少し早めに入店したのが正解。土曜日の店内はアッという間にお待ち状態になった。食べたのは写真の「ラーメン肉3枚」(750円)。背脂醤油の濃厚スープ、極太の麺。しっかり噛むことを要求される太いもやし。本格的な厚切りのチャーシュー。

 味とボリュームは若者向け。身近でこんなラーメンが食べられるんだなぁという感想。しょうゆ、汁なし、みそ、塩があり、大盛りや野菜増しも選択できる。650円から食べられるのもいい。チャーシューはごはんのおかずに食べたいタイプ。

 そういえば「のろし」という看板は県内のあちこちで見かける。長岡市内では宮内で見た。確か白根でも、阿賀野でも。どこの店の駐車場も混んでいる印象。コストパフォーマンスが高く、人気店になる理由がわかる。

 ラーメンのろし長岡店 長岡市西神田1-6-8 ℡0258-30-1414 営業時間:11:00~21:00 定休日:火曜

2018年8月 9日 (木)

いつか慰霊の旅へ

 73回目の長崎 原爆投下の日。

 今年の初めだったか、「今年は広島に行きたい」と記したが、どうやら今年は難しそう。夏休みは取れないし、2泊3日の行程も考えたが、およそ850㌔、単純に往復だけで1,700㌔。

 無事に仕事をリタイアして、五体満足でいられたら、最初の夏は慰霊の旅をしたい。8月4日に新潟を出て、8月6日に広島を、8月9日に長崎を。

 今年は長崎の平和式典の報道が広島よりも取り上げられていたように感じた。その理由は国連事務総長として初めてアントニオ・グテーレス氏(第9代国連事務総長 ポルトガル)が長崎の平和祈念式典に参列したから。

 「核保有国は、核兵器の近代化に巨額の資金をつぎ込んでいる。昨年は1兆7千億㌦(187兆円)以上のお金が武器や軍隊のために使われた。これは冷戦終了後、最高の水準。これは世界中の人道援助に必要な金額のおよそ80倍にあたる。核保有国は核軍縮をリードする特別の責任があるが、核軍縮プロセスは失速、停止している。多くの国が核兵器禁止条約を採択したことで、これに対する不満を示している」

2018年8月 8日 (水)

立佞武多祭り(五所川原市)

 東北のお祭りは郷愁を誘うものばかり。青森市、弘前市のねぷた祭りと並び「青森三大佞武多(ねぷた)」の一つ、五所川原市の立佞武多(たちねぷた)祭りは毎年8月4日から8月8日に開催される。

 2013年のゴールデンウィークに訪れた「立佞武多の館」での写真。立佞武多の館は、祭りに出陣する立佞武多を格納してある施設で、スロープ状に造られた通路から立佞武多を下から、上から、横から観覧できる。立佞武多は高さ23㍍、重さ19㌧。その姿は躍動感と重厚感を併せ持ち、まるで魂が宿っているかのような迫力、威圧感を感じる。

 今日8日は祭りのクライマックス。いつか訪れたい。必ず。

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 訪れた2013年は東北大震災から2年後。震災復興を祈願して、鹿嶋大明神が地震鯰を押さえ込んでいる。

 立佞武多の館 青森県五所川原市大町506-10 ℡0173-38-3232 営業時間:9時~19時(季節によって変動あり)

2018年8月 7日 (火)

立秋

20180713 先日、「暑さは峠を越え、折り返し点を迎えたのではないか」と記したが、その通りになった。猛暑の予報は撤回されていないが、次の台風が去れば空気が入れ替わるだろう。

 今日は立秋。夜が涼しくなり、鈴虫が鳴いている。二十四節気は経験則。この日を立秋とした先人の知恵に敬服する。

 「暑さが峠を越え、折り返し点を迎えた」と感じた自分も、相応の、相当の年を食った。

2018年8月 6日 (月)

悪党狩り 2

 1980年に放送された時代劇「悪党狩り」を見ている。藤沢周平氏の「神谷玄次郎捕物控 霧の果て」(当時のタイトルは「出合茶屋」)を原作とするテレビ時代劇。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/07/post-14d9.html

 第14話には小林繁次郎という役名で当時、阪神タイガースのエースだった小林繁氏が出演している。江川卓氏とのトレード(「江川事件」)から2年目のシーズンオフ。友情出演というクレジットがついている。エンディング曲は、もんた&ブラザーズの「ばぁにんぐ」。1980年という時代を色濃く投影している。

 この時代劇はほぼダブル主演。物語のクライマックスで2人の剣客が、同心と医者という自身の職責を抛(なげう)って「悪党狩り」を行う。そこで2人は決めゼリフを言う。

 尾上菊五郎(1942-)演ずる北町奉行所 定町廻り同心同心・神谷玄次郎

  「悪党狩りよ。てめぇらのような悪党は生かしておくわけにはいかねぇんだ。地獄の道中手形を渡してやるからありがたく頂戴しな」

 鶴田浩二(1924-1987)演ずる町医者・新村出

  「私は医者だ。人の命を助けるのが仕事。だが、おまえたちは人間ではない。だから死んでもらう」

 毎回、非業の死をとげるのは1人か2人だが、悪党は10人か20人がバッサバッサと「狩られて」しまう。悪事を企むのは権力に眼が眩んだ悪代官か出世欲にかられた小役人。金の亡者となった政商や裏社会の頭領。それらから命令を受けた庶民や下っ端が日々の暮らしのために悪事を働く。

 昨日、今日の新聞にもそれと同じニュースが報道されている。明日も、明後日も、来年も変わらないだろう。

 現代の「悪党狩り」が必要だ。

2018年8月 5日 (日)

2018 夏競馬 1

20180804_2 昨日は今年初めての競馬観戦へ。

 5日の予定を1日繰り上げたのはどうしても現地観戦したい出走馬がいたから。その馬は2017年のダービー馬レイデオロ(父キングカメハメハ)の半弟ソルドラード(父ロードカナロア)だったが、初陣は3着だった。

 今日の新馬戦では2012年の牝馬3冠、GⅠ・7勝馬ジェンティルドンナ(父ディープインパクト)の全妹ドナアトラエンテ(父ディープインパクト)が1着。しかし、今年の桜花賞とオークスを勝ったアーモンドアイ(父ロードカナロア)の半妹ユナカイト(父ヨハネスブルグ)は2着だった。姉も昨年の同じレースで2着だった。

 昨日、観戦したレースの中で今後が楽しみな馬が2頭いた。8レースのダリア賞を勝ったアウィルアウェイ(父ジャスタウェイ)。ダリア賞は例年、出走馬が少なく、レースの勝ち馬はせいぜいファンタジーステークスまでという馬が多い。しかし、アウィルアウェイの母トキオリアリティーはアイルラヴァゲインの半妹、リアルインパクトの半姉、ネオリアリズムの半姉と早熟馬ではない。クラシック路線に乗って欲しい馬。

 写真 M・デムーロ騎手は8R アウィルアウェイでの勝利が今年の年間100勝目だった。プラカードは新潟出身の酒井学騎手。

20180804_10r_2 10レースの信濃川特別を勝ったグロンディオーズ(父ルーラーシップ)はこれで4戦3勝。菊花賞戦線に名乗りを上げた。去年、夏の新潟をステップにポポカテぺトルが菊花賞を3着したように、秋の飛躍が期待される。

 新潟でデビューしたり、条件戦を勝ち上がった馬には、ぜひとも来年以降の新潟記念に帰ってきて欲しい。

 写真 10R 信濃川特別 勝ったグロンディオーズのほか、グレートウォリアー、レーヴドリーブといった良血馬が参戦。 

2018年8月 4日 (土)

ひこうき雲

20180804 海の先に佐渡島がはっきりと見える。泳いでたどり着けそうなくらい。

 まだらな雲のような上に一筋のひこうき雲。そして左上にもひこうき雲。

2018年8月 3日 (金)

2018 長岡花火大会

20180803 “日本のゴッホ”といわれた山下清(1922年(大正11年)3月10日-1971年(昭和46年)7月12日)。彼が制作した「長岡の花火」(1950年)という貼り絵は、彼の作品中、最高傑作といわれている。

 彼が描いた画は長岡花火大会の特徴を見事に捉えていて、とても68年間という時間の経過を感じさせない。

 長岡の花火は最近、「人生観が変わる花火」と一部で言われている。SNS等による拡散効果も良い方向に出ている。ここまで長岡の花火を全国区にした功績は「フェニックス」と名付けられた超大型の花火をラインナップして以降のこと。

 今年から前夜祭は平和祭と名前を変えた。復興・慰霊・鎮魂を前面に押し出すほど、花火大会の産業化が進み、商機が高まるという経済的な好循環が続いている。

 花火の大型化、ショー化。観覧客の受入態勢は年々整備され、会場の改良など、市や関連団体等による施策は「(県外からの)観光客の方を向いている」と揶揄されるほど。 

 もしも現代に山下清が甦(よみがえ)り、フェニックス花火を見たら、彼はどんな画を描くだろう。「フェニックス花火」などは音楽に合わせ、全長約2㌔に渡っておよそ5分の間、花火が打ち上げられる。

 山下清は徴兵を忌避し、自由と平和を愛した。もしかすると彼は「画を描かないかもしれないな」と思う。

 写真は三尺玉。今年の三尺玉は全発が美しかった。

2018年8月 2日 (木)

雨上がりの匂い

 今朝、起きると、道路のアスファルトが濡れていた。ひと月ぶりというのは大げさでも、3週間は雨が降っていなかったのではないか。通勤路では、水を含んだ道路や草木から、雨上がりの匂いがしていた。

 今日からは七十二候の「大雨時行」(たいうときどきふる)。この時期が過ぎると立秋になる。天気予報は科学的だから、まだ猛暑が続くと予報している。一方、先人の知恵の結晶である暦は経験的なもの。夏の暑さは峠を越え、折り返し点を迎えたのではないか。

 長岡花火大会はNHKの特番で昨年に引き続き全国に生放送された。近年、「慰霊祭としての花火」に舵を切って(回帰して)いるが、時代背景とともに人々の心持ちが長岡花火の思想に近づいてきたように思う。

2018年8月 1日 (水)

就職戦線異状なし

 過酷な夏として記憶に残る夏がある。

 1991年。大学4年の夏は就職活動のためにアルバイトに区切りをつけていた。バブル経済は既に崩壊していたが、就職戦線はまだその余熱の中にあった。

 槇原敬之の「どんなときも。」は映画「就職戦線異状なし」(1991年6月公開。金子修介監督・織田裕二主演)の主題歌で、テレビの映画宣伝や音楽番組などで大量に流され、街で耳にすることも多かった。映画の公開時期と自らの就職活動が重なっていたため、映画そのものの評価はさておき、自分にとってはセンチメンタルな気分になる歌であり映画であることに間違いない。

 当時の就職解禁日が8月1日だった。今日から27年前。一流大学の学生や優秀な学生は内定先から拘束を受けていた。就職解禁日という仕組みは形骸化していた。「ニュースステーション」のキャスター・久米宏氏が、その就職戦線について冷めたコメントをしていた。普段、何も語らない父が珍しく「うちにも大学4年生がいるが、どうなっている」と言った。

 自分が夢を追った就職活動は失敗した。しかし、その活動が評価され、地元の優良企業に内定を得た。

 その夏はお盆を過ぎた頃に東京へ戻り、人生で最も怠惰な毎日を過ごした。たまに鳴る電話の大半はアルバイト先の係長からだった。就職戦線から帰還した自分は、何一つやる気を無くしていた。後期の授業が始まるまでのひと月近くをクーラーのない部屋で昼夜逆転の生活を送った。扇風機は熱風で役に立たず、小型冷蔵庫の扉を開けて涼み、一日に何回もシャワーを浴びて凌いだ。

 今年は間違いなく「最も暑い夏」なのだが、「最も過酷な夏」はあの夏だ。

 今年の就職戦線はどうなのか。しかしもう二度と「就職氷河期」はやってこないだろう。売り手市場が永遠に続くのではないか。そして、氷河期世代がバブル期世代を一方的に敵視する確執や誤解も、やがて解けるだろう。

2018年7月31日 (火)

リテンション

 英語の retention は「保持・保有・停滞」の意味を持つ。今、この「リテンション」が企業の経営課題になっているという。社員の「定着・引き留め」の意味で使われる。

 - 人手不足・人材不足の暴風が企業の化けの皮を剥ぎ、慌てた経営者たちは「リテンション」に躍起になっている - 滑稽だ。それはもう手遅れだろう。

 組織の中核を担っている人材とは、表面上ではフォワード的人物、点取り屋、つまり収益をあげる人材のことを指すが、組織を支えている人材はディフェンシブな人物、危機を未然に防いでいる人材のことだ。そのような役割を背負った人物が辞めた時、組織はどんな対応をするのか。退職者から学ぶことを反復できない組織は滅びる。人を大切にしない会社は生き残ることができない。

 不思議なもので、決壊前のダムからは、まず清流が流れ出す。やがて黒い川を堰き止めていたダムが決壊した時、そこから我先にと流れ出すのは濁流だ。そして、それらすべてが流出した後で、また清流に変わる。

 今日7月31日は節目の日。

2018年7月30日 (月)

日の入り

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2018年7月29日 (日)

台風12号の正常性

 昨夏の終わり、木の幹に逆さにとまる蝉を見つけた。蝉の品種よってそういうものがいると知った。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/08/post-9ea7.html

 台風12号は午前1時に三重県に上陸した。三重県は東側に海岸線を持つが、その東側から台風が上陸したのは稀有な例だという。台風は今朝は岡山県、昼は広島県、夜には九州へと西進した。

 毎年、台風のニュースを見てきたが、こんな進路をとる台風を見たことがない。台風は偏西風の影響を受ける。南西方向から進み、北東方向に抜けていくのがパターンだ。「逆走台風」という言葉で伝える報道もあった。

 台風12号の進路を伝える天気図は、野球でバッターが3塁へ走り出したような、時計の針が左回りで動き出したような、そんな「異常な感覚」に近い。

 異常。それを特殊な例として除外するのは簡単な話だが、そもそも正常とは「異常を含む正常状態のこと」を指すのではないか。木の幹に逆さにとまる蝉が正常なように。

2018年7月28日 (土)

2018年 夏の新潟開催

Nigata2018s 今日から9月2日までの土日計12日間、JRA・中央競馬、夏の新潟開催が始まった。

 昨年、新潟デビュー馬が大活躍したことが影響しているのだろうか。今年も多くの良血馬が新潟でデビュー戦を迎える。

 ユナカイト(父ヨハネスブルグ)は今年の桜花賞とオークスを勝ったアーモンドアイ(父ロードカナロア)の半妹。姉は同じ新潟で迎えた初陣を2着だったが、父がヨハネスブルグに代わって平坦の1400㍍戦は合いそう。

 更に大物が2頭。2012年の牝馬3冠、GⅠ・7勝馬ジェンティルドンナ(父ディープインパクト)の全妹ドナアトラエンテ(父ディープインパクト)。8月5日のデビュー戦に向け、既に新潟に滞在しているという。優秀な牝馬の育成には定評がある国枝厩舎の所属。2017年のダービー馬レイデオロ(父キングカメハメハ)の半弟ソルドラード(父ロードカナロア)は藤沢和厩舎。ここまで良血・名門が揃うと新潟デビュー馬のクラシック制覇の夢を見てしまう。

 他にもビックピクチャー(父ディープインパクト)はGⅠ・3勝馬ストレイトガール(父フジキセキ)の半妹。ヴィクトリアピース(父ヴィクトワールピサ)は今年のダービーで2番人気(5着)に押されたブラストワンピース(父ハービンジャー)の半妹。

 そのブラストワンピースは「新潟記念をステップに菊花賞を狙う」と報道されている。このような試みは競馬ファンにとって、とりわけ新潟の競馬ファンにとって嬉しい限り。夏競馬は一線級が休む時期というおかしな慣習を打破して欲しい。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/09/post-074b.html

 今年も現地観戦は3回以上が目標。芝のメイクデビュー戦(新馬戦)が2鞍組まれている8月5日(1,800、1,400)と19日(1,600、1,400)、そして9月2日の新潟記念。

2018年7月27日 (金)

Sunset reflected in the building

20180725

2018年7月26日 (木)

ライズ「スリープマジック」

 「人生の3分の1は睡眠」というのは、寝具メーカーの有名なキャッチ・コピー。寝具にお金をかける人は少なくない。

 最近、目覚めると腰や肩に多少の痛みを感じるようになった。年齢のせいもあるし、寝苦しい夜が続いたこともあるが、「せんべい度」が高まったふとんの要因もあると思い、「スリープマジックマットレス」をほぼ衝動買いした。

 自分は「ふとん派」だ。何度かベッドを使ったこともあるが、結局はふとんに戻る。旅先のホテルでもしっくりくるベッドに出会う確率は10分の1くらい。ホテルのベッドは硬いものが多い。夜中に腰が痛くなり、目覚めることが多々ある。反り返って寝ているような感覚になる。

 好みのベッドに出会うと、その宿泊ホテルの評価が高くなる。最近では、昨年のゴールデンウィークに泊まった「ホテル・ラ・ジェント・プラザ函館北斗」。悪い方のホテル名も頭に浮かぶが、好みの問題もあり、控える。

 家では「畳の上にせんべい布団」を敷いて寝ていた。これはこれで硬いのだが、前記の硬さとは異なり、畳と布団の適度な弾力性が自分には合っていた。

 「スリープマジック」を数日間使用した感想は「まあまあかな」という程度。劇的な変化など期待していないが、変わった(改善された)のは確か。腰や肩に痛みはない。元々の持病がある首の違和感は、マットレスと枕の関係が変わったからだろう。次は枕を買い換えよう。今、使っているものは、枕カバーにそば殻枕と別の枕を詰め込んだ手作り枕。

 寝具に無頓着でいられたことは幸せだった。

2018年7月25日 (水)

通行帯違反

201807232 5~6年ぶりに交通違反の取り締まりにあった。違反の内容は高速道路上での「通行帯違反」というもの。最近は盛んに「通行帯違反」の取り締まりが行われていることを聞いていたのだが。

 「通行帯違反」は複数の車線がある道路で、追い越し車線を走り続けてはいけないというもの。基本的に左側の車線(3車線の場合は左側か真ん中)を走行しなければない。右側の車線は追い越す際にのみ走行する。

 追い越し車線を走って良い距離の目安は2km以内とされていて、これはあくまでもルール運用上の目安。法律に規定されている訳ではない。

 「追い越し車線の走行は2kmまで」が原則。通行帯違反は点数1点、反則金は6,000円。

 これでまた「ゴールド免許証」が遠のいた。これも営業を生業(なりわい)とする者の宿命か。

2018年7月24日 (火)

投資信託「誤計上」

20180724 毎日新聞から抜粋して引用 「個人が保有する投資信託の保有額が30兆円以上も過大計上されていたことが判明した。金融機関や家計など各部門の資産や負債の推移などを示す日本銀行の「資金循環統計」で過剰計上が見つかった。2005年以降の数値を遡って改定した結果、17年12月末の保有額は、改定前の109兆円から約33兆円少ない76兆円まで激減。投資信託が個人金融資産に占める割合も、改定前(12年)の3.8%から17年の5.8%まで上昇していたが、改定後は14年の4.6%をピークに低下し、17年は4.1%まで下落していたことが分かった。近年順調に増加しているとされてきた投信保有額が、実際は減っていたことになり、「貯蓄から投資へ」の流れが進んでいると信じてきた証券業界等に衝撃が広がっている」

 写真は「アベノミクスによろしく」(2017年 インターナショナル新書)

 アベノミクス下の経済統計は、政権側にとって都合の良いように統計基準の改定がされていると聞く。今回の件は「誤計上」と報じられているが、疑ってみる必要がある。誤るように仕向けられた改竄(かいざん)であれば、それは国家的な犯罪だ。

 残念ながら現在の政権には、そんな犯罪の素地が整っている。

2018年7月23日 (月)

大暑に

201807231 今日23日は二十四節気の大暑。「1年でもっとも暑さが厳しい」とされる。しかし、梅雨明けが長引けば大暑を雨で迎える年もある。2週間後の立秋や、ひと月後の処暑の方が大暑よりも暑い夏はいくらでもある。

 しかし、今年はホンモノの大暑になった。埼玉県熊谷市で国内観測史上最高気温「41.1度」が記録された。また、東京都でも観測史上初めて40度超えを記録した(青梅市40.8度)。

 猛暑・酷暑であることは事実なので、この暑さはどうやってもねじ曲げようがない。しかし、これだけ連日、暑さのニュースにさらされていると、心理的には熱中症になりやすい環境が増幅されているように思う。

 熊谷市では昨日まで「熊谷うちわ祭」が行われていた。うちわのお祭りがあること自体、熊谷の地が暑さと共存してきたことの証だろう。「12台の山車・屋台が熊谷囃子とともに市街地を巡行する様子は、その絢爛豪華さから関東一の祇園祭と称される」(熊谷市ホームページから)という。

 今年は新潟の雪も酷かった。しかし、キチンと春が来て、夏になった。

2018年7月22日 (日)

夕焼け

20180722 記録的な猛暑が続く。そのことが多少、関係しているのだろう。連日、夕焼けが美しい。

 夕焼けは「西の空が晴れている」状況。それは「翌日も晴れる可能性が高い」ことを示している。

 明日も猛暑が続く。

2018年7月21日 (土)

岩ガキ

20180721 つい先日「村上に岩ガキを食べに行って来た」と話したら、「カキ?夏でも食べられるのか?」と返ってきて返答に困った。興味のある・なしが、ここまでくるものなのかと驚きを通り越えて感心した。ある意味、この「鈍感さ」は危険でもあるが貴重でもあるからだ。

 旧山北町、桑川付近の海で採れる「岩ガキ」は、夏の新潟を代表する味覚のひとつ。彼は55歳を超えているが、その存在を知らずに生きてきたというのはにわかには信じがたい。この時期の居酒屋に入れば岩ガキを置いている店は少なくない。現に今日はスーパーでも売っていた(写真)。

 彼はこれまで、いくつかの「無関心」を重ねてきたはずだ。季節を感じる食材や季節そのものへの無関心。自分が住む土地への無関心。恋人や家族と出掛けたり、食べること、味覚を楽しむことへの無関心。「彼はスーパーに夕食のおかずを買いに出掛けることもないのだろうか」。そんな余計な推測もしてしまう。

2018年7月20日 (金)

「たそがれ清兵衛」という名刺

20180620 藤沢周平氏原作の映画化作品が相次いでテレビ放映されている。

 映画「たそがれ清兵衛」(2002年 山田洋次監督)は短編小説集「たそがれ清兵衛」(8編収録)のうち「祝い人助八」と、これとは別の小説「竹光始末」を原作としている。

 日本人の心の揺さぶり方を熟知している山田監督は、この「たそがれ清兵衛」というキャッチーなタイトルを見逃さなかったのだろう。

 映画として「たそがれ清兵衛」が優れていることに異論はない。しかし、この映画がヒットしたことで、「たそがれ清兵衛」が藤沢氏の名刺になったことには大いに不満が残る。藤沢作品が原作の映画として「たそがれ清兵衛」は真っ先にあげられることが多い。しかし、藤沢氏の小説として「たそがれ清兵衛」があげられることはないからだ。

 ある宴席で、珍しく藤沢氏の話題になったことがある。その宴席で「藤沢周平?たそがれ清兵衛か」としたり顔をされた時はほろ酔い気分が一気に醒めた。

 自分にとって、映画「たそがれ清兵衛」のハイライト・シーンは清兵衛が家老らに余後善右ヱ門を討つことを命じられる場面だ。清兵衛は善右ヱ門を討つが、どちらが討たれてもおかしくはなかった。そして、どちらが勝っても、両者ともに敗者であり、ともに被害者ということもできる。その宴席で「藤沢周平?たそがれ清兵衛か」と言った人物は、自分にとって「家老」の1人だった。

 映画「たそがれ清兵衛」が問いかけているもの。山田監督がテーマとしたのはサイドストーリーとして描かれる淡く切ない恋などではない。身分社会や藩政という組織の論理が優先される世界で、下級武士や庶民はそれに翻弄され、自らの意志は黙殺される世の中と、現代との共通点をあぶり出して見せることではなかったか。また、藤沢周平氏の著作で執拗に訴え続けたもの。その作品の読者たちが清涼剤として求め続けたもの。それらとは全く対極にいて、それらの傷みの欠片も理解していない人物までもが「藤沢周平?たそがれ清兵衛か」と語るようになってしまった。

 映画「たそがれ清兵衛」は素晴らしい映画。しかし、藤沢周平の名刺としては偽りの名刺だ。

2018年7月19日 (木)

正善寺ダム(上越市)

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 上越市の西側を南北に走る「山麓線」と呼ばれる幹線道路がある。「飯(イイ)」の交差点から西に数㌔入った場所に正善寺ダムがある。

 ダムの水量が少ないように感じた。少雨の影響だろうか。

 ダムに向かう道は上信越自動車道の大きな橋脚の下を抜ける。しばらくすると、谷の向こう側に北陸自動車道のトンネルが通っている。

 枯れたアジサイの花を見て「アジサイで有名な場所」だったことを思い出した。「ひと月遅かった」と後悔する。

 上越に住んでいた頃、たった一度だけこの道を通ったことがある。集落の土産物を売っている小さな施設や、焼物の「窯」があったはずだが、見つけることはできなかった。

2018年7月18日 (水)

遠ざけたい言葉

 「もし今日が人生最後の日だとして、今日やろうとしていることが、本当に自分がやりたいことだろうか?それにノーという日が続くと、そろそろ何かを変える必要がある」  スティーブ・ジョブズ

 彼の箴言に多くの人が深くうなずく。なぜなら、多くの人が彼の言うことに気づいているからだ。しかし、「何かを変えること」はとても難しい。

 人は「何かひとつ」が「すべて」に通じているような「錯覚」と、追いつめられ窮地にあるにもかかわらず、そこが安泰の場所であるかのような「誤解」の中で生きている。普通の人々はそんな「錯覚と誤解」にすがって生きている。

 天才の言葉は怠惰な人間にとって耳が痛い。物事の99%は自分の責任なのだが、1%しかない社会や所属する様々な組織など仕組みの責任にしがちな自分にとっては、むしろ遠ざけたい言葉でさえある。

2018年7月17日 (火)

通勤路の花 4

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2018年7月16日 (月)

通勤路の花 3

猛暑が続く。ブログもサボリ気味。

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2018年7月15日 (日)

 よくできた漢字だなと思う漢字が「歪」。「いびつ」と読み、「ひずみ」と読み、「ゆがみ」とも読む。

 不正と縦に書いて「いびつ」。不正と縦に書いて「ひずみ」。不正と縦に書いて「ゆがみ」。

 いびつなもの、ひずみのあるもの、ゆがみがあるものは、一律「不正」なのだろう。

 例えば、業績が急伸(または急減)したグラフをバブル期とバブル後の銀行業績で感じた。アベノミクスの統計値は、それに似た臭いを感じる。

2018年7月14日 (土)

絵画としてのバンダナ

20180707_3 ようやく「浜田島」のバンダナを額装。田島照久氏のツィッターで観た銀色のスチール製のフレームがイメージにあったものの、実際はブラウンの木製。

 浜田省吾グッズの定番であるバンダナ史の中で、歴史に残る名品だろう。

2018年7月13日 (金)

重機と人手を ~7.13水害から14年

 気象庁は6月28日から7月8日にかけて西日本および中部地方などで記録された梅雨前線等の影響による集中豪雨を「平成30年7月豪雨」と命名した。

 この豪雨に起因する土砂災害などの死者は200人を超えた。この数は今から36年前の1982年に300人近い死者・行方不明者を出した「長崎大水害」以来の大水害になった。

 水害の現場(2004年 平成16年 7.13水害)を知っているだけに、自然の猛威によって吹き飛ばされ、濁流に飲み込まれた災害現場はあまりにも痛ましい。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2016/07/713.html

 水害からの復興・生活再建に必要なのは「重機と人手」。そのことが痛いほどわかる。しかし、我々は日々、暮らしていくための仕事に追われている。被災地も遠方だ。

 先日、地下鉄サリン事件の首謀者や実行犯の刑が公権力によって執行されたように、災害の救助や復興支援、生活再建支援も公の機能に委ねることしかできない。

 僅かな額でも募金をしたら、また懸命に働くことが支援なのだ。

2018年7月12日 (木)

握手と腕組みと腕まくり

 新聞や雑誌の広告、リーフレット、インターネットなど、ビジネスに関する広告媒体で頻繁に目にする構図がある。「握手・腕組み・腕まくり」

 握手の場合は次のパターン。2人のビジネスマンが固く握手しているシーン。握手する肘から先がズームされているパターンもある。

 腕組みの場合はたいてい1人。しっかり腕を組んでいる場合は真面目な顔で、やや斜めに立っている。軽く腕組みをしている場合は片腕を頬から顎につけ、にこやかに微笑んでいるパターンが多い。

 腕まくりは複数人の場合が多い。全員が腕をまくり「チーム感」を演出している。左右から半歩ずつ前に出て、V字型・逆V字型にしたり、左右どちらかから斜めの場合もある。

 使い古されているはずなのに、ほかに代わるものがない。見慣れているから安心感の演出にもつながっている。

 くれぐれも、それらを信用しないで欲しい。

 そこに写っている彼ら、彼女らは、決して消費者のために働いているのではない。自分の利益と自分が所属する組織の利益のために働いている。

 そのことを理解した上で、彼らの話を聞いてみよう。彼ら「プロ」の言葉を参考にする。しかし、信頼してはいけない。彼らはセールスのプロなのだ。

2018年7月11日 (水)

越後川口SAから

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 関越自動車道 越後川口SA(上り)展望台から

 写真左 越後川口地内で蛇行する信濃川 右は牛ヶ島集落

 写真右 写真では確認できないが、右奥に飯山線、上越線、国道17号線、関越自動車道、上越新幹線、そして信濃川。1㌔に満たない区間にこれだけの交通網が通っている。“交通の要衝”だ。

2018年7月10日 (火)

機那サフラン酒本舗(長岡市)

 長岡市摂田屋地区は醸造の町。お酒に限らず、味噌や醤油の蔵元が6軒集まっている。所用で機那サフラン酒本舗を訪れたので紹介する。

 摂田屋地区や機那サフラン酒本舗を説明しているサイトやブログは多数あるので、簡単に記す。特徴的な建物(吉澤邸)とお酒(機那サフラン酒)について。

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 「機那(きな)サフラン酒」はサフランを始め、桂皮や丁子(ちょうじ)、甘草(かんぞう)、大棗(たいそう)などを原料としたお酒(リキュール)。アルコールは14度なので日本酒やワインと同程度。レモン果汁と氷を入れる飲み方を勧めているように、若干、漢方薬寄りの味と香り。明治から昭和にかけては「養命酒」と勢力を二分した薬用酒。ぜひお試しを(300ml 864円が買い求めやすい)。

 「機那サフラン酒本舗」は国の登録有形文化財に指定された「鏝絵(こてえ)蔵」を持つ。創業家から土地・建物を市が取得したことで、今後、観光施設として整備されていくという。訪れたのは平日。建物の案内人兼店員の女性がとても気さくな方だった。

 機那サフラン酒本舗 長岡市摂田屋4-6-33 営業日・時間は要確認

2018年7月 9日 (月)

アイリス

 紫の花は「アイリス」と思い込んで撮ったが、少し違うようだ。

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2018年7月 8日 (日)

悪党狩り

 7月に入ってBS12チャンネルで「悪党狩り」(1980年10月~1981年3月 全24回 東京12チャンネル)という時代劇の放送が始まった。この時代劇は藤沢周平氏の原作が連続テレビドラマ作品として初めて使用されたものであることを知り、録画をはじめた。

 「悪党狩り」 北町奉行所 定町廻り同心・神谷玄次郎(尾上菊五郎)と町医者・新村出(鶴田浩二)が、秘密裏に悪党を退治する勧善懲悪の時代劇(番組HPから)

 「神谷玄次郎」は何度かドラマ化されているように、比較的映像化しやすい人物。番組の原作には「出合茶屋」というテロップが入っていた。「出合茶屋」を調べてみる。

 「出合茶屋 神谷玄次郎捕物控」は1980年に双葉社より刊行され、1985年に「霧の果て 神谷玄次郎捕物控」として、現在は「神谷玄次郎捕物控 霧の果て」として文春文庫から出版されている。

 第1話と第2話は合わせてひとつのストーリー。主演は現在では“人間国宝”になった尾上菊五郎と鶴田浩二。初回ゲストは菅原文太。池玲子という女優も美しい。当時は若手の錦野旦。他にも遠藤太津朗、玉川良一など昭和の個性派が出演している。

 全24話ということはおよそ5週間。古い時代劇を毎晩楽しみにしよう。

2018年7月 7日 (土)

「平成」の後始末

20180618_125313 7月6日 オウム真理教の教祖ら6人の元教団幹部の死刑が執行された。

 EU加盟28カ国と北欧などの国は、今回の刑執行を受けて「被害者と家族には心から同情し、テロは厳しく非難するが、いかなる状況でも死刑執行には反対する。死刑は非人道的、残酷で犯罪の抑止効果もない」とする共同声明を発表した。EUでは死刑の廃止が加盟条件になっている。ロシアでは死刑判決を禁じ、韓国では20年以上死刑が執行されていない。死刑廃止は世界の、とりわけ先進国の潮流になっている。

 EU諸国ではテロリズムは減少しているのだろうか。大規模なテロはEU諸国でしか起こらない印象があるが。ロシアで反権力のリーダーが事故や事件で亡くなるのはなぜだろう。韓国で自殺する著名人が多いことや大統領経験者が穏やかな晩年や余生を送れないのはなぜだろう。

 今回の死刑執行を「戦後最大規模の執行」として戦前の「大逆事件」やA級戦犯7人の刑執行と比較して報じるマスコミもあった。幸徳秋水ら12人、東條英機ら7人に失礼な話だ。

 紀元前1792年から1750年にバビロニアを統治したハンムラビ王が発布した「ハンムラビ法典」には有名な報復律「目には目を、歯には歯を」(人が誰かを傷つけた場合、その罰は同程度のものでなければならない)の記述とともに「強者が弱者を虐げないように、正義が孤児と寡婦とに授けられるように」の文言があるという。

 先進諸国の論理には同意できないが、ハンムラビ王には同意できる。

2018年7月 6日 (金)

高給で最低な仕事

 ネットニュースから2つ

①国内29の銀行で投資信託を買った個人客の半分近くが、運用損失を出していることがわかった。運用成績は銀行ごとに大きな差異がみられ、各行の販売・運用姿勢や商品の品揃えが、顧客の資産形成に影響を及ぼした可能性がある。金融庁が主要行9行と地方銀行20行で投信を買った客の今年3月末と購入時の投信の評価額を比べた。手数料を引き、実質的な手取り額で試算すると、46%の顧客の運用損益がマイナスだった。(株価が上昇基調で)比較的損をしにくい環境のなかで、多くの人が損をしていたことになる。金融庁によると、平均で10%以上の運用益を出している銀行が6行あった一方で、平均の運用損益がマイナスだった銀行も1行あった。(朝日新聞デジタルから抜粋して引用)

 投資信託という金融商品は「顧客が資産運用する商品」としてあるのではない。「金融機関が収益を獲得する商品」としてある。

 心ある者、志ある者の微かな声が、少しずつ、僅かに、狡猾な経営者やニセ・エリートたちを追い詰めて行くはずだ。

②スルガ銀行のシェアハウス向け不正融資問題で、当時の役員が書類の改ざんを主導した疑いが明らかになった。当該役員は販売業者と協力して融資手続きを進めるよう支店に指示。支店長らに預金高や年収を水増しすることを促し、審査担当役員には改ざんを見逃すよう強く要求した。営業部門の幹部は融資に難色を示す審査担当者を恫喝していたという。(毎日新聞から抜粋して引用)

 根元的な融資とは「顧客(個人や企業等)の生活・産業・社会の質の向上や基盤整備のために資金が融通されること」。しかし、現在、多くの金融機関で融資とは「業績を評定するための重要な指数」に過ぎない。その数字を伸ばした者が出世し、伸ばせなかった者が脱落する。

 確かに元・役員は逸脱し、暴走した。だが、その罪悪は本人だけが負うものではないだろう。組織の風土や“やった者勝ち”のレールはいつから、誰が、どうやって敷かれてきたのか。また、従わざるをえなかった者たちの罪は免罪されるだろうか。自分はそうは思わない。

2018年7月 5日 (木)

棘のある言葉

 サッカー・ロシアワールドカップを終えた日本代表チームが帰国した。辛口のサッカー解説で知られるセルジオ越後氏のコメントだけが心に刺さった。

 (日本は予想を上回る健闘を見せたが) 「ベルギー戦の3対2というスコアは結果的に惜敗だが、内容的に大きな差があった。W杯は結果。内容じゃない。冷静に振り返ってください。10人の相手(1次リーグ コロンビア戦)に1勝して、あとは「2敗1分け」のチームが強いという根拠はどこにあるんですか」。

 (日本代表が世界から賞賛され、その奮闘を称える国内の風潮について) 「強い国は負けたら慰めはない。日本は負けても慰める。それは強くない証拠」

 彼の言葉には棘(トゲ)があるが、その言葉は薔薇の花束のように深い愛情が込められている。評論家や批評家とはこういう人のことを指すのだろう。

2018年7月 4日 (水)

四季邸 一縷(上越市)

20180621 国道8号線と16号線が交差する上越市下源入交差点は交通量の多い場所。そこからすぐの場所に落ち着いた雰囲気の和食処ができていた。

 雰囲気が良く、貴重な大人向けの店ではあるのだが、ランチ時は幼児連れの母親たちの利用も多いようだ。少々、騒がしかったのが残念だった。今の世の中の価値観では、この課題の解決はたいへん難しい。

 店内は通路が大きくとられ、開放感がある。カウンター席は夜には寿司職人が入るのだろうか。写真は「一縷御膳」(1,500円)。

 四季邸 一縷(いちる) 上越市下源入320 ℡025-530-8011 営業時間:11時~22時・23時(曜日等によって設定) 昼休憩:14時~17時半 定休日:火曜

2018年7月 3日 (火)

中野不動尊(福島県福島市)

201806305 計画変更に見舞われたドライブが引き締まったものになったのは、たまたま中野不動尊の脇を通り過ぎたから。20年ほど前に父が旅行で参拝したことがあり、「立派なお不動様だった」ことを記憶していた。

 境内は見所にあふれている。中でも「洞窟めぐり」は厳かな中にも、どこかアトラクション的な感覚で参拝でき、楽しい。「大日堂と不動滝」(写真)は“インスタスポット”。「あんど釜」を見て、立て看板の逸話を読んだら、本堂を参拝する。そこでは多数のお守りも揃っている。「茶屋かもしか庵」で一服もできる。

 境内が綺麗なことにも驚いたが、最も感心したのはホームページやスマートフォンサイトを細かく整備しているところ。非常識な話だが、いずれ寺社仏閣にも淘汰の波がやってくるだろう。こういった参拝者サービスは生き延び、生き残る施策にもなる。おそらく、1度来た人は2度、2度来た人は3度訪れたくなるパワースポットだ。

 中野不動尊 福島県福島市飯坂町中野字堰坂28  中野不動尊HP  http://nakanofudouson.jp/

2018年7月 2日 (月)

滑川温泉 福島屋(山形県米沢市)

 日帰りドライブの予定に入れていた温泉が休業(改装中)。急遽、うる覚え(うろ覚え)の温泉名が頭に浮かび、そこからおよそ60㌔離れた温泉に目的地を変更した。新たな目的地にした「滑川温泉 福島屋」は「思いついたから出掛ける」ような温泉宿ではない。事前に下調べをしていたら足が向かなかっただろう。

 山形から上山、南陽、米沢を経由。東北中央自動車道に乗り、「栗子トンネル(全長約9㌔)」を抜け、福島市郊外から再び米沢市に入った。東北の温泉地をよく知る父は、後部座席から「姥湯(うばゆ)温泉」の名を出していた。そこは秘湯であり、辿り着くのも困難な場所にあると話していたのだが…。滑川温泉はその姥湯温泉のひとつ谷を挟んだ手前にある温泉地だった。

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 帰宅後にホームページで確認すると、以下の「ごめんなさい」が掲載されている。

 1.電気が届いていない  宿の電力は水力発電で、客室に冷蔵庫がない。時々、真っ暗になるらしい。

 2.電話がない  携帯電話は使用可能(スマホは繋がった)

 3.温泉の温度調節が難しい  季節や天候に大きく左右されるようだ

 4.新聞の到着が遅い  この秘湯に来て新聞も何もないと思うが…

 5.冬季休業  「冬山登山の方の利用・宿泊は可能」との記載。?冬も人が住んでるってことだろうか。

 6.アクセス  国道から集落を超え、およそ8㌔が山道。これが最もキツかった。何カ所か路肩が崩れた場所もある

 7.秘湯 周囲4㌔に人家なし  コンビニ、ガソリンスタンドなし。ガス欠には注意が必要。

 泉質は文句のつけようがない。が、熱いせいで数分しか楽しめなかった。夏期は虫対策が必要。

 姥湯温泉に宿泊したことがある両親が同乗していなければ、途中で引き返していたかもしれない。「また来られるとは思わなかった」という父は満足していた。

 滑川温泉 米沢の秘湯一軒宿 福島屋 山形県米沢市大字大沢15番地 ℡0238-34-2250 冬季休業(11月上旬~4月下旬)

2018年7月 1日 (日)

蕎麦処 一休(山形県上山市)

201806301 土曜は両親をドライブに連れ出した。

 新潟で「そば」と言えば「へぎ蕎麦」。福島では「裁(た)ち蕎麦」。山形では「板蕎麦」というらしい。父から教わった。

 箸の袋に「山形県内産地より厳選した蕎麦使用 石臼挽き自家製粉手打ち蕎麦専門店」とある。コシがあり、歯ごたえのある丹精に仕込まれた蕎麦だった。天ぷらも丁寧に揚げられ、1粒のさくらんぼが様々な効果を発揮している。写真「天せいろう」(1700円)

 たったひとつ残念だったのは、私が「レシートや領収書を発行しない商人を信用しない」こと。

 蕎麦処 一休 山形県上山市鶴脛(つるはぎ)町2-12-5 ℡023-672-2062 営業時間:11時~19時(売り切れ終い) 定休日:木曜

2018年6月30日 (土)

Multicolored flowers

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2018年6月29日 (金)

働かせ方変更

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/04/post-f33b.html

 6月29日 安倍政権の重要法案「働き方改革」関連法が参院で可決・成立した。「1947年の労働基準法制定以来、約70年ぶりの労働法制の大改正」。

 「働き方は自分で決められる」のが多様性の核心なのに、法案を審議する議員はサラリーマンでも非正規職員でもない。多くは代議士の二世か三世で、しかも高齢者だ。散々働き終えた年寄りが、これから散々働く若者たちの働き方を決定する。これは「働き方改革」ではなく「働かせ方の変更」。

 【追記】 家電大手P社は社内の組織風土改革の一環として、社員が他社で一定期間働く「社外留職」制度を導入したと発表した。企業風土や経営手法、価値観の異なる他社での仕事を通じ、社員の視野を広げ、組織で身に付けにくい能力を学ぶ。

 30年前の記事?

2018年6月28日 (木)

7月のような6月

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2018年6月27日 (水)

道路交通法違反の男

20180627 6月26日  人気ロックバンドの曲の歌詞が不適切だとしてライブの中止を求める抗議活動をしていた男が道交法違反(駐停車禁止)の疑いで現行犯逮捕された。この曲をめぐっては、歌詞への批判がSNS上にあふれ、作詞作曲した人物はツイッターで釈明する事態になっていた。

 以前、このようなブログを記したことがある。

  http://kasa.air-nifty.com/blog/2016/09/post-ed47.html

 歌詞の内容がどんなものであれ、主張のない音楽などあり得ない。

 ここまでは擁護。自分は99%、作詞作曲者の味方であるものの、実際に歌詞を読み、曲を聴いてみる。

 「消化」不良  若者には目新しく聞こえるであろう単語を用い、技巧的ではあるが、一体誰を鼓舞しているのか。

 「昇華」不良  題名が先にインスパイアされたのではないか。歴史認識が脆弱。

 「唱歌」不良  言葉を音として使用しているように感じた。

 1%は道交法違反の男の肩を持つ。いや、10%かな。

2018年6月26日 (火)

通勤路の花 2

20180626 通勤路に咲く花を、ほぼ毎日のようにスマホで撮っている。最近は偶然見かけた花を撮るのではなく、花を見つけているし、探している。

 ビルと住宅が併存するその道は交通量が多い通りから1本入った裏道だが、高校生の通学路になっている。確かに駅から学校までの直線距離ではその道が最も近い。

 頭上で「いってらっしゃい」という、か細い声がした。見上げると二階の窓から老婆が半身を乗り出し、手を振っている。銀色のアルミニウムの柵に腰を下ろした老婆の銀髪は揺れているが、風で揺れているのではない。一生懸命に手を振っているからだ。

 老婆はもう一度「いってらっしゃい」と手を振った。それが前を歩く高校生に向けて発せられているのではないことはわかっている。老婆と目が合っている。

 頭と脳、感情と理性ではない判断、それは一瞬の反射だった。自分は足を止め、立ち止まり、前を歩く高校生とほんの少し距離をとった。そして斜め上を見上げて言った。「いってきます」。

 老婆は手を振って微笑んだ。

2018年6月25日 (月)

通勤路の花 1

20180625 わずか1㌔ちょっとの通勤路には色とりどりの花が咲いている。市街地なので野生のものは少なく、自然のものと人が手をかけているものとの割合は2対8で人の手によるものが多い。それでも柿川と福島江の脇を通るので季節を感じる草木を見ることができる。

 玄関先にちょっとしたプランターなどを置いて、季節の花を育てている人が多く、少し驚かされる。

 今日は強くて濃い紫色の花を見つけた。かなりの大輪だ。

 写真の左上に剪定(せんてい)バサミが写っている。花が大きく育ったのではなく、人が大きく育てた花であることが想像できる。

2018年6月24日 (日)

2018年 宝塚記念

 第59回宝塚記念(GI 阪神芝2200㍍)は、ミッキーロケット(父キングカメハメハ)が勝利した。珍しく予想が当たった。しかも、1年前から予想していた。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/06/post-6d73.html

 上記のリンク先は「昨年(2017年)の宝塚記念でミッキーロケットの馬券を買ったこと」が記されている。つまり、今年の予想は外した。競馬は大好きなのに、予想は不得手。一方的な片思いのまま、30年過ぎた。

 今年の宝塚記念は競馬が持ついくつかの魅力を再確認させたレースだった。

 ひとつはミッキーロケットに騎乗した和田騎手が「17年ぶりの中央GI勝ち」をおさめこと。彼が前回中央GⅠレースを勝ったのが2001年にテイエムオペラオー(父オペラハウス)で天皇賞(春)を制して以来。そのテイエムオペラオーは今年5月に亡くなったばかり。和田騎手は「オペラオーに報告できます」と声を詰まらせた。

 もうひとつは2着に香港からの遠征馬ワーザー(10番人気)が入ったこと。本来、ワーザーの戦歴は格上の評価もできたが、宝塚記念への外国馬の参戦自体珍しく、馬体重が前走比でマイナス27㌔減だったことが人気を落とした要因だった。マイナス27㌔減からの激走は記憶にない。

2018年6月23日 (土)

新幹線「ひずみ」

 6月15日 山陽新幹線のぞみ176号が博多・小倉駅間を走行中に接触事故を起こし、1人が亡くなった(自殺と推定されている)。緊急停車し点検したところ、先頭車両の前頭連結器カバーが壊れ、内側から遺体の一部らしきものが見つかった。

 ① のぞみ176号の運転手  「ドン」という何かがぶつかる音を聞いたが運行を続けた

 ② 停車中に車両頭部の破損を確認した駅員  「違和感を感じたが異常とは思わなかった」

 ③ 記者会見した副社長  「(カバーはプラスチック素材で重量がなく)直ちに危険というわけではない」

 JRは鉄道という輸送機器を定刻どおり運行する会社になってしまった。そのことが最大のサービスと考えているのだろう。おそらく、そのことが組織では大義、至上命題となっている風土や文化が垣間見える。運転手にも駅員にも組織上層部にもまるで危機感がない。

 大義を語る者は、実は大義などはどうでも良く、自身の保身、自身の出世が第一義であることが多い。

 乗客が札束か硬貨に見えている「危険な会社」。危険な会社の乗客にはなりたくない。

2018年6月22日 (金)

角栄の遺産

20180622 今年は田中角栄(1918年(大正7年)5月4日-1993年(平成5年)12月16日 第64・65代内閣総理大臣)氏の生誕100年、没後25年の節目の年。

 田中氏は「功と罪」の大きな政治家だったが、近年は「功」とそれを成し遂げた彼の類い希な先見性と人間性が再評価されている。

 写真は柏崎カントリークラブ(柏崎市 旧西山町)。多くのゴルフ場がそうであるようにバブル後の後始末(平成16年 民事再生法申請 平成20年 民事再生終結)はあったが、潮風を受け、海に向かってティーショットする圧倒的なロケーションに変わりはない。

 この海に近い雑木林の丘を削ったのは田中氏だ。それは自身の代名詞にもなっている「利益誘導型」の政治手法の典型でもある。しかし、社交・娯楽・趣味の場所として、周辺農村部の就業先として、大きな役割を果たしたであろうこともまた明白だ。田中氏の先見性と人間性の産物でもある。

2018年6月21日 (木)

地方で生き延びる企業

20180609_2 地方や田舎では、次のようなことがよくある。

 優良企業A社があるとする。

 「A社はX地区では歴史ある優良企業かもしれない。しかし、Y地区、Z地区でA社を知っている者はいない」 そう話している取引先B社。

 「B社はN県では歴史ある優良企業かもしれない。しかし、T都、O府でB社を知っている者はいない」 その話をしているのは取引先C社。

 「C社はJ国では歴史ある優良企業かもしれない。しかし、U国、F国でB社を知っている者はいない」 つまり、キリがない。

 地方で生き延びることとは、目の前のA社との取引関係を維持・向上させること。

 FacebookやAmazon、AppleやNetflix、そしてGoogleを満足させる提案ができるはずもないからだ。

2018年6月20日 (水)

河井継之助記念館(長岡市)

 河井継之助記念館を紹介する文中に「惻隠」(そくいん)という言葉が出てくる。「かわいそうに思うこと、同情すること」の意味を持つ言葉。

 記念館は長岡市の市制100周年と市町村合併記念事業として河井家の生家跡に整備された。幕末の長岡藩政を担い、逝った継之助が記した西国遊歴の旅日記「塵壺」(ちりつぼ)、彼が主人公として描かれた司馬遼太郎の小説「峠」の原稿などが展示されている。  

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 河井継之助記念館は平成18年(2006年)12月27日に開館。継之助の死(1868年)から138年間を要した。福島県只見町の記念館よりも歴史が浅いのは、長岡の町と人にとって、継之助が後生に及ぼした「負の遺産」によるところが大きかったのだろう(写真は昨秋のもの)。

 「惻隠」 とても良い言葉。

 河井継之助記念館 長岡市長町1丁目甲1675-1 開館時間:10時~17時

2018年6月19日 (火)

フェルエッグ(糸魚川市)

20180612 仕事で糸魚川へ。滞在時間30分。上越に赴任していた頃に知った「フェルエッグ」に立ち寄った。

 卵の生産業者が事業の母体。店頭には新鮮な卵が販売されている。当時はシフォンケーキの店だったが、今ではロールケーキやランチの有名店・人気店。たまに長岡でもスゥイーツフェアなどで見かける。

 今日はシフォンケーキ、ひよこフルーツロール、ひよこ和三盆ロールで迷ったがフルーツロール(税込1,350円)を購入。和三盆も気になったが、それは次の機会に。

  フェルエッグ 糸魚川市平牛2116 ℡025-550-6680 営業時間:10時~19時(冬季18時) 定休日:木曜・第4水曜

2018年6月18日 (月)

静かさという価値

20180610 オープンしてから半年。「草木万里野」はかなりの人気店になった。

 http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/01/post-2df9.html

 料理にハズレがないことがストロングポイント。それと両輪なのが静かに食事できるという点だろう。幼児や児童の入店について注意喚起の掲示が入口にある。素晴らしい。

 ランチは女性客が9割か。いくらブース状、半個室の席が多数といっても、やはり多少の騒がしさは感じてしまう。店内は複数のゾーンに分かれている。一部は少人数利用に限定して運用していただくとありがたい。

 最近は完全に「いい店」 = 「静かな店」という価値観になってしまった。スタッフのサービスも洗練されてきた。貴重な郊外型Restaurant

 茶屋 草木万里野 長岡花園店 長岡市土合町25-17(原信花園店駐車場地内) ℡0258-86-8189 営業時間:11時~24時 定休日:なし

2018年6月17日 (日)

映像の世紀 独裁者 3人の狂気

 NHK BS 「映像の世紀プレミアム 9 独裁者 3人の“狂気”」を観た。

 「20世紀の世界を恐怖に陥れた3人の独裁者の素顔を描く。ファシズムを生み出し、ローマ帝国の復活を掲げて愛国心を煽ったムッソリーニの元には、全国からラブレターが殺到した。そのムッソリーニにあこがれて独裁政権を築いたヒトラーは他人を信じられず、忠実な青少年団ヒトラーユーゲントの育成と愛犬ブロンディの調教に力を注いだ。そして、ヒトラーと4000万人の犠牲者を出す独ソ戦を繰り広げたソビエトのスターリンは、実の息子が敵軍の捕虜となっても見捨てる冷酷な男だった。独裁者たちは「天使の顔」をして国民の前に現れ、やがて国民を弾圧する「悪魔の顔」をむき出しにした。3人の独裁者たちの“狂気”を描く」 番組案内から引用 

 感想は「映像だから真実である」ということはない。映像は編集される。字幕は翻訳・意訳される。番組は意図された方向へと導かれる。

 20世紀を“代表”する3人の独裁者。その後の世界に独裁者が続いたことは番組の終盤で触れられた。ファシズムを理解し、憎悪し、人類にとって負の歴史を繰り返さないというメッセージはあった。しかし、独裁体制は我々の身近にもあった。そのことには1㍉も触れられていない。それは記録番組として未完成だし、ジャーナリズムとしては空振り、歴史としては改竄(かいざん)に近い。

 今年は2018年。1945年に第二次世界大戦が終結してから73年経過した。仮に歴史が1年に1%ずつ塗り替えられたとしたら、今年で73%が塗り替えることが可能だ。単純に算数のたし算のような訳にはいかないが、歴史学者100人よりも、映像や記録の作り手1人の方が担う役割が大きいように思う。

2018年6月16日 (土)

誕生日の誕生日

20180611 年を重ね、自分は「4つのパーツ」からできていることを実感している。

 ひとつは父の長所。ひとつは母の長所。ひとつは父の短所。ひとつは母の短所。これ以外の構成要素が自分にあるはずもない。

 そのことを時に恨めしく思うこともあったが、そこから抜け出せなかったのは自分の責任で、抜け出さなかったのは自分の意志だ。

 今日は母親の誕生日。グラウンドゴルフのウェア選びを手伝うことが、たったひとつの親孝行になっている。

2018年6月15日 (金)

いきなりステーキ(リバーサイド千秋店)

20180608 「いきなりステーキ」を初めて利用。当地進出後、およそ半年。開店当初は物珍しさもあって相当な混みようと伝え聞いていた。現在は比較的スムースに入店できる。

 システムに若干戸惑い、多少の違和感もあった。大前提として若者向けの店。ステーキをより身近に、よりカジュアルに、普段の食事の選択肢に、というのがコンセプトだろうから、些細な指摘は意味がない。

 肝心のステーキは種類も多く、選ぶ楽しみがある。しかし、価格や味に決定的な差があるようには思わない。企業の戦略が的確なので、成長は続くだろうが、現在のところ、他のステーキ店と比較してアドバンテージがある訳ではない。価格相応の店。

 いきなりステーキリバーサイド千秋店 長岡市「リバーサイド千秋」1階 ℡0258-94-9293 営業時間:11時~21時半LO 定休日:なし

2018年6月14日 (木)

映画「万引き家族」

20180614 CSの無料放送日をネット広告で見つけた。元々、麻雀やパチスロなどのギャンブルやVシネマ、雑多なエンタメ番組を放送しているチャンネルだ。数本のアメリカ映画(Vシネマ)を予約して、まとめて流し見するつもりだった。題名も内容も下品で下劣なのに、映画のテーマは夢を追いかける若者の純粋な姿や過去のトラウマに囚われた女性が立ち直っていく様を描いたり、すべての映画がハッピーエンドだった。流し見などできなかった。無料放送だからという意味とは別に、トクした気持ちになった。

 昨日は「手のひら返し」というタイトルをつけたが、今日は自分自身が「手のひら返し」、翻意してみる。同時に同意と祝意、そして賛意を。

 第71回カンヌ国際映画祭で是枝裕和氏が監督した「万引き家族」が最高賞「パルムドール」を受賞した。様々な形で祝意が寄せられる中、是枝氏は文部科学大臣からあった祝意の打診を辞退すると表明した。このことがしばらく波紋を広げていたようだ。

 是枝氏は自身のブログで「受賞を顕彰したいという問い合わせを頂きましたが、全てお断りさせて頂いております」と、それらのすべてを辞退していることを明らかにした上で「顕彰の意味や価値を否定するものではありません。しかし、かつて映画が国益や国策と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、このような平時においても公権力(それが保守でもリベラルでも)とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないかと考えています」と記した。

 是枝氏の作品は確かテレビ放送で1本見ただけ。たいへんお恥ずかしいのだが配役(キャスト)に馴染めず、これまでは敬遠する映画監督だった。しかし、今回の明確な発信と発言は見事であり、一気に興味を抱かせる監督になった。

 映画監督は映画でこそ評価されるべきで、監督自身も今回の賞や、その後のひと騒動で評価されたり、イメージを持たれることは本意ではないと思う。しかし、自分がそうであるように、多くの人はこう考えるのではないか。「こういう考え方をする映画監督の作品が駄作であるはずはない」と。すでに日本アカデミー賞を受賞している名監督に対して失礼かもしれない。

 自分は「手のひら返し」したい。是枝氏の筋の通ったスタンスとコメントに同意する。これまでのイメージに囚われた思い込みを翻意し、今回の受賞に祝意を。そして、氏の「心の持ちよう」に賛意を示したい。

【追記】是枝氏は6月6日 日本外国特派員協会で行った会見の中で「海外の映画祭で、なぜ日本映画には社会と政治がないのかと言われた。それは、日本の配給会社がしてこなかったからです。日本映画の幅を狭くしている」と持論を展開した。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/03/a-few-good-men.html

2018年6月13日 (水)

手のひら返し

201806136月2日 金融庁は2018年3月期決算が7年ぶりに赤字となった福島銀行に対し、収益力の改善を求める業務改善命令を出した。

6月6日 金融庁は島根銀行に対し、収益力の改善につながる経営の立て直しを促す業務改善命令を出す方向で検討している。11年間トップの座にいた元頭取が退任後も取締役として経営に関与し続けてきたことを問題視。「元頭取の影響力を排除できずにいた体質」に問題があるとしてガバナンス(企業統治)の見直しを求める。

6月6日 スルガ銀行は公表済の2018年3月期決算を訂正すると発表。シェアハウス関連問題で判明している融資審査書類の改ざんなどの不正が、投資用不動産融資でも行われていた可能性が浮上した。貸倒引当金を約203億円積み増し、決算は大幅に下方修正される。

 金融庁はスルガ銀行の高い収益力を賞賛していた。

2018年6月12日 (火)

奇人は偉人になれるだろうか

 2018年6月12日 今日のニュースは 「アメリカ・トランプ大統領と北朝鮮・金正恩委員長の首脳会談」一色。“歴史的な出来事”であるのは間違いないのに、物足りなさ(失望感)と同時に懐疑的な思いが残る。

 物足りなさの理由は拉致問題に尽きる。会見で触れられていたものの、声明には盛り込まれなかった。懐疑的な理由はこれまで度々、裏切られて来たから。「今回だけは本気」というのは信じ難い。それは彼らのいつものやり方でもある。「今回だけは結果」を期待する。

 個人的な思い出ではなく、社会的な出来事を日付や年月で覚えていることがいくつかある。

 1991年8月にロシア(当時はソ連)で起こった「8月革命」は就職試験の面接日当日に起こった。「君はどう感じたかね?」という面接官の質問に驚いた。

 1995年1月は「阪神・淡路大震災」が起き、同じ3月に「地下鉄サリン事件」があった。

 21世紀に入った2001年9月11日の「アメリカ同時多発テロ事件」、2004年10月23日の「中越地震」、そして2011年3月11日の「東日本大震災」。

 記憶されている月日の多くは事件や天災など「負の出来事」だ。

 2018年6月 「アメリカ・北朝鮮首脳会談」は、後々まで記憶されることになるだろうか。奇人が偉人になることは歴史が証明しているが…。

【6/14 追記】 演劇、ミュージカル界において最も権威ある「トニー賞」の授賞式で、プレゼンターとして登壇したロバート・デ・ニーロが「くたばれ、トランプ」と発言した。その後、トランプ大統領はツィッターで反撃を試みているという。

 「2人のうち、どちらが金持ちか」という1項目を除いて、トランプ大統領はデ・ニーロに敵わないだろう。デ・ニーロは今回の会談が「安い政治ショー」だったことを見抜いているのではないか。「下手な芝居を見せやがって」という名優の評価が、的外れだとは思わない。

2018年6月11日 (月)

銃と手荷物、規制と検査

 6月9日 東海道線新幹線車内で男女3人が刃物で襲われ、そのうち男性(38)が死亡した。凶器は車内に平然と持ち込まれた「ナタ」と「ナイフ」だった。容疑者(22)は精神的な疾患を持つ人物で、昨年「措置入院」が見送られていた。死亡した男性は2人の女性を助けようとして犠牲になったとみられ、被害者には数十カ所の傷があった。

 識者は新幹線の過密ダイヤと待機・待避場所がないことをあげ、飛行機に搭乗する際のように手荷物検査の時間をかけられない現状から、改札機に凶器となる刃物や爆発物等の危険物を検知するセンサーの開発が必要だと指摘している。

 この構図が遅々として進まないアメリカの銃規制と酷似している。「銃と手荷物」、「規制と検査」の違いがあるだけだ。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/10/post-c8e0.html

 銃規制が進まないアメリカの社会を擁護する気はサラサラないが、日本で手荷物検査導入が具体化しない社会の方が未成熟な印象を受ける。アメリカの「銃と自由」は表裏一体のような関係にある。一方、日本の手荷物検査を阻むものは何だろう。それは、「利益」であり、利便性や効率性などだ。

 多少の安全性を犠牲にしても銃を手放さないアメリカの社会があり、多少の安全性を犠牲にしても利益や効率を手放さない日本の社会がある。

2018年6月10日 (日)

茅葺き集落(柏崎市高柳町)

201806031 新潟県知事選が投開票された。自民・公明が推薦する候補が勝利。「原発再稼働慎重姿勢」が二枚舌ではないか監視が必要。

 新潟にもこういう集落が残っていると知ったのは7~8年前だった。雪深い土地。冬が来る前に訪れようと思いながら、結局半年以上経過していた。十日町に行ったついでに立ち寄った。

 朝靄(もや)、夕暮れ、真夏、稲穂の時季、そして雪景色など絵や写真になる風景。

 茅葺きの家は宿泊施設になっているようだった。子ども連れに人気の「じょんのび村」が近く、教育的・学習的な存在意義は高い。ゆっくりと訪れたい場所ではあるが、なかなか難しい。敷居が高いというのではなく…。ハードルが高い。なかなか難しいなぁというのが正直な感想。

 荻ノ島環状かやぶき集落 柏崎市高柳町荻ノ島 / 門出かやぶきの里 柏崎市高柳町門出

2018年6月 9日 (土)

manma and cafe ユキマツリ(十日町市)

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 十日町の複合施設「クロス10」(クロステン)は、現在、道の駅に認定されているものの、かなり以前から、道の駅的な役割を果たしていた。現在ではこういった施設を持たない自治体は少ないが、地域産業の農産品などを展示・販売する先駆けの施設ではないか。  http://cross10.or.jp/shop/

 偶然訪れた「manma and cafe ユキマツリ」。ここでの食事が「今年№1」に旨かった。

 写真左 隣接する「越後妻有交流館キナーレ」 回廊型をした複合施設 普段、中央は水が張られている  写真中 「ユキマツリ」の外観 クロス10の1階にある  写真右 日替わり定食(980円)    

 manma and cafe ユキマツリ 十日町市本町六の一丁目71番地26 ℡025-752-6770 営業時間:10時~17時LO 定休日:水曜

2018年6月 8日 (金)

クールヘッド&ウォームハート

 2007年から2009年1月までおよそ1年半の間、ブログを記していた。その時のブログには「クールヘッド&ウォームハート」と名付けていた。

 「冷静な頭脳、温かい心」。いま思うと、あざとい感じがする嫌な名前だ。その言葉がイギリスの“近代経済学の巨人”アルフレッド・マーシャル(1842年-1924年)のものであることすら知らずに使っていたのだから、浅はかでお粗末というほかない。

 マーシャルは、19世紀から20世紀にかけて近代経済学の形成に大きな影響を与えた人。価格決定における需要と供給の理論を確立し、現在でもマーシャルの理論は経済学の根幹になっている。彼がケンブリッジ大学の学生に対し「冷静な頭脳と温かい心情を持って社会的苦悩に取り組む能力を進んで捧げよう」とした演説の引用が「クールヘッド&ウォームハート」。

 2016年6月 「柏町9階 西向きの窓辺」とタイトルをつけて2度目のブログを書き始めた。前回のものとは一転、思いが込められた言葉は入っていない。全て状況を説明する言葉だ。

 諸事情があって始めたブログ、諸事情があって辞めたブログ、そして諸事情があって再開したブログ。再開後のブログも今月で丸2年が経過した。諸事情というのは主に気持ちの上だけの諸事情で、簡単な話、ブログを「はけ口」にしてきた。コメントやトラックバックを閉じているのはこのせいだ。ブログを読んでもらって繋がりを持とうなどという気は毛頭無い。自分から滲み出る言葉をどこかに記録しておきたいという思いでしかない。

 これまで日記風に「1日に1つ」のペースで記してきたが、今後は「週に1つ以上」に弛めることにした。理由はいくつかあるが、一番大きいのは「同じようなこと(愚痴)を何度も記している」と感じたから。

2018年6月 7日 (木)

国民栄誉賞

 先週末、政府はフィギュアスケートで冬季五輪を連覇(2014年ソチ・2018年平昌)した羽生選手に国民栄誉賞を授与することを決定した。1977年に同賞が創設されて以来、最年少での受賞だという。

 受賞理由は「修練と努力により、冬季五輪個人種目における日本人初、世界でも66年ぶりの連覇という、歴史に残る快挙を成し遂げ、国民に夢と感動、社会に希望と勇気を与えた」とされた。

 国民栄誉賞の創設から41年。これを辞退した人が3人いるという。その中にイチローの名前があったが、彼は辞退なのだろうか。明確な引退後、あるいは米国の野球殿堂入りの頃に「延期」されたものと理解していたのだが。

 国民栄誉賞第一号を王貞治選手が受賞した際は、国をあげての祝福ムードがあった。むしろ王選手を表彰するために、この賞が創設されたといっていい。羽生選手の実績は受賞理由のとおりなのだが。彼はまだ23歳だ。授賞に対する政治的な思惑も見え隠れする。

 賞を辞退した残り2人は、プロ野球の盗塁王・福本豊氏(1947年(昭和22年)-)と作曲家の古関裕而氏(1909年(明治42年)-1989年(平成元年))。他の25人(組)の受賞者よりも、断然、こちらの人となりに興味が湧く。

2018年6月 6日 (水)

腱鞘炎

20180603 芒種(ぼうしゅ 二十四節気)。芒は「のぎ」。「のぎ」はイネ科の植物の先端にあるトゲ状の部分を指すらしい。稲、麦などの種をく時期という節気だが、ニュースなどで「今日は芒種です」と伝えられることはマレだ。農業技術の進化などで現在の田植えの時期とかなり乖離があるからだろうか。時節を表す言葉になっていないから。

 2月に実家の雪かきで痛めた手首。なかなか痛みが治まらず、ついに医者に診てもらった。手や足を痛めると、日頃、何気なく使っている体が、あらゆる場面で酷使されていることに気づかされる。パソコンや車の運転、食事で箸を持つ時、衣服を着る・脱ぐ時にも手首が痛む。

 自分の心身だけは自分が守るしかない。

2018年6月 5日 (火)

不機嫌罪

20180605 アジサイが開花の準備を始めた。まだ何色か正体を見せないこの時季のアジサイも美しい。今年は梅雨入りが早いという予報が出ている。

 昨日の話を引きずる。客として標準以下のサービスを受けた場合、それがモノであれば返品することができる。人(接客)の場合、クレーム・苦情を入れることもひとつの方法だ。しかし、多くの人は泣き寝入りしたり、「もう2度と使わない」と心に決めて、その感情をやり過ごすのではないか。

 「やり過ごせること」ができる状況ならば、心のスリ傷はやがて消える。これが職場環境になると話は深刻化する。多くの職場では「やり過ごすこと」が難しいからだ。心のスリ傷は治癒する時間もなく、またそのキズ口が傷つけられていく。

 自分が仕事のパートナーとして信頼する人は、仕事ができる人ではない。職場で最も元気な人でもないし、営業成績が1番だったり、事務や細則を熟知している人でもない。もちろん、肩書きも信じていない。自分が最も信頼する人は「気持ちが安定している人」だ。

 人には人格・性格があり、例えば明るい性格、普通、暗い性格がある。テンション高め、標準的、低めというのもある。積極的、平均、消極的など、あげればキリがない。その中で自分が信頼する人は明るい人ではないし、積極的(あるいは前向き)な人でもない。「気持ちが安定し、抑揚が少ない人格の人」を信頼する。 

 日によって、気分によって、こちらが異なるアプローチを要するというのは困る。だから、自分が最も嫌悪するのは「不機嫌な人」ということになる。不機嫌な人は「不機嫌の悪影響」知らない。不機嫌は甘えであり、不機嫌は罪なのだ。「情緒が安定している」、「感情の起伏が少ない」、「気持ちが安定している」ということは極めて高い能力だと信じている。

 働く者たちは、自分が暮らすため、生きるため。家族が暮らすため等のために働いている。その労働力は企業を通じて社会の発展に寄与する。そして、普段はそんなことは誰も考えないが「今よりも上質な社会を作るため」にも貢献している。そんな共通認識(というより、マナー)を持つ者の集団ではパワハラは生まれないように思う。パワハラは「不機嫌な人」に多く発生する。

2018年6月 4日 (月)

ベテランの価値

 多くの人は平日に仕事をし、休日・週末に余暇を楽しむ。自然といわゆるサービス業に接する機会は休日・週末に増えることになる。

 この週末、5つの店に初めて訪問する機会があった。そのうち、4つの店は平均か、平均以上の接客をする店だった。接客やサービスといっても、大多数の人は何か特別なことを求めている訳ではない。普通でありさえすれば、それでいいと考える人がほとんどだと思う。自分もその大多数のうちの一人だ。

 残るひとつの店で平均以下の対応に遭った。顧客対応がマニュアル化されている現在では、なかなかお目にかかれない対応だった。5つの店は業種や繁忙度も違うが、5人の中で酷い対応をしていたのは最も年上の方で、最も暇な店の店員だった。

 事務は一切、IT化されておらず、時代から取り残されたような仕事。その単純作業の繰り返しこそが仕事であり、効率化や合理化が自分の仕事を奪うと考えているのかもしれない。もちろん店員だけの責任ではないが、ごく小規模なビジネスでは、組織(仕組み)よりも人柄で解決できることの方が多い。

 年をとっているということは経験があるということ。その仕事の経験が例え若者より短くても、人生経験や社会人経験、あるいは顧客対応の経験が多数あることに「年寄りの価値」、「ベテランの価値」がある。若者は“塩対応”でも許されるが、ベテランに塩対応という半ば寛容な区分は存在しない。それは雑な対応であり、基本的な能力の欠如や人格の問題として扱われる。

2018年6月 3日 (日)

政治・野球・宗教と…

 営業の場面ではよく「政治・野球・宗教」の話題はタブーとされる。「地雷を踏まないように万全を期す」という意味で、それらを避けた方がいいというのはわかるが、地雷を踏むケースはどんな話題であっても似たような確率で発生する。

 政治・野球・宗教の話題は「そうでもない」というのが実感だ。例えば「政治の話くらいできなければ」と思う。企業経営にかかわるような施策、身近な年金や税金にかかわるような話題について、各党の政策から話ができることは信頼に繋がる。一方の肩を持つからタブーとされるのであって、適度な庶民感覚と適度な合理性を持っていれば怖がる話題にならない。

 野球や贔屓(ひいき)にしているスポーツチームの話で困ったことはない。野球はどこが勝っても構わないし、興味がない。しかし、「野茂が好き」、「カズが好き」という選手個人への想いは話す。大好きな競馬の話は、振られたら食いつくスタンス。最も苦手な話題はゴルフ。ゴルフ好きな人はゴルフ嫌いを矯正しようとする人が多い。話を合わせているとプレーに誘われたりする。

 宗教の話題は少しだけ注意を要する。(話を)振られたら受けるというスタンス。よくあるのが「新聞購読」のケースだ。これはむしろ公然としており、わかりやすい。「全国紙と地方紙(あるいは経済紙)を購読しており、経済的にムリなんです」と逃れる。しかし、仮に3ヶ月購読して関係性が保たれるなら、現実的にその程度は受け入れた方が得策だ。社会的に何の意味も持たないノルマに追われるサラリーマンは、宗教的には意味も持たないノルマに追われる信者の気持ちがわかる。但し、その判断が実績となり、後任へ引き継がれていくリスクも考えなければならない。また、宗教に関しては顧客に限らず、同僚との関係性の中でも注意がいる。

 実はタブーなのではと思われる話題が「縁故」だ。名字が違っても兄弟や親戚、よくある名字の人が実は…ということが少なくない。「誰も聞かせてくれなかった」ということが多い。

2018年6月 2日 (土)

野茂と大谷

20180530 「凄い」という言葉は都合が良いので、ついつい使ってしまう。「素晴らしい」とか「良いですね」なども同じ。たいていの場合、「何が」、「どう」という部分が抜け落ちてしまう。

 「凄い」というのは「人の心に強く迫る感覚のこと」。迫力があること、威圧的であること、圧迫されること、抑圧的であること、気迫や殺気があること、衝撃的であることなど。

 大谷翔平選手がMLBデビューしておよそ2ヶ月が経った。自分自身の中では野茂英雄こそ唯一無二の日本人メジャーリーガーという思いが強い。全てを投げ出し、退路を断ってメジャーに挑戦した野茂と大谷は時代・世代、様々な環境の違いがあるが、どこか共通点があるように映る。

 「Shohei」と「show」を捩(もじ)った「Sho-time」(ショータイム)という造語はロサンゼルス・エンゼルスのスーパースター マイク・トラウト選手が作ったものと伝わっている。「お眼鏡にかなった」ということだろう。

 大谷選手の「何が」、「どう」、「凄い」のか。野球選手として具体的な技術の凄さはわからない。自分が彼から「強く迫る感覚」として受け取るものは、これまで長く続いてきた価値観をひっくり返したことだと思う。彼は「分業制が進化し、それこそが合理的だと考えてきたMLBの価値観」をひっくり返した。既成概念、固定概念を転覆させた。

 打つだけの人がいて、投げるだけの人がいた。しかし、彼はホームランを打ち、三振を取る。大谷の出現によって「打って投げること」 = 二刀流 が当たり前になる可能性すらある。ローテーションピッチャーの5人は、そのままチームの1番バッターから5番バッター。さすがにそれはゲームの世界だろうが、そんな妄想を抱かせる。

 野茂と大谷。何かが重なるのだが、具体的な表現に結びつかない。二人に共通するのは、ともに屈託のない無邪気な笑顔を見せることだ。

2018年6月 1日 (金)

ワールドカップ

 今月はサッカーのワールドカップがロシアで開幕する。昨日は大会に臨む日本代表が発表された。開幕戦は6月15日 0時(以下、すべて日本時間)に、決勝戦は7月16日 0時にそれぞれ行われる。

 グループリーグH組に入った日本は、6月19日 21時にサランスクでコロンビアと、25日 0時にエカテリンブルクでセネガルと、28日 23時にヴォルゴグラードでポーランドと、それぞれ対戦する。 

 恐らく日本のワールドカップは今月中のおよそ10日間で終わる。一昨日の壮行試合 ガーナ戦を完敗したからではない。仮に7月も試合ができること(決勝トーナメント進出)になったとしても、自分はそれを賞賛しない。その代わり、予選リーグで敗退しても非難しない。もちろん、結果論も記さない。

 野球にも興味がないが、サッカーには感情移入できない。メジャーなスポーツの中で、最も距離を感じるのがサッカーだ。サッカーは基本的にはビジネス。サッカーは最も成功したスポーツビジネス。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2016/09/post-6994.html

2018年5月31日 (木)

夕景2つ

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 最近はケーキも夕方になると安くなる。5月の月末が終わったのでご褒美。

 夕立のような雨がザァ-ッと降った後、空気が澄んだ。

2018年5月30日 (水)

「帳消し」は難しい

20180529 通勤途上にあった植栽の花。一瞬、桔梗かと思ったが、違う。葉が7枚だったり8枚だったりする。葉の中央は鮮やかな紫で、星形の葉を縁取るように白くなっている。

 「帳消し」という言葉がある。元は経済や経理の用語と思われる。勘定が済んで帳面の金額を抹消すること、債務が消えることの意味。もうひとつ、「互いの損得をなくす」という意味がある。ある物事によって、それまでの損得の価値がなくなること。差し引いて(相殺されて)価値や意味がなくなること。

 スポーツの世界には帳消しがよくあった。「エラーを帳消しにするホームラン」などがいい例だ。企業においてもそれに似たことが許されてきたと思う。しかし、もうそれは古い悪習だろう。

 関東学生アメリカンフットボール連盟が悪質タックル問題の処分を発表した。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/05/post-4c95.html

 前監督と前コーチが選手に悪質なタックルを指示したと認定。前監督と前コーチを除名(事実上の永久追放)処分とした。選手は今シーズンの出場停止処分。チームは公式試合の資格剥奪処分が課された。

 前監督、前コーチによる悪質な反則指示があったことを認定した。前監督と前コーチは、昨年の大学選手権でチームを優勝に導き、これまでも名門を率いてきたアメフト界の功労者だ。

 この出来事を社会は他人事のように捉えている。今回の監督やコーチを擁護する気は毛頭ない。しかし、このような構図は、この社会には蔓延している。どれだけ目先の数字を作ることができても、部下や若者、人やその人格、そして何よりもルール違反を踏み台にした作られた数字は意味を持たない。

 現代では「帳消し」は難しい。未だ「帳消し」が横行する組織がある。その組織は衰退する組織だと断言できる。

2018年5月29日 (火)

亀の尾 再現の地(旧 和島村)

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 旧 和島村 県道69号沿いに、久須美酒蔵、住雲園、村の社(やしろ)然とした鹿嶋神社などがある。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/02/post-ea2c.html

2018年5月28日 (月)

2018年 オークス・ダービー 

20180527 週末は実家の泥上げとゴーヤ棚の設営、知事選の期日前投票、献血、飲料水の箱買い等々、雑用を済ませることができた。それもこれも日曜の15時前にはテレビの前でゆっくりしたかったから。2018年のオークスとダービーを振り返ってみる。

 5月20日 オークスはアーモンドアイ(父ロードカナロア)が桜花賞に続く勝利。新潟競馬場デビュー馬のオークス制覇はメジロドーベル以来、21年ぶり。馬券は人気馬の信頼性が高く、ヒモ荒れを狙った。欧州の重厚な長距離血統(母の父デインヒル)を持った11番人気の馬を組み合わせた3連複を買っていて、展開はほぼ狙いどおりになったが、結果は1着-3着-4着。

 アーモンドアイは昨年8月6日、ロックディスタウン、タイムフライヤーなどが出走した1800㍍の新馬戦(5R)の後、1400㍍の新馬戦(6R)でデビューした。フサイチパンドラの娘、ロードカナロアの初年度産駒ということで注目していたものの、減量騎手が乗る先行馬を捕らえることができなかった。当時の2着がこれまでで唯一の敗戦。牝馬2冠馬となった彼女は無事に出走さえできれば秋華賞の勝利は確実だろう。歴史に名を残す名牝のデビュー戦を目の前で観ながら、写真の1枚も残せていないのは残念。これは馬券が取れなかった以上に不覚であり失態だ。

 5月27日 ダービーはワグネリアン(父ディープインパクト)が勝利。福永騎手は19回目の騎乗でダービージョッキーになった。武豊騎手がスペシャルウィーク(父サンデーサイレンス)で初めてダービーを制した1998年(キングヘイロー)が初騎乗だった。今年のダービーは終わってみれば1着が皐月賞の1番人気馬、2着が皐月賞馬。それぞれディープインパクトとオルフェーヴルの仔。決して驚く結果ではないのに馬連7,950円は美味しい馬券。

 馬券はゴーフォザサミット(父ハーツクライ)を軸に“新潟競馬場デビュー馬”(12番人気、14番人気、15番人気)に流した。何十回もやられている悪魔の馬券だ。今年も返り討ちにあったわけだが、掲示板に載った5頭は5番人気→4番人気→16番人気→13番人気→2番人気。遠いようで近い馬券だった(と慰めたい)。しかも、軸馬は、こちらもダービー未勝利の蛯名騎手の馬だから、遠いようで近い馬券だった(と慰めたい)。

 ワグネリアンは2015年生まれのサラブレッド6,955頭の頂点に立った。来週からは2016年生まれの馬たちの新馬戦が始まる。夏の新潟では未来のアーモンドアイを見落とさないようにしたい。

2018年5月27日 (日)

大黒製パン(見附市)

201805261 見附市の商店街に新たな店舗の開店が相次いでいる。10日ほど前の地方紙に取り上げられていたので、その記事の表現を借りる。「本場のフランスパン屋」、「昔懐かしいコッペパン屋」、そして「アンティーク雑貨屋」の3店。

 このうち「昔懐かしいコッペパン屋」というのが「大黒製パン」。大黒様をあしらったロゴが目を引く。とてもキャッチーで老若男女に親しみやすい。電話番号にもこだわりが見える。 品揃えはコッペパンと食パンのみと聞いていたが、コッペパンの具材の種類は惣菜系を含めると10種類以上ある。どの種類も1度食べてみたくなる。王道のバタークリームは近隣にも有名店がいくつかあるが、それらに充分に太刀打ちできるもの。食パンは柔らかいだけのものではなく、旨味がある。そのままでも美味しいが、たっぷりとバターを塗って食べたくなる。野菜や卵やベーコンを挟む必要はない。

 既に人気店になっており、来店客の足が絶えないようだ。しかし、長く営業し続けることを願うばかり。今は寂れた商店街に、かつては「見附センター」や「ダイマゴ」、「ボン・オーハシ」、「しらさぎレコード」…などがあった。これらの店は市民全員が知っていたと言っていいだろう。商店街のバトンを繋ぎ、市民の認知度100%のパン屋を目指して欲しい。

 大黒製パン 見附市本町1-1-36 ℡0258-62-8808 営業時間:7時~18時半 定休日:水曜

2018年5月26日 (土)

新潟デビュー馬のダービー馬

 明日はダービー(東京優駿)。今年の出走馬には新潟競馬場でデビューした馬が3頭いる。タイムフライヤー(父ハーツクライ)、オウケンムーン(父オウケンブルースリ)、サンリヴァル(父ルーラーシップ)。

 タイムフライヤーはGⅠホープフルステークスを勝ち、オウケンムーンは近年、クラシックに直結すると言われるGⅢ共同通信杯を制した。サンリヴァルは前走のGⅠ皐月賞で2着と好走した。いずれも実績は申し分ないのだが、人気は順に12番人気、13番人気、14番人気(前日オッズ)。

 先週のオークスを勝ったアーモンドアイ(父ロードカナロア)は新潟競馬場デビュー馬。新潟デビュー馬のオークス制覇はメジロドーベル以来、21年ぶりだった。

 「新潟競馬場デビュー馬による同一年のオークス・ダービー制覇」という記録はあるのだろうか。直近の新潟デビューのダービー馬は3冠馬・オルフェーヴル(父ステイゴールド)。1番人気馬や最内枠(1枠1番)が強いダービーを、今年は1番人気のダノンプレミアム(父ハービンジャー)が1枠1番で迎える。データはこの馬が主役であることを裏付けているのだが。

 懲りもせず、新潟デビュー馬の馬券を買う。皐月賞同様、軸馬から3頭へ。

2018年5月25日 (金)

SNSが世の中を掃除している

 日本には1945年(昭和20年)を境に「戦前」、「戦後」と時代を区切る言葉がある。最近、それと同じ意味で「SNS前」、「SNS後」と区分されてもいいと考えるようになった。

 もちろん、SNS(social networking service)には功罪がある。しかし、圧倒的に「功」が勝っている。

 それまでの社会ではとうてい暴露され得なかった事実(悪事)が、白日のもとに晒される。それらは一瞬にして拡散され、圧倒的な世論が形成されることもある。

 様々な不祥事や不都合な事柄が露呈するようになったのは、社会が弛んでいるのではなく、それらの不祥事や不都合が、ずっと以前から存在したからだろう。

 SNSが世の中を掃除している。

2018年5月24日 (木)

旧知の人、2人

 旧知の人に会った。1人目は7年ぶり。

 汚い言葉(自分はそう捉えた。汚い言葉ではないのかもしれない)を修正して言うと、「組織が衰退したのは甘くて緩い人間が多くなったせいだ」。その言葉は「だから自分は北朝鮮の体制を敷く」と続く。

 人は弱い。独裁体制を敷く者は臆病者。そして「テイカー」だ。甘く、緩くても成績は伸びる。その成功体験を知らない。テイカーによって疲弊し、搾取される「ギバー」と「マッチャー」。

 本質的に強靱な組織は「しなやか」であることが多い。つまり、北朝鮮ではなくアメリカの体制ではないか。「多様なことが強いこと」と考えるようになったのは25歳の頃だが、今年50歳になる彼は「北朝鮮的なもの」が強さだと信じているようだった。

 旧知の人に会った。2人目は24年ぶり。

 子育てが終わり、働き出したという。送別会の後、近所で別れたのが最後。

 1人目の彼は北の凍土に立つ針葉樹のようで、2人目の彼女は南の島に立つ広葉樹のようだった。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/20180401.html

2018年5月23日 (水)

紙のカーネーション

 ちょうど10日前の5月13日は「母の日」だった。

 1970年代、「母の日」のひと月くらい前になると、小学校では「紙製のカーネーション」の募集があった。子どもがお小遣いで“疑似カーネーション”を買い、母の日に贈るという趣旨だ。記憶は定かではないが、ひとつ80円とか70円とか、そんな金額だったと思う。購入するのは自由だったが、幼心に違和感を感じることが二つあった。

 ひとつはお金の出所だ。当時、決まったお小遣いをもらっている子どもはいたが、うちにはお小遣いという仕組みがなかった。必要な時に必要な額を申告してもらっていた。それだから、そのカーネーションも「母の日のカーネーションを買うからお金ちょうだい」と言って、母からもらっていた。母は自分で自分のカーネーションを買っていたことになる。

 もうひとつの違和感は、疑似カーネーションには赤と白、2種類があったことだった。その選択基準は「母親には赤、父親には白」だった。母の日に父親…。つまり何らかの理由で「母親がいない子どもは白を購入する」という意味だった。

 現代の感覚では考えられない。わずか40年前の慣習は、下劣で野蛮。まるで原始人並みだ。感傷的な意味で「昔は良かった」ということはある。しかし、多くの場面で、「昔の方が良かった」などということはほとんどないといっていい。

2018年5月22日 (火)

遷都

 昨日は東京へ日帰り。なんだかんだ今年3回目の東京。仕事であれ、遊びであれ、この世界的都市の影響下から逃れることはできない … のだろうか。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/20170901.html

 「鳴くよ(794)ウグイス平安京」 794年 桓武天皇は寺院勢力の強い奈良を離れ、京都(平安京)に遷都した。

 それから398年後。「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」 1192年 源頼朝が鎌倉に幕府を開いた(最近では1185年を鎌倉幕府の成立年としている)。

 それから411年後。1603年 徳川家康が征夷大将軍に任命され、江戸幕府を開いた。

 それから415年後。2018年の日本に我々はいる。この国はおよそ400年周期で国の都を変えて来た。

 遷都という選択の経済的波及効果は計り知れない。400年着続けた東京という服を脱ぐことは、文字通り既得権益から脱皮することを意味する。

2018年5月21日 (月)

権力と会食する芸人

20180513 日本を代表するお笑いコンビがいる。毎日のようにどこかのテレビに出演していて、ずつと長い間、帰宅すると彼らの笑いでストレスを発散するという日常が続いた。彼らの出演番組を録画して休日に見ることもあった。彼らが活躍し始めたのが、ちょうど自分が社会人になった頃と重なっていたから、もう四半世紀になる。

 テレビ越しの関係(つまり、ほとんど無関係)でしかないものの、1年ほど前から多少の違和感を感じ始め、彼らの出演番組を心待ちにすることがなくなった。現在ではひとつの番組を除いては自動録画の設定も解除してしまった。

 違和感を感じたのは、そのコンビの一人が「首相と会食した」と報じられ、そのことについて「食事代は割り勘した」(つまり「ごちそうになった訳ではない」)と発言したことがキッカケだ。彼は彼らから権力に寄って行ったのではなく、「向こうから誘われた」と話していた。

 権力側にすり寄られる権力になったという自覚が皆無。彼らはメディア操作の対象なのに。彼らのテレビを観ても笑えなくなってしまった。もちろん、笑えなくなった理由のほとんどは自分にある。彼らは成長し、肥大化し、今では権力側の人間になった。一方で、自分はこれからも歯車として働く。そんな僻(ひが)みや“やっかみ”が自分の心にあるのだろう。

 お笑いの本質は“権力的なもの(権威的あるいは「威張った奴」)への批判のこと”ではないのだろうか。

 時はモノを壊していく。時は人を壊す。

2018年5月20日 (日)

古くて新しい財布

20180516 月曜日の帰宅途中に通勤カバンの中で水筒のお茶をこぼした。カバンの中は洪水になり、浸水被害が出た。床上浸水だった。手に馴染む感じが気に入って、2代続けて使っていた財布も浸水した。

 中身を取り出し、風に当てた。普段は何気なく使っているが、マジマジとながめるとみっともない。どうやら耐用年数を経過したらしい。

 いつか営業の仕事を卒業して、財布をがさつに扱うことがなくなった時に使おうと思い、とっておいた財布がある。いつだったか、関東のアウトレットで購入したものだ。本棚兼クローゼットの奥から引っ張り出した財布には保証書が付属していた。そこには2011年6月と記入されている。今から7年前だ。

 今週は通勤カバンを新調し、クールビズに衣替えした。相変わらず営業の仕事からは卒業できないが、この古くて新しい財布を使い始めることにした。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/05/post-49b0.html

2018年5月19日 (土)

訃報が続く

 今年は訃報が多いような気がする。星野仙一氏(1/4)、大杉漣氏(2/21)、高畑勲氏(4/5)、衣笠祥雄氏(4/23)…。ひとそれぞれに寿命があるのだが、平均寿命に満たない死を聞くと心が痛む。

 西城秀樹氏の訃報(5/16)がネットニュースとなって流れた後、会社のデスクでは50代の人たちが声をあげた。自分にとっても「こんなにかっこいい男性がいるんだ」と驚いた記憶がある。ものごころついた頃、初めて憧れたアイドルであり、スターだった。

 個人的には犬飼兵衛氏(1/16 朝日新聞阪神支局襲撃事件で重傷を負った記者)、西部邁氏(1/21 評論家)、野中広務氏(1/26 政治家)、石牟礼道子氏(2/10 作家)、金子兜太氏(2/20 俳人)、岸井成格氏(5/15 ジャーナリスト)ら、少なからず影響を受けた方々の死を重く受けとめている。

 昭和から平成に元号が変わったのは1989年。平成から新たな元号に変わるのが2019年。改元の前年という意味で、2018年は1988年と似た境遇にある。

 30年前。元号が昭和から平成に変わる頃。それまでの時代を代表する人物が世を去った。そして、バブル経済は破綻・崩壊した。アベノミクスの行く末も30年前の過去が教えてくれている。

2018年5月18日 (金)

いもり池(妙高市)

201805162 いもり池。ミズバショウの花は4月から5月にかけてだというから、2週間ほど遅かったようだ。妙高高原は何度も訪れているが、有名なこの池を訪れたのは初めて。いもり池のいもりはあの「いもり」が棲んでいるから。元々は沼だったものを池にしたと書かれていた。湖畔の喫茶ホンドリスも「本土のリス」のこと。飾りがないのは飾らなくても良いからだろう。

 「妙高山といもり池」は、写真や絵の素材になってきた。初めて池のほとりに立ち、その意味がわかると同時に「どこかで観たことがある」という気持ちになった。

 新緑や向夏の季節もいいが、やはり紅葉、あるいは冬の晴れ間も絶景だろう。

2018年5月17日 (木)

ごはん処食堂ミサ(妙高市)

201805161 7~8年ぶりに「食堂ニューミサ」の味噌ラーメンを食べたのが3月。まさか今年2度目のミサが訪れるとは思わなかった。

 http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/03/post-fe3e.html

 今回は「道の駅あらい」にある正式名「ごはん処食堂ミサ あらい道の駅店」。

 前回の経験があったので、並盛りではなく、「半麺+おにぎり」のセット(800円)を注文。旨いことに変わりはないのだが、やはの寒い時季に食べるのがこのラーメンには合っている。なお、セットのおにぎりはコンビニおにぎりの2個分はある。

 ごはん処食堂ミサ あらい道の駅店 妙高市大字猪野山120-8(上信越自動車道「新井PA ハイウェイオアシス」からも入店可能) ℡0255-72-1133 営業時間:平日11時~21時半(土日祝 10時半~) 定休日:木曜

2018年5月16日 (水)

組織的なタックル

 嫌な予感がしていた。図らずもその予感が当たっていたようだ。

 大学アメリカンフットボール界の名門同士の試合で行われた悪質タックル問題。タックルをしたディフェンスの選手は監督に「責任は俺が取る」と言われていたという情報がある(※)。選手はこの試合で反則を繰り返し退場処分となっていた。試合の反則場面を見て、“不自然さ”を感じた人は多いと思う。

 繰り返すが、試合はアメリカンフットボール界の名門校によるもの。このレベルの試合では、試合に出場すること自体が難しい。出場 = 大学アメフト界最高レベルの選手ということになる(後にわかったところではタックルした選手は大学日本代表候補)。

 プレー数秒後のタックル、度重なる反則。これが選手自身によるプレーであったなら、彼は次の試合に出場できないだろう。選手層が厚いチームに「代わりはいくらでもいる」からだ。にもかかわらずこの選手は、プレー数秒後にタックルを試み、その後も反則を繰り返した。それができたのは、そのラフプレーが“公認されたもの”だったからだろう。

 タックルを受けたのはアメフトの花形であるクォーターバックで、将来のエースと目される選手だった。当該大学のアメフト部監督は試合の後、公の場に姿を見せていない。日本のスポーツ界の嘘臭い部分が露わになった。これと似たような構図は社会と会社のあらゆる場面で起こっている。勝利至上主義は利益至上主義と同義語だ。監督個人だけの罪ではないことを肝に銘じたい。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/04/post-9c9b.html

※追記 タックルが監督のオーダーだったか否かの真偽は明確ではない。「フェイクニュース」に加担するつもりはないが、反則場面に“不自然さ”、“不可解さ”を感じたこと、日本のスポーツ界も社会の縮図のような様であることを記したので、記事はこのままにします。

2018年5月15日 (火)

訃報、そして悲報

20180515 毎日新聞社の岸井成格(きしい・しげただ)氏が死去した。73歳だった。

 晩年は数少ない良識派の政治コメンテーターとして活躍した。

 安倍政権と対峙する姿は、現在の政権が持つ欺瞞を見抜いていた。

 主義主張ではなく、“誤りを正す”という「ジャーナリスト」のバトンは誰が引き継ぐのか。

2018年5月14日 (月)

おろしたての悲劇

 昼休み。おろしたばかりのボタンダウンのワイシャツにコーヒーを垂らした。おかげで午後からは上着を着たままだった。こんな日に限ってデスクワーク。

 帰宅途中。おろしたばかりの通勤カバンの中で水筒のお茶がこぼれた。おかげでカバンの中は洪水になった。こんな日に限って書類が入っている。出張用の切符も濡れた。

 コーヒーは不注意、水筒も不注意。ワイシャツもコーヒーも上着もデスクワークも。カバンも水筒もお茶も書類も切符も。みんな悪くない。悪いのは自分自身。

 そういうことが、世の中には無数にある。

2018年5月13日 (日)

猟犬の宿命

 2018年3月期の決算発表がピークを迎えている。“衰退”あるいは“斜陽”産業である地方銀行では増益決算が目に付くのだが…

 ①福島銀行は社長(日本銀行出身)の後任に同じ福島県を営業エリアとする東邦銀行の元専務を招聘(しょうへい)する。会見では両行が将来的に経営統合する可能性を否定したようだが、そんな訳はないだろう。

 ②スルガ銀行は、女性向けのシェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営する㈱スマートデイズが破綻した問題で、審査書類の改ざんを知りながら融資したとする社内調査結果をまとめた。行員数十人が関与したとみられ、金融庁は「不正は組織的だった可能性が高い」と見て行政処分を検討している。行員の中には融資実行の見返りとして、業者から金銭を得たり、接待を受けていたケースもあるという。スマートデイズは代理店を介し、ほとんどの購入者に「横浜市内の同行支店で融資を受けるよう」指示していた。

 「猟犬」は自身に課せられた「獲物を捕獲する補助」の役割を持っている。猟師と獲物を仲介し、時には獲物と格闘し、返り血を浴びることもある。現代の銀行員はこの猟犬の存在に似ている。

 返り血を浴びた銀行員たちを、気の毒に、不憫に思う。しかし、このブログでは繰り返し何度も記しているように、それは自身が招いた結果であり、境遇であることを忘れてはならない。戦争では上官に殺せと命令されれば、人を殺さなければならない。日本人や銀行員の多くは、その命令に背けない。だからこそ、戦争をしてはならない。

 “スマートディズの戦場”で、組織の命令に従った者は被害者ではなく、明らかな加害者であることを忘れてはならない。そのことを飼い慣らされた猟犬たちは理解できるだろうか。

2018年5月12日 (土)

うどん屋の唐揚げ

 ブログ記事のカテゴリをいくつか分けている。その中に「街の風景」と「お気に入り」というカテゴリがある。「街の風景」は街・町の風景を撮影したり、切り取った場面を載せている。風景にとどまらず、例えば飲食店などもそのカテゴリに入れている。そんな飲食店の中でも、複数回訪れたり、リピーターになった店、あるいは味などに特色があり、惹かれた店については「お気に入り」のカテゴリに入れる。今日はこの店を「お気に入り」として記す。

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 原信宮内店の駐車場内にある「角中うどん店 宮内店」。複数回通っているうちに「お気に入りメニュー」ができてしまった。写真左が「たっぷり野菜の黒カレーうどん」(820円)、写真右が「唐揚げ定食」(780円)。

 訪れる度に、店内の客が増えている印象。そうだろう。美味しくて満腹になれる店。

    http://kasa.air-nifty.com/blog/2018/03/post-1c1c.html

 角中うどん店 宮内店 長岡市宮内町3254-1(原信宮内店駐車場敷地内) TEL 0258-86-7740 営業時間 :10時~23時LO

2018年5月11日 (金)

倹約の絨毯

 5月のこの時期は爽やかな天候が続くはずなのだが、今年は寒い。温暖というよりは冷涼で先週の北海道よりも肌寒い。

 今日は昭和11年(1936年)生まれの父の82歳の誕生日。

 父からは多くのことを学んだ。父から学んだ最大の教えが「倹約の思考」だ。

 「節約は美徳である」という考え方は日本人の心底に脈々と流れるいわば“民族思想”だと思う。その証拠という訳ではないが、節約には似たような言葉がたくさんある。倹約、節減、削減、縮減、軽減。使ったことはないが、節用、節倹、節略という類語もある。また、経済的という言葉も同じ意味で使われるが、こちらは若干スマートな印象になる。誰も節約を悪く扱えない。

 一方で過度な節約には「ケチ」という言葉が待ち受けている。行き過ぎた節約は悪とされる。そちらの言葉もたくさんある。例えば「吝嗇家(りんしょくか)」。金品を提供することをしぶる人のこと。他にも、しぶちん、しまりや、しみったれ、守銭奴…とキリがない。

 海外の映画祭でスター俳優たちが赤い絨毯(じゅうたん)の上を歩く姿を見ると、自分もある絨毯の上を歩いていることに気づく。それは「倹約の絨毯」だ。思春期の頃までは、父を行き過ぎた節約家と考えた時期があった。しかし、それは堅固な倹約であった。「倹約心が敷かれた人生を歩く」ことの意味を、父から教わり、父が敷いてくれた絨毯の上を歩いているように思う。

2018年5月10日 (木)

挑戦と忍耐

 映画監督の大林宣彦氏が、ほぼ3時間一人で語った「最後の講義」を視聴した。

 小津安二郎、黒澤明、淀川長治、山本嘉次郎、円谷英二、ジョン・フォード、フランソワ・トリュフォーら、映画界の先人や影響を受けた人々の名を挙げ、日本と世界の映画作品、映画が辿ってきた時代背景、そして自身が撮ってきた作品を織り交ぜながら語った“遺言”だ。

 「古い映画が新しい映画を生む」、「映画とドキュメンタリーに境界はない」、「撮らないというフィロソフィー」、「豆腐屋として映画を作る」、「平和孤児」、「プラカードを担がない」、「戦前を生きている」、「映画で過去と未来を結ぶ」、「映画とはメイク・フィロソフィー」…。

 大林氏の講義を聴いていて思ったこと。それは「語る者だけが道を拓く」ということだ。大林氏に当てはめれば「撮る者だけが道を拓く」。

 撮る者。それは「行動する者」と置き換えられ、更にそれは「挑戦する者」と言い換えられる。やはり、忍耐からは何も生まれない。いや、忍耐から繰り返し生産されるのは、必死に自己満足として消化しようと、心や精神に生ずる“胃酸”だけだろう。「挑戦」の対義語は「応戦」だというが、対になる“対極語”が「忍耐」だ。

 当地・長岡を舞台にした「この空の花 長岡花火物語」(2012年)が大林氏の「戦争3部作」の重要な位置を占めていることを知る。「戦争3部作」はおそらく氏にとって最後の監督作品になる。大林宣彦氏の「最後の講義」は「最後の抗議」であった。

2018年5月 9日 (水)

ある貧困ビジネス

 貧困ビジネスとは 「貧困層をターゲットにしつつも、貧困からの脱却に資することなく、貧困を固定化するビジネス」(Wikipedia)

 Wikipediaから更に抜粋 「ネットカフェ、労働者派遣、住み込み派遣、ゼロゼロ物件、無料・低額宿泊所、消費者金融、ヤミ金融などといった、経済的に困窮した社会的弱者を顧客として利益を上げる事業行為を指す。貧困ビジネスはビジネスモデルそれ自体が違法行為であるからだけではなく、そのシステムが非人間的なありかたを貧困層である当事者たちに強いる構造を持っている。また、貧困ビジネスを行う企業や団体の多くは社会的企業を装っている。社会的企業は、社会問題の解決を目指した社会変革を通じた社会貢献と企業の利益を両立させることを目的とするが、貧困ビジネスは社会問題の解決ではなく「社会問題の固定化」により利益を上げる、社会的企業の対極にある」

 NHK受信料と国民年金保険料の徴収は民間企業に委託されている。その請負企業が裏で繋がっている事実を、心あるジャーナリストは取り上げないのだろうか。

2018年5月 8日 (火)

再々訪・魚沼の里(南魚沼市)

20180507 清酒「八海山」の蔵元・八海醸造がプロデュースする「魚沼の里」。改革・革新と記すとおおげさになるが、新たな提案の手を弛めない。敷地の北側では地ビール施設の工事が進んでいた。

 「みんなの社員食堂」は「同じ釜の飯を食べる」という思想を原点にすべてのセクションの社員が利用する社員食堂。この施設は一般の来場客も利用できる。写真は「日替わり定食(800円)」。カレイの煮付けと塩麹漬けの越後豚がメイン。きのこと野菜具だくさんのみそ汁、魚沼こしひかり。大満足のランチだった。

 以前も記したように魚沼地方は「新潟県の表玄関」。この玄関よりも奥に「魚沼の里」以上に“観光客ファースト”の施設があるだろうか。あるとしたら、それはどこだろう。

  http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/03/post-7e96.html

  http://kasa.air-nifty.com/blog/2017/05/post-ea5b.html

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